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ツルバギア ウィオラケア [草花]

地際から扁平な紐状の葉を叢生させる。
花茎がよく伸び、その先にかわいらしい星型の花を数輪咲かせる。花は筒状で、先端は6裂して平開する。花と同色の副花冠があり、3個の披針形の突起が突き出る。果実は蒴果。葉や茎は、傷をつけるとニンニクのような刺激臭がある。
花色は赤紫やピンクがポピュラーですが白もある。

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撮影:2023年8月28日 京都府立植物園にて

名称:ツルバギア ウィオラケア
科:ヒガンバナ科 ツルバギア属
園芸分類:草花(球根植物)
形態:多年草
原産地(分布):南アフリカ
品種名:
草丈/樹高:25~50cm
開花期:6~9月
花色:ピンク色
その他:


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カツラウリ(桂うり) [野菜]

京都の伝統野菜である桂うりは、越うりの一種で、大越(おおしろ)うりを栽培している中から、品質の優れた特に大型のものを選抜して栽培していたといわれる。古くから奈良漬の材料として用いられてきた。
肉質は緻密で皮が薄く、完熟すると甘みや芳香が増し、その香りは「メロンのよう」とも言われる不思議なうり。
戦前は京都市の桂地区を中心に約30haの規模で栽培されていたが、戦後は市街地の広がりによる
農地の減少等により栽培が縮小され、一時は栽培農家が一戸にまで減少。
そんな中、京都府と京都市では、平成25年度より、『桂うり復活プロジェクト』を立ち上げ、地域の農家らとともに桂うりの生産振興に取り組んでいるとのこと。
元和3年(1617)には智仁親王が川遊びやうり見に現在の西京区桂に訪れたと文献にあり、それ以前から栽培されていたと考えられているとのこと。

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撮影:2023年8月18日 京都府立植物園にて

名称:カツラウリ(桂うり)
科:ウリ科 キュウリ属
園芸分類:野菜
形態:つる植物
原産地(分布):京の伝統野菜
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:
花色:
その他:


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ヤマグワ(山桑) [果樹]

北海道から九州まで日本全国の丘陵や山地に広く自生するクワ科の落葉樹。かつては中国産のマグワと共に養蚕のための重要な飼料として栽培され、最も普通に見られるクワの一種で、単にクワという場合は本種を示すことが多い。
葉は長さ7~20cm、幅5~12cmほどで、枝から互い違いに生じる。葉の形は多様だが、いづれも付け根付近から3本に分かれる葉脈が目立つ。
若い木の葉は裂け目が多く、成木になると楕円や卵形になりやすい。ヤマグワの葉はマグワと異なって先端が細く尖り、縁にはギザギザがある。
ヤマグワの開花は4~5月頃。その年に伸びた枝葉の脇に花が咲く。雌雄異株(稀に同株。その場合は枝により雌雄が分かれている)で、花弁はなく、雄花には4本の雄しべ、雌花には長さ2~3cmの雌しべが1本あり、その先端(柱頭)は二つに裂ける。
雌の木に咲く雌花の後には長さ5~14cmほどの果実ができる。でき始めの実は白っぽく、次第に赤、紫、黒へと変化しながら6~8月頃に熟していく。甘く美味しい。正しくは果肉の部分は花被片の成熟したもので、中の種子が果実(痩果)にあたる。

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:ヤマグワ(山桑)
科:クワ科 クワ属
園芸分類:果樹
形態: 落葉低木
原産地(分布):北海道~九州。南樺太、朝鮮、中国、ベトナム、ビルマ、ヒマラヤ
品種名:
草丈/樹高:3~12m
開花期:4~5月
花色:淡黄色
その他:


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キヌタソウ(砧草) [山野草]

キヌタソウは、丘陵地~山地の林下、林縁に生える多年草。茎は無毛で4稜があり、ほとんど分枝せずに直立して高さ30~50cmになる。
葉は4個輪生し、長さ3~5㎝の卵状披針形、3脈が目立ち、葉先が長く尖り、柄はない。
茎の上部の円錐状の集散花序に多数の花をつける。花冠は白色、直径2~3mmで4裂する。雄しべは4個。萼は鐘形で裂片はほとんどない。
果実は球形の2分果で分果は無毛で平滑。これが砧(キヌタ)に似ているとのこと。

和名は、柄のついた果実を砧(キヌタ)に見立てたものという。砧とは衣類やワラをたたいて柔らかくする木槌のこと。

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撮影:2023年7月21日 京都府立植物園にて

名称:キヌタソウ(砧草)
科:アカネ科  ヤエムグラ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):本州、四国、九州、朝鮮、中国
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:7~9月
花色:白色
その他:


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ナンキョウ(南薑) [草本]

ナンキョウは、ショウガ科の多年草で、根茎から生長し、たくさんの葉と赤い実を付ける。草丈は2m前後程度。葉身は両端が尖る広披針形で、長さは15~40cm程度。茎頂に穂状花序を出し、直径2cm程度の花をつける。一見してラン科の花に良く似ているが、構造はランとはかなり異なる。唇弁状に見えるのは花弁ではなく6個の雄しべの内の2個が合着したものである。花には芳香がある。
この植物の根茎がほとんどの場合料理で使われる「ガランガル」である。食材や伝統医学での利用で重んじられ、ショウガよりも優れていると見なされている。根茎は黒コショウや松葉を思わせる鼻にツンとくる匂いと強い味を持つ。
中国南部~東南アジアにかけて広く栽培されている。

我が国では、タイ料理の「トム・ヤム・クン」に必ず用いられているとのこと。

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撮影:2023年7月27日 京都府立植物園にて

名称:ナンキョウ(南薑)
科:ショウガ科 ハナミョウガ属
園芸分類:草本
形態:多年生草本
原産地(分布):東南アジア原産
品種名:
草丈/樹高:2m
開花期:4~6月
花色:基本、白色
その他:別名 タイ生姜


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シマカノコユリ(島鹿の子百合) [球根]

シマカノコユリは、ユリ科ユリ属の多年草で、日本の九州に自生する希少な植物。花は白色で、内面に紅色の斑点がある。花被片は強く反り返り、花粉は赤褐色で、横向きまたはややうつむきに咲かせる。この斑点を「鹿の子絞り」に見立てたのが和名。
花には芳香がある。
シマカノコユリは、鹿児島県の甑島(こしきじま)で発見されたことから「島(シマ)」の名前がついたといわれる。

シマカノコユリは、絶滅危惧II類に指定されている日本固有種。

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撮影:2023年8月4日 京都府立植物園にて

名称:シマカノコユリ(島鹿の子百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):鹿児島県の甑島(こしきじま)
品種名:
草丈/樹高:100~150cm
開花期:7~8月
花色:ベースが白色
その他:


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