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フウセントウワタ(風船唐綿) [草花]

フウセントウワタは、ハリセンボンのようなとげのある果実がユニークな観賞用のトウワタ(唐綿)。とげといっても鋭いものではなく、柔らかい突起である。
葉腋から花柄を伸ばし、反り返った花弁をもつ乳白色の花が集まり、下向きに咲く。紫色の副花冠には蜜がたまるので、アリが寄ってくる。晩秋になると、果実が成熟すると実が縦に裂け、中から綿毛とタネが出てくる。綿毛というよりもむしろシルクのような冠毛のついたタネが飛散する。
フウセントウワタは、茎に傷をつけると白い汁が出る。この汁は毒性があり、目に入ると角膜炎を起こすことがあるので注意が必要。

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撮影:2023年11月16日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年12月7日 京都府立植物園にて

名称:フウセントウワタ(風船唐綿
科:ガガイモ科 フウセントウワタ属
園芸分類:草花
形態:一年草(本来は低木)
原産地(分布):アフリカ南部
品種名:
草丈/樹高:60~200cm
開花期:6月下旬~9月
花色:白色
その他:その他の名前:フウセンダマノキ



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オニドコロ(鬼野老) [山野草]

つる性の多年草で、いわゆる自然薯(ヤマノイモ)と同じような場所に生える。
イモは横に向かってのび、何年もかけて太くなっていくが、有毒で食べられない。
雌雄異株。雄花序は葉腋から直立し、淡緑色の小さな花をつける。雄花の花被片6個は平開し、完全な雄しべが6個ある。雄株の花の穂は横向きから上向きに対し、雌株の花の穂はのれんのようにぶら下がる。雌株のほうは秋になると細長い果実ができ、雌花序は垂れ下がる。さく果は上向きにつき、3個の翼があり、開いて、中のタネを風とともに飛ばす。

名前の由来は、表面に細かいひげ根が多く、これを「老人」に見立てて野原に生えるため、野老と書くとのこと。

ヤマノイモは秋になると葉わきにむかごをつけますが、オニドコロはむかごはできません。また葉のかたちもヤマノイモに比べると丸みが強く、輪郭がうねうねとする傾向があります。

今回の撮影は雌株。

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撮影:2023年11月16日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年12月7日 京都府立植物園にて

名称:オニドコロ(鬼野老)
科:ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
園芸分類:山野草
形態:つる性多年草
原産地(分布):北海道~九州
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~8月
花色:淡緑色
その他:


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コンメリナ・ツベロッサ [草花]

詳しい情報がありません。
コンメリナ・ツベロッサは、日本のツユクサと同じ属の植物。
ツユクサは一番下の花弁が小さくて目立たないが、このコンメリナ・ツベロッサは大きくよく目立つ。

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撮影:2023年10月27日 京都府立植物園にて

名称:コンメリナ・ツベロッサ
科:ツユクサ科 ツユクサ属
園芸分類:花草
形態:多年草
原産地(分布):北アメリカ メキシコ
品種名:ツベロッサ
草丈/樹高:
開花期:
花色:青色
その他:


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イチビ [草花]

イチビは、アオイ科イチビ属の一年草で、インド原産。葉から繊維を取るために、古く中国を経て渡来したといわれている。アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど広く野生化している。
高さは1.5m~2.5mに達し、全体に異臭がある。
全体に短毛が生え、白っぽく見える。葉は互生し、長さ8~10㎝の円心形、先が急に小さく尖り、長柄がある。葉の両面に短い軟毛が生え、触るとビロード状の感触がある。夏から秋にかけて径2cmほどの黄色の花が葉腋から上向きに咲く。果実は半球形で径2cmほど、12~16の分果が環状に並んでおり、各分室に3~5個の種子が入りる。熟すると縦に裂ける。

かつては繊維植物などの用途で広く栽培されたが、現在では利用法の多くが廃れ、もっぱら畑地に害を与える雑草として知られる。

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撮影:2023年10月18日 京都府立植物園にて

名称:イチビ
科:アオイ科 イチビ属
園芸分類:草花
形態:一年草
原産地(分布):インド原産
品種名:
草丈/樹高:1.5~2.5m
開花期:7~9月
花色:黄色
その他:



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