SSブログ

サンインヒキオコシ(山陰引起こし) [山野草]

 サンインヒキオコシは北陸地方の西部から山陰地方・九州北部に分布する多年草。ブナ帯などの夏緑広葉樹林の林床や林縁などに群生して生育します。
葉は対生し、基部は楔形になり、葉の縁には明瞭な尖った鋸歯があります。表面には毛が散生し、中央脈上にはねた毛が密生しています。裏面にも毛が散生し、脈上には立った毛があります。花は8~10月に咲き、淡紫色。花冠の上唇は4裂し、に上方に反り返ります。四国に生育するミヤマヒキオコシの変種であり、葉の幅がより広く、花がより大きいとのことです。

ヒキオコシの名は 「弘法大師が病に倒れた行者にこの葉の汁を飲ませたら起き上がった」という故事に基づくとされているそうです。

サンインヒキオコシ-11(20221012).jpg サンインヒキオコシ-12(20221012).jpg サンインヒキオコシ-13(20221012).jpg サンインヒキオコシ-14(20221012).jpg サンインヒキオコシ-15(20221012).jpg サンインヒキオコシ-16(20221012).jpg サンインヒキオコシ-17(20221012).jpg サンインヒキオコシ-18(20221012).jpg サンインヒキオコシ-19(20221012).jpg
撮影:2022年10月12日 京都府立植物園にて

サンインヒキオコシ-1(20171011).jpg サンインヒキオコシ-2(20171011).jpg サンインヒキオコシ-3(20171011).jpg サンインヒキオコシ-4(20171011).jpg サンインヒキオコシ-5(20171011).jpg サンインヒキオコシ-6(20171011).jpg
撮影:2017年10月5日 京都府立植物園にて

サンインヒキオコシ-7(20181016).jpg サンインヒキオコシ-8(20181016).jpg
撮影:2018年10月1.56日 京都府立植物園にて

名称:サンインヒキオコシ(山陰引起こし)
科:シソ科 ヤマハッカ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北陸地方から山陰地方、九州北部の本州
品種名:
草丈/樹高:40~80cm
開花期:8~10月
花色:淡紫色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

カワラハンノキ [落葉樹]

暖地の河岸に生える落葉小高木。枝は無毛で暗褐色、円い灰褐色の皮目を散生させます。葉は広倒卵形で円頭、やや厚く、細鋸歯を有し、表面は無毛で、裏面の脈上または脈腋に毛があります。
花は早春に葉が出る前に咲き、雌雄同株です。雄花は穂になって垂れ下がり、雌花はその下の葉の付け根に1~5個つきますが目立ちません。果実は卵形で、長さ1.5~2 cm、鱗片(りんぺん)の集合で松笠のように見えます。

カワラハンノキ-1(20171010).jpg カワラハンノキ-2(20171010).jpg カワラハンノキ-3(20171010).jpg カワラハンノキ-4(20171010).jpg カワラハンノキ-5(20171010).jpg
撮影:2017年10月10日 京都府立植物園にて

カワラハンノキ-6(20190131).jpg カワラハンノキ-7(20190131).jpg

◇雄花
カワラハンノキ-8(20190131).jpg


◇雌花
カワラハンノキ-9(20190131).jpg カワラハンノキ-10(20190131).jpg


◇果実
カワラハンノキ-11(20190131).jpg カワラハンノキ-12(20190131).jpg
撮影:2019年1月31日 京都府立植物園にて

カワラハンノキ-21(20220307).jpg カワラハンノキ-22(20220307).jpg カワラハンノキ-23(20220307).jpg カワラハンノキ-24(20220307).jpg カワラハンノキ-25(20220307).jpg カワラハンノキ-26(20220307).jpg カワラハンノキ-27(20220307).jpg カワラハンノキ-28(20220307).jpg カワラハンノキ-29(20220307).jpg
撮影:2022年3月7日 京都府立植物園にて

名称:カワラハンノキ
科:カバノキ科
園芸分類:
形態:落葉小高木
原産地(分布):本州(東海地方以西)・四国・九州(宮崎)
品種名:
草丈/樹高:1~3m
開花期:2~3月
花色:
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

サワフタギ(沢蓋木) [落葉樹]

名前のように、典型的なものは細い山間渓流を上から覆うように生育していたり、湿原の周辺に生育して群落を形成しています。このほか、明るい二次林中のやや湿った場所に林床に広く分布します。
葉はつやがなく、縁には細鋸歯があります。
花は4~5月頃に咲き、白色で、花冠は5深裂し、雄蕊は多数あり、花冠より長いのが特徴です。
果実はゆがんだ卵形で、熟すと藍色がかったあざやかなルリ色となり、美しい。

サワフタギ-21(20220427).jpg サワフタギ-22(20220427).jpg サワフタギ-23(20220427).jpg サワフタギ-24(20220427).jpg サワフタギ-25(20220427).jpg サワフタギ-26(20220427).jpg
撮影:2022年4月28日 京都府立植物園にて

サワフタギ-6(20190508).jpg サワフタギ-7(20190508).jpg サワフタギ-8(20190508).jpg サワフタギ-9(20190508).jpg サワフタギ-10(20190508).jpg
撮影:2019年5月8日 京都府立植物園にて

サワフタギ-1(20171010).jpg サワフタギ-2(20171010).jpg サワフタギ-3(20171010).jpg
撮影:2017年10月10日 京都府立植物園にて

サワフタギ-4(20180601).jpg サワフタギ-5(20180601).jpg
撮影:2018年6月1日 京都府立植物園にて

名称:サワフタギ(沢蓋木)
科:ハイノキ科 ハイノキ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):北海道・本州・四国・九州、朝鮮・中国
品種名:
草丈/樹高:1~5m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

ギンバイカ(銀梅花) [花木]

主に地中海沿岸を原産とする常緑性の低木で初夏になると葉の付け根に5枚の花びらをもった梅に似た白い花を咲かせます。糸のように細いおしべが特徴的で美しく、花びらより目立ちます。花の後には小さな果実ができ、秋になると黒青色に熟し食べることができます。
ハーブとしてマートルの名前でもよく知られています。葉には油腺があり、葉をたたいたりもむことでフルーティーな芳香が放たれます。

ギンバイカ-21(202020702).jpg ギンバイカ-22(202020702).jpg ギンバイカ-23(202020702).jpg ギンバイカ-24(202020702).jpg ギンバイカ-25(202020702).jpg ギンバイカ-26(202020702).jpg ギンバイカ-27(202020702).jpg
撮影:2020年7月2日 京都府立植物園にて

ギンバイカ-1(20171010).jpg ギンバイカ-2(20171010).jpg ギンバイカ-3(20171010).jpg ギンバイカ-4(20171010).jpg
撮影:2017年10月10日 京都府立植物園にて

◇本来の開花は5~6月なのですがこの12月に咲いていましたので撮影でした
ギンバイカ-5(20181210).jpg ギンバイカ-6(20181210).jpg ギンバイカ-7(20181210).jpg ギンバイカ-8(20181210).jpg
撮影:2018年12月10日 京都府立植物園にて

ギンバイカ-11(20191211).jpg ギンバイカ-12(20191211).jpg ギンバイカ-13(20191211).jpg ギンバイカ-14(20191211).jpg
撮影:2019年12月11日 京都府立植物園にて

名称:ギンバイカ(銀梅花)
科:フトモモ科
園芸分類:庭木・花木,ハーブ
形態:低木
原産地(分布):地中海沿岸からヨーロッパ南西部
品種名:
草丈/樹高:1~3m
開花期:5~6月
花色:白
その他:別名 マートル


nice!(0)  コメント(0)