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カツラ(桂) [落葉樹]

葉はハート型に似た円形が特徴的で、秋には黄色く紅葉します。
高さは30mほど、樹幹の直径は2mほどにもなり、落葉は甘い香り(醤油の良いにおいに似ている)がするそうです。
花期は3~5月で、雌雄異株です。雄花は細長い角のような紅紫色の雄蕊が3から5個突き出し、雄花は紅紫色の細長い雄蕊を十数本ぶら下げます。
果実は袋果で、やや反り返った円柱状。熟すと帯黒紫色になり2裂。先端に翼のある種子を出します。
用途として、街路樹として植えられるほか、材は香りがよく耐久性がありますので、建築、家具、鉛筆などの材料に使われます。また、碁盤、将棋盤にも使われますが、近年は市場への供給が減っており、貴重な木材となりつつあるとのことです。

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撮影:2017年10月4日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年5月22日 京都府立植物園にて

◇小さなバナナのような実 熟すと種子が飛び出る
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撮影:2020年6月8日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年11月22日 京都府立植物園にて

名称:カツラ(桂)
科:カツラ科 カツラ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉高木
原産地(分布):日本各地のほか、朝鮮半島、中国
品種名:
草丈/樹高:30m
開花期:3~5月
花色:紅紫色
その他:


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タイワンハギ(台湾萩) [落葉樹]

別名で、琉球萩(リュウキュウハギ)とも呼ばれるマメ科ハギ属の落葉低木となります。
枝は細くて横に広がり、枝垂れます。開花時期は年に2回あり、3~6月ころと9~11月ころに蝶形の花を咲かせます。
花は大きめで、紅紫色の花の色も濃いのが特徴です。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)です。


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撮影:2017年10月4日 京都府立植物園にて

名称:タイワンハギ(台湾萩)
科:マメ科
園芸分類:花木
形態:落葉性低木
原産地(分布):東南アジアだと考えられているとのこと
品種名:
草丈/樹高:1.5~2m
開花期:年に2回 3~6月と9月~11月ごろ
花色:紅紫色
その他:別名で琉球萩(リュウキュウハギ)とも


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モチノキ(黐の木) [常緑樹]

モチノキの名は、樹皮から鳥黐(とりもち)の原料を採ることに由来します。開花期は春、花弁はうすい黄色で花は小さく目立ちませんが、秋に熟す赤い果実が美しいことから庭園樹として広く栽培されます。雌雄異株であるため、果実は雌木にしかなりません。
モチノキの仲間は、世界の熱帯や温帯に約400種があります。果実が美しいため園芸的にも栽培される種類が多いのが特徴です。
花は束になって咲きます。

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撮影:2021年3月30日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年10月4日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月20日 京都府立植物園にて

名称:モチノキ(黐の木)
科:モチノキ科
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑性高木
原産地(分布):日本(東北南部以西)、朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:5~15m
開花期:4月~5月
花色:うすい黄色
その他:雌雄異株


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ハナカイドウ(花海棠 [落葉樹]

ハナカイドウは一般に「カイドウ」とも呼ばれて、日本では広く北海道南部から九州まで栽培されています。リンゴと同属の落葉果樹で、原産地の中国でも古くから栽培され、その花の美しさは、中国の唐の玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃をハナカイドウにたとえたように、昔から美人の代名詞として使われるほどです。
桜(ソメイヨシノ)に引き続いて咲きだす。春の代表花の一つ。花の色がなんとも美しい。
開花前の、赤いつぼみが垂れ下がる姿もとても個性的で、その姿は、さくらんぼに似ています。

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撮影:2018年3月29日 京都 伏見区にて

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撮影:2018年3月28日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年9月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年10月4日 京都府立植物園にて

名称:ハナカイドウ(花海棠)
科:バラ科
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉性低木
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:1.5~5m
開花期:4月~5月
花色:ピンク
その他:


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