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シロガネセンノウ(白銀仙翁) [山野草]

シロガネセンノウは、フシグロセンノウの白花品種のことで、山地の林内・林縁などにごく稀に生える 高さ40~100cmの多年草。
1964年、長野県の佐藤邦雄氏が、軽井 沢の山中で発見した。フシグロセンノウは朱橙色の花をつけるが、 シロガネセンノウはこれとは対称的 に清楚な白色をしている。
花期は7~9月で、白い花を茎の先端にまとめて咲かせる。花弁の先端は細かく切れ込んでいる。シロガネセンノウは、山野草や茶花として栽培されることもある。

仙翁の名称は、昔、京都嵯峨にあった仙翁寺にあったことに由来するといわれている。

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撮影:2023年7月26日 京都府立植物園にて

名称:シロガネセンノウ(白銀仙翁)
科:ナデシコ科 センノウ属
園芸分類:山野草,草花
形態:多年草
原産地(分布):中国東部から中部、南西部
品種名:
草丈/樹高:40~100cm
開花期:7~9月
花色:白色
その他:別名 白花フシグロセンノウ


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ハッカクオクラ(八角オクラ) [野菜]

「八角オクラ」と呼ばれるこのオクラは、イスラエル原産の「ダビデの星」というオクラ。
八角オクラは、一般的なオクラとは異なり、角が8つ以上あることが特徴のオクラ。普通のオクラとは果実に形がかなり異なっているが、同じように調理して食べることができる。肉厚で粘りが強く、13cmの大きさになっても筋張らず、柔らかいので、生食にも適している。

オクラはアフリカ北東部が原産のアオイ科の植物で、原産地では多年草として生育できるが、寒さの厳しい日本では一年草扱いされる。オクラの花は、中心が赤紫色で、花びらがクリーム色。コントラストが美しく、野菜の花の中では特別華やか。同じアオイ科のハイビスカスやムクゲ、フヨウの花に雰囲気が似ている。
花は、ハイビスカスと同じく一日花で、咲いた花は一日でしぼんで落ちてしまう。オクラの花は7月~9月頃に咲く。
一般的なオクラに比べ、太くてどっしりした感じで、断面が綺麗な切れ込みが入った星形になっている。イスラエル国旗などの使われるマークに似ていることからダビデの星とも呼ばれる。

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断面
撮影:2023年7月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年8月18日 京都府立植物園にて

名称:八角オクラ
科:アオイ科 トロロアオイ属
園芸分類:野菜
形態:日本では越冬できないため一年草
原産地(分布):アフリカ北東部が原産
品種名:
草丈/樹高:1.5~2m
開花期:7~9月
花色:クリーム色
その他:別名 ダビデの星


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ゼニアオイ(銭葵) [草花]

ゼニアオイは、アオイ科・ゼニアオイ属に分類される多年草。
ヨーロッパ原産.。江戸時代に渡来し、観賞用によく植えられているほか、野生化しているものもある。全体にほぼ無毛で、丸い葉っぱを互い違いに生やし、花は淡紫色で濃紫色のすじがあり、直径約3.5cmほど。花期は5~8月。
花の大きさが一文銭と同じくらいであったことから、名付けられたとされている。
マロウブルーというハーブティーとして知られるウスベニアオイの変種で、ゼニアオイもハーブティーに利用されることもある。
よく似た花にウスベニアオイがあるが、見分けが難しく、ゼニアオイは茎が一般的に無毛で、葉が大きくほぼ円形で切れ込みが浅い。ウスベニアオイは茎にまばらに長毛がある。

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:ゼニアオイ(銭葵)
科:アオイ科 ゼニアオイ属
園芸分類:草花
形態:多年生
原産地(分布):ヨーロッパ
品種名:
草丈/樹高:60~120cm
開花期:5~7月
花色:淡紫色
その他:


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キクニガナ(菊苦菜) [草花]

キクニガナは、キク科キクニガナ属の多年草で、ヨーロッパや地中海沿岸から中央アジアにかけて原産。高さは30~150cmになり、茎や葉を傷つけると白色の乳液を出す。葉は広楕円形から羽状に切れ込むものまで様々で、茎につく葉は互生し、小形である。
花は7~10月にかけて咲き、径2~4cmで淡い青紫色の舌状花のみからなる頭花。花の色には淡い青色や白色、ピンク色のものもある。
日本には江戸時代後期から明治初期に観賞用、食用、薬用として入ってきたが、今では各地に野生化している帰化植物。
名前のように根に苦みがあり、古くから食用や薬用として利用されてきた。日を当てずに暗い場所で栽培した(軟白した)葉はサラダなどに用いられ、独特の苦みがある。根と根茎はコーヒーの代用品や飲料として焼いたり挽いたりされる。また、根から抽出されるイヌリンという成分は、甘味料や食物繊維源として食品製造に使用される。

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撮影:2023年7月24日 京都府立植物園にて

名称:キクニガナ(菊苦菜)
科:キク科 キクニガナ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):帰化種 ヨーロッパ、西アジア、インド、パキスタン、アフリカ(チュニジア)原産
品種名:
草丈/樹高:30~150cm
開花期:4~10月
花色:紫色
その他:別名 チコリー



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グラジオラス・コミュニス [球根]

グラジオラス・コミュニスは、アヤメ科グラジオラス属の球根植物。
地中海沿岸地方に原産し、4~6月にかけて、花茎を伸ばして、穂状花序を作り、淡紅色から紅色の漏斗型の花を穂状に咲かせ、花被片には白い筋が入る。英名はByzantine gladiolusで、ビザンチングラジオラスとも呼ばれる。
葉は剣形で、根生し、付け根付近で互生して重なる。
耐寒性と耐暑性が強く、丈夫で病害虫にも強い。地下茎で増えていくが、繁殖力は強すぎず、庭に植えっぱなしでも管理しやすい。
グラジオラス・コミュニスは、他のグラジオラスと違って春に咲くので、季節感を楽しめる。

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撮影:2022年5月10日 京都府立植物園にて

名称:グラジオラス・コミュニス
科:アヤメ科 グラジオラス属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):地中海沿岸地方
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:4~6月
花色:淡紅から紅色
その他:別名 ビザンチングラジオラス


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ナツフジ(夏藤) [つる性]

ナツフジは、マメ科 ナツフジ属(またはフジ属)のつる性の落葉木本で、日本固有種。夏に淡黄白色の蝶形花を垂れ下がる総状花序に咲かせる。
関東南部以西の本州の丘陵から低い山地の林縁や明るい樹林内に生える。つるの巻き上がる方向は左巻き(左肩上がりS字巻き)。褐色~赤褐色で皮目が多い。若い枝にははじめ毛があるが、のちに無毛。高木に巻きついて樹冠に達する。
葉は互生。長さ10~25cmの奇数羽状複葉で、小葉は4~8対mの卵形又は挟卵形で、両面ともほとんど無毛。托葉は針形で宿存する。新枝の脇から長さ10~20cmの総状花序が垂れ下がり、淡黄白色の蝶形花を多数つける。旗弁と翼弁はともに長さ1.2~1.3cm。萼は広鐘形、萼片は5個。
果実は豆果で広線形で、表面は無毛。10~11月に熟すと2裂して種子を飛ばす。

ナツフジの名前は、夏に花を咲かせることから来ている。ドヨウフジ(土用藤)とも呼ばれる。

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撮影:2023年7月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年8月14日 京都府立植物園にて

名称:ナツフジ(夏藤)
科:マメ科 ナツフジ属
園芸分類:樹に咲く花
形態:つる性落葉木本
原産地(分布):日本固有種
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~8月
花色:淡黄白色
その他:別名 ドヨウフジ(土用藤)


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ジュウロクササゲ(十六大角豆)・紅鞘 [野菜]

ジュウロクササゲとは、ササゲの一亜種で、非常に長いさやを持つマメ科の植物。アフリカが原産で、東南アジアや日本でも栽培されている。日本では愛知県や岐阜県、奈良県や鹿児島県などで主に生産されている。
ジュウロクササゲの花の咲く時期は、種まきから約1か月後になる。つまり、7月下旬から8月上旬にかけてとなる。花は紫色または白色の蝶型花。花が咲いた後は、さやが伸び始め、さやは50cm以上にもなることもある。
さやは柔らかくて火が通りやすく、茹でておひたしや炒め物などにして食べらる。豆は熟すと赤褐色になり、小豆の代用にもなる。
日本では江戸時代には既に食用として広く栽培されていたようである。

 「ジュウロクササゲ」という名称は、サヤの中に十六粒程の豆が入っているからこの名前が付けられたという説がありますが、実際にはもっと沢山の豆が出来る事も多く、定かではない。このほかにも地方によって「三尺ささげ」、「十八ささげ」という名称も。

今回撮影した、ジュウロクササゲ(十六大角豆)・紅鞘は園芸種

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撮影:2023年7月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年7月24日 京都府立植物園にて

名称:ジュウロクササゲ(十六大角豆)・紅鞘
科:マメ科 ササゲ属
園芸分類:野菜
形態:つる性
原産地(分布):アフリカが原産
品種名:
草丈/樹高:
開花期:7~8月
花色:紫色または白色
その他:別名:三尺ささげ、十八ささげ


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ルドベキア フルギダ ・ゴールドストラム [宿根草]

ルドベキア フルギダ ・ゴールドストラムは、キク科の宿根草で、黄色い花と黒い花芯が特徴的。
北アメリカ原産で、日本では初夏から秋にかけて咲く。耐寒性と耐暑性が強く、日向を好む。
ルドベキア属には約20種の多年草や一年草がある。

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撮影:2023年7月18日 京都府立植物園にて

名称:ルドベキア フルギダ ・ゴールドストラム
科:キク科 ルドベキア属
園芸分類: 宿根草
形態:多年草
原産地(分布):北アメリカ
品種名:ゴールドストラム
草丈/樹高:50~70cm
開花期:初夏~秋
花色:黄色(中心はこげ茶) 
その他:


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ムラサキナツフジ (紫夏藤) [つる性]

ムラサキナツフジは、常緑つる性木本で、つるは太く、よく枝分かれし、10mほどのびる。
花序は頂生し円錐花序で長さは15~20cmくらい。花は紅紫色~暗紫色の蝶形花で、旗弁に黄色い斑紋がある。
果実は長さ15cm、幅1~1.5cmの長楕円形で扁平な豆果で、熟しても裂開しない。
豆果には3~6個の扁平な長楕円形の種子がはいる。
花1つは直径2cm程度でフジと比べると小さいが、下部は分岐して多数の花を付け豪華に見える。
果期は6~11月。
ムラサキナツフジには、種子や根には毒性が含まれており、殺虫剤として使用されることがある。

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撮影:2023年7月17日 京都府立植物園にて

名称:ムラサキナツフジ (紫夏藤)
科:マメ科 ムラサキナツフジ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑つる性木本
原産地(分布):中国南部、台湾
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:4~8月
花色:紫色
その他:別名 サッコウフジ (醋甲藤) 、サツマサッコウフジ (薩摩醋甲藤)


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ヒメウツギ(姫空木) [花木]

関東以西の本州、四国及び九州に分布するユキノシタ科の落葉低木。名前のとおり小型のウツギであり、日当たりの良い川岸に多い。
開花は5~6月で、ウツギよりもやや早い時期に咲く。花は直径1.5cm程度で、雄しべの花糸と呼ばれる部分が他のウツギより角ばり、人間が両手を挙げたような形になるのが本種の特徴で、他のウツギ類と見分けるポイントになる。
・葉は細長く、縁には細かなギザギザがある。背が高くならないほふく性のウツギの仲間。

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撮影:2022年5月7日 京都府立植物園にて

名称:ヒメウツギ(姫空木)
科:ユキノシタ科 ウツギ属 
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):日本
品種名:
草丈/樹高:20~60cm
開花期:4~6月
花色:白色
その他:


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