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リュウキュウアセビ(琉球馬酔木) [花木]

リュウキュウアセビ)は、沖縄原産で、ツツジ科アセビ属の耐寒性常緑低木。オキナワアセビ(沖縄馬酔木)とも呼ばれる。葉は倒披針形で葉縁に鋸歯があり、春に、円錐花序を伸ばし白い壺型の小花を多数付ける。アセビと比べて、葉には光沢が有り厚く、小花には厚みがある。新芽はピンクがかっていて、紅葉しているような美しさ。
本土に自生するアセビの近縁種で、有毒植物であるため、鹿による食害は受けないが、園芸目的の乱獲により、既に野生絶滅した。環境省カテゴリーでは絶滅危惧種

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撮影:2023年3月21日 京都府立植物園にて

名称:リュウキュウアセビ(琉球馬酔木)
科:ツツジ科 アセビ属
園芸分類:花木
形態:常緑低木
原産地(分布):沖縄
品種名:
草丈/樹高:150~300cm
開花期:3~5月
花色:白色
その他:別名:オキナワアセビ(沖縄馬酔木)


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チョウジザクラ(丁字桜) [花木]

チョウジザクラは、本州北中部と九州の一部(熊本県)の山地や沢沿いに分布するサクラの仲間。園芸品種ではなく日本に自生する野生のサクラ。
花は3月下旬から4月下旬に咲く。花は白からやや薄紅色。五枚一重であり、花びらは小さく花全体で大きくても2cm前後。花は180度近くまで平たく開き、萼筒も長く、このとき横から見ると丁字のように見える。花は下向きに咲くことが多い。
樹木の大きさは大きくなっても7m前後。花を除くとマメザクラに良く似ている。その樹皮を樺細工のような工芸品に使用したりする。
チョウジザクラの葉は長さ5~8cmほどで枝から互い違いに生じる。葉の縁にはギザギザが目立ち、先端は画像のとおり細長く尖る。形が左右非対称であること、葉や葉の付け根に薄茶色の細かな毛があるのも大きな特徴となっている。秋になると紅葉し落葉する。
花の後にできるサクランボは直径6mmほどの球形で長い柄がある。6~8月頃に黒く熟すせば甘味があって食用になる。

花が逆向きの丁字形で、香辛料の原料となるモルッカ島原産の「丁字(クローヴ)」に似るため、チョウジザクラと命名された。

地味ですがユニークな花を咲かせる桜の花とは思えませんか。

撮影:2023年3月24日 京都府立植物園にて

名称:チョウジザクラ(丁字桜)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉・低木~小高木
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:3~6m
開花期:3~4月
花色:
その他:別名 カバザクラ、カンバザクラ、メジロザクラ




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アカヤシオ(赤八汐) [花木]

アカヤシオとは、樹高2m~4m程になるツツジ科ツツジ属のヤシオツツジの一種で落葉低木。
アカヤシオの花は、葉が展開する前に淡いピンク色の花を下向きに付ける。花は径5cm~6cm程で、花冠は5裂して、先端は丸みを帯びる。長く突き出した1本の雌しべを10本の雄しべが取り囲み、上側5本の雄しべは短く、下の5本は長くなる。
葉は、枝先に5枚が輪生状に付く単葉で、菱形~卵状菱形となり、葉縁には長く細い開出毛があり、表面中央脈上に短毛が生え、裏面は中央脈下部に長毛がまばらに生える。また、両側に白く短い軟毛が密生し、秋には紅葉または黄葉する。
アカヤシオの果実は蒴果で、いびつな円柱形になり、10~11月に熟すと5裂して小さな種子を飛ばす。

アカヤシオという名前は、花の様子が似ている近縁種の「シロヤシオ(白八汐)」に対して、花色が赤みを帯びているため、「赤八汐(あかやしお)」と名付けられた。

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撮影:2023年3月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年3月27日 京都府立植物園にて

名称:アカヤシオ(赤八汐)
科:ツツジ科 ツツジ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):本州の東北地方南部から中部地方にかけての太平洋側
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:4~5月
花色:ピンク色
その他:


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サクラジマダイコン(桜島大根) [野菜]

桜島大根は、鹿児島県の伝統野菜でギネスブックに認定された、世界最大の大根である。桜島大根は、200年以上の栽培の歴史をもち、桜島地域の特産物となる。
通常の大根のように長くはならず、球形に肥大する。
桜島の噴火による火山灰と、軽石状の荒い砂利を含んだ土で栽培することにより、大きく、それでいてみずみずしい大根に育つと言われる。
8月下旬~9月上旬に種を播き、12月~翌年2月に収穫する。食用となり、生食や、風呂吹き大根などの煮物、千枚漬けなどの漬物、切り干し大根に用いられる。

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撮影:2023年3月5日 京都府立植物園にて

名称:サクラジマダイコン(桜島大根)
科:アブラナ科 ダイコン属
園芸分類:野菜
形態:1年草
原産地(分布):鹿児島県
品種名:
草丈/樹高:
開花期:2~4月
花色:紫色
その他:


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