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ヨルガオ(夜顔) [つる性]

白花で、熱帯アメリカ原産のつる性植物。原産地においては多年草ですが、日本では春まきの一年草として扱います。
朝に咲くアサガオに対し、ヨルガオは夜に咲きます。夏は夜8時頃から、晩夏以降は夕方4時くらいから甘い香りを放ちながら開花し、翌朝にはしぼみます。純白の花がぼんやりと夜の闇に浮き立ち、優雅かつ妖艶な感じです。
花はロート形で、日本には明治の始め頃に渡来し、観賞用として栽培されました。

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撮影:2017年10月18日 京都府立植物園にて

名称:ヨルガオ(夜顔)
科: ヒルガオ科サツマイモ属
園芸分類:
形態:一年草,半耐寒性,つる性,草本
原産地(分布):熱帯アメリカ
品種名:
草丈/樹高:つる性(4~6m)
開花期:7~11月
花色:白色
その他:


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ボタンフウロ(牡丹風露) [草花]

アオイ科の多年草。
原産地はアメリカ中部とのことです。
湿った草地などに生え、茎は灰緑色で、葉は縁が波打つものから5深裂するものまであります。茎の上部には葉がほとんどありません。4~6月ごろ、茎頂に直径2.5~5cmの紫色から赤紫色をした5弁花を咲かせます。花ははじめカップ形ですが、成熟すると平開します。

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撮影:2017年10月18日 京都府立植物園にて

名称:ボタンフウロ(牡丹風露)
科:アオイ科 カリロエ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):中部アメリカ
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:4~5月
花色:紫色から赤紫色
その他:


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シキザクラ(四季桜) [落葉樹]

花が4月上旬頃と10月末頃の年二回開花します。花は五枚一重で薄く淡い紅色。
春は開花と同時期に新芽も芽を出し、一方秋は自らの葉が落ちる時期に開花します。また、春のほうが花は大きくなります。
エドヒガンとマメザクラの交雑種と考えられていいるそうです。
桜の園芸品種

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撮影:2020年10月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年10月18日 京都府立植物園にて

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2017年11月9日 京都府立植物園にて

名称:シキザクラ(四季桜)
科:バラ科サクラ属
園芸分類:
形態:落葉樹
原産地(分布):桜の園芸品種
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4月と10月
花色:淡い紅色
その他:


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マンネンロウ(迷迭香) [常緑樹]

地中海沿岸に分布する常緑低木です。和名のマンネンロウよりもハーブ名のローズマリーの方が一般的に知られています。殺菌効果があることから、西洋料理では肉料理の香辛料として用いられます。生薬名を迷迭香(メイテツコウ)といい、全草にロズマリン酸などを含み、健胃・鎮痛・駆風作用があります。
成長すると高さ1.8mに達する常緑灌木。暑く乾燥した気候を好むが、耐寒性も高い。縁が厚くなった細長い葉を付け、こするとマツに似た香りがします。冬から春にかけて青や紫がかった白い花が咲き、観賞用としても人気があります。

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撮影:2017年10月19日 京都府立植物園にて

名称:マンネンロウ(迷迭香)
科: シソ科
園芸分類:
形態:常緑性低木
原産地(分布):地中海沿岸
品種名:
草丈/樹高:1.8m
開花期:冬から春にかけて
花色:青や紫がかった白色
その他:ハーブ名のローズマリー


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ギョリュウバイ(魚柳梅) [常緑樹]

オーストラリア・ニュージーランドを中心に約40種が分布する常緑の低木です。日本ではその中でも、スコパリウムと言う種を指し「ギョリュウバイ」と呼んでいます。
葉は先端がとがった形をしており小さくて堅いです。花の大きさは1~2cmで枝の先端近くにびっしりと付け、最盛期は全体が花色に染まります。一重咲きや八重咲きがあり、色は白、紅色などがあります。開花後は小さな褐色の果実を付け、熟すと裂けて中から細長いタネをたくさん出します。
葉の形が「御柳(ギョリュウ)」という樹木の葉に似て、花は梅の花に良く似ているため、日本では二つを合わせて「御柳梅(ギョリュウバイ)」と呼ばれる。

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撮影:2024年3月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年10月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月9日 京都府立植物園にて

名称:ギョリュウバイ(魚柳梅)
科:フトモモ科 ・ ギョリュウバイ属
園芸分類:庭木・花木
形態: 常緑低木
原産地(分布):ニュージーランドやオーストラリア原産
品種名:
草丈/樹高:30~400cm
開花期:2~5月、11~12月
花色:赤や桃、白など
その他:


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アーコレード [花木]

イギリスにおいてベニヤマザクラとコヒガンの交配により作出された品種です。
英国での開花期は春とされていますが、日本では環境条件によるものか、春と秋(9~11月)の二季咲きとなっています。十月桜に比べ、花が大輪で花色もやや濃色の美しい品種です。

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撮影:2017年10月18日 京都府立植物園にて

名称:アーコレード
科:バラ科
園芸分類:
形態:花木
原産地(分布):イギリス
品種名:
草丈/樹高:
開花期:10月上旬・4月上旬
花色:淡紅色
その他:


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ヤマラッキョウ(山辣韮) [山野草]

草丈は30~50cmになり、初夏から中空の花茎を伸ばし、9~11月にかけて紅紫色の球状花序をつけます。花1つ1つは雄蕊が長く突き出、花弁(合花弁)は6枚です。葉は根出葉、断面が稜形で幅は5~1cm程度、揉むとニラのような匂いがするそうです。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。
和名の由来は、山に生える辣韮(ラッキョウ)ということですが、食用にはされていません。

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撮影:2017年10月18日 京都府立植物園にて

名称:ヤマラッキョウ(山辣韮)
科:ヒガンバナ科ネギ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):福島県以南の山地や湿原など
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:9~11月
花色:紅紫色
その他:


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ホウキグサ(箒草) [草本]

春や夏は緑色をしていて、秋に紅葉するヒユ科バッシア属ホウキギ種の非耐寒・耐塩性の一年草です。昔は、茎や枝が赤く色づいて枯れたもの(乾燥させたもの)でほうき(箒)を作っていました。果実はトンブリとなり、「畑のキャビア」とも謳われる秋田の名産品です。 トンブリには、強壮、利尿に効果があるとされます。

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撮影:2017年10月18日 京都府立植物園にて

名称:ホウキグサ(箒草)
科:ヒユ科バッシア属
園芸分類:
形態:一年草
原産地(分布):南欧、アジア
品種名:
草丈/樹高:30~70cm
開花期:
花色:
その他:ホウキギ(箒木)とも


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セキヤノアキチョウジ(関谷の秋丁字) [山野草]

本州の関東や中部地方平洋側に分布する在来種です。
山地の木陰に生える多年草です。茎は細く、四角柱状で無毛か微軟毛があります。枝分かれし、葉は対生します。
茎の先や葉腋から花序柄をだし総状の花序をつけ、花は淡青紫色で、花冠は長さ約20mmの唇形型で細毛があり、萼は小さく5裂しています。
秋に青紫色の唇形の花をつけ、「丁字」形の花であるところからこの名にことです。「関屋」とは昔の関守の家(関所を守る家) のこと。関所の近くに咲いていたからこの名になったようです。
茎や葉は除虫剤や香料になるようです。

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撮影:2017年10月14日 京都府立植物園「秋の山野草としだ展」にて

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撮影:2019年10月23日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年11月6日 京都府立植物園にて

名称:セキヤノアキチョウジ(関谷の秋丁字)
科:シソ科 ヤマハッカ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):本州(関東~中部地方の太平洋側)
品種名:
草丈/樹高:30~90cm
開花期:9~10月
花色:青紫色
その他:


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クロバナヒキオコシ(黒花引起し) [山野草]

里山の林縁草地や棚田の土手などに生育する多年草。
茎は4角になり、稜には下向きの細毛があります。葉は対生し、3角状広卵形です。葉は薄く、縁には鋸歯があり、表面に毛がまばらに生え、裏面の葉脈上に短い圧毛と腺点があります。
花は茎の上部の葉腋から集散花序を出し、それが集まって大型の円錐花序になり、多数の花をつけます。花冠は暗紫色の唇形です。
 同属のヒキオコシと同様に、薬草として利用されます。全草を使用しますが、薬効成分は葉に多いとのことです。ヒキオコシ(引起し)の名の由来は、弘法大師が病で倒れた旅人にこの草を煎じて飲ませたところ、その病人が起き上がったという伝説からくるとのことです。

私が今回撮影したクロバナヒキオコシの花の色はクロバナと言われるほど濃くはあませんでした。これは違うのかな?と思われましたが、丁度居合わせた植物園の職員さんに確認すると、このクロバナヒキオコシは花があまり黒くないタイプとのことでした。クロバナヒキオコシはクロバナヒキオコシとのことです。ややこしいですね。

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撮影:2017年10月14日 京都府立植物園にて

名称:クロバナヒキオコシ(黒花引起し)
科:シソ科ヤマハッカ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州(山陰・北陸・奥羽地方)
品種名:
草丈/樹高:50~150cm
開花期:8~9月
花色:暗紫色
その他:


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