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ツクバネガキ(衝羽根柿) [落葉樹]

中国原産で、果実の鑑賞様に植栽される落葉小低木です。
葉は互生で、葉身は丸味を帯びた菱形をしています。葉質は、薄く紙質。雌雄異株。花期は3~4月で壺状の黄白色の花を付けます。
果実は、液果。長さ3-5cmの楕円形で先端は尖ります。10月頃、橙赤色に熟します。
着果には雄株が必要です。渋柿で食用にはむきませんが、盆栽や庭木として広く植栽されています。
日本への渡来は、第二次世界大戦中に京都府立植物園初代園長の菊地秋雄氏が持ち帰ったとされます。

和名の由来は実に付いている萼が羽根突きの羽根の形をしていることのようです。

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撮影:2017年10月4日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年10月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年1月10日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年1月10日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年3月30日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年12月21日 京都府立植物園にて

名称:ツクバネガキ(衝羽根柿)
科:カキノキ科 カキノキ属
園芸分類:
形態:落葉小低木
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:3m
開花期:3~4月
花色:黄白色
その他:果期:10~12月 別名:ロウヤガキ(老鴉柿)


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イラモミ [常緑樹]

マツ科の常緑針葉高木で、樹幹は直立し、大きいものは高さ30m、直径1mに達します。別名マツハダとも。樹皮は灰褐色。葉は線形で多少湾曲し、若木では先は鋭くとがり、老木では鈍くとがります。雌雄同株であり、5月に開花し、雄花は淡紫色、雌花は暗紫色です。
球果は長楕円(ちょうだえん)状円柱形で長さ5~12cm、初め紫色、10月に成熟して汚褐色となります。材は建築、器具、パルプとして使われます。

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撮影:2017年10月4日 京都府立植物園にて

名称:イラモミ
科:マツ科 トウヒ属
園芸分類:
形態:常緑針葉樹
原産地(分布):日本特産種で、福島県南部から岐阜県
品種名:
草丈/樹高:30m
開花期:5月頃
花色:雄花は淡紫色、雌花は暗紫色
その他:


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アイ(藍) [山野草]

東南アジア地方原産で奈良時代に中国から渡来したと言われています。
紀元前より世界各地で青色の染料として重用されていましたが、化学合成したインディゴ染料が発明されて以降は合成インディゴが工業的にはよく用いられているため、染料用途で用いられることはあまりなくなりました。
根や茎、葉を発酵させて、青(藍)色の染料(インディゴ)取ります、ここから、濃い青色のことを「インディゴブルー」と呼びます。ジーンズ等の染料になります。
藍染は、徳島平野で行われるものが有名です。

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撮影:2017年10月4日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年9月27日 京都府立植物園にて

名称:アイ(藍)
科:ダテ科
園芸分類:
形態:一年生植物
原産地(分布):東南アジア地方原産
品種名:
草丈/樹高:60~90cm
開花期:
花色:赤色
その他:別名は、タデアイ(蓼藍)、アイタデ(藍蓼) 奈良時代に中国から渡来。


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カラスウリ(烏瓜) [つる性]

4月~6月にかけて塊根から発芽、あるいは実生します。花期は夏で、7~9月にかけての日没後から開花する、雌雄異株です。
花弁は白色で主に5弁で、やや後部に反り返り、縁部が無数の白く細いひも状になって伸び、直径7~10cm程度の網あるいはレース状に広がります。花は翌朝、日の出前には萎んでしまいます。こうした目立つ花になった理由は、受粉のため夜行性のガを引き寄せるためであると考えられており、ポリネーターは大型のスズメガです。

実がつくのは10~11月で、雌花の咲く雌株にのみ実をつけます。
実は楕円形のウリ状果で、オレンジ色ないし朱色に熟します。人間の食用には適しませんが、鳥が食べて種子を運びます。
名前と異なり、特にカラスの好物という観察例はほとんどないとのことです。

和名の「カラスウリ」は、その実を「カラスがぐらいしか食べるものがいない」という意味から名付けられたといわれています。また、熟した果実には苦みがあり食用に向かないことから、「枯らす瓜」が転じて「カラスウリ」になったという説もあります。

よく似た仲間にキカラスウリがあります。

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撮影:2017年10月4日 京都府立植物園にて

名称:カラスウリ(烏瓜)
科:ウリ科 カラスウリ属
園芸分類:野に咲く花
形態:つる性多年草
原産地(分布):本州から九州 中国
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~9月
花色:白色
その他:



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