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タカサゴユリ(高砂百合) [草花]

台湾の原産。1924年に導入され、庭園や切り花用に栽培されてきたが、種子の発芽から6ヶ月で開花するため、近年各地で野生化して道ばたや堤防法面などで繁殖している。
コオニユリやオニユリは実生から数年経たないと開花しないが、タカサゴユリは1年目に開花する。
茎の頂部に長さ15cm、直径13cmほどのラッパ状の花被片6弁の花を総状につける。花の内部は乳白色、外側はしばしば紫褐色を帯びる。花期は夏~秋。
よく似たもの(或いは同じもの)にテッポウユリとタカサゴユリとの交配種のシンテッポウユリがある。花が白色である場合はこのシンテッポウユリの可能性がある。

タカサゴユリはテッポウユリによく似ています。タカサゴユリの葉は細長く松の葉に似ていますが、テッポウユリは笹の葉のようにややふくらみがある。
タカサゴユリとテッポウユリは花にも違いは
タカサゴユリの花の大きさは15cmから20cmほどで、テッポウユリは10cmから15cmほど。小さいほうがテッポウユリ。
またタカサゴユリにはピンクの筋が入りますが、テッポウユリには筋がない。筋の有無でも判断出来る。

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撮影:2022年7月26日 京都府立植物園にて

名称:タカサゴユリ(高砂百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:花草
形態:多年草
原産地(分布):台湾
品種名:
草丈/樹高:30~200cm
開花期:7~11月
花色:白色
その他:


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キュウリメロン [野菜]

キュウリメロン(マイクロきゅうり)は、メキシコ原産のウリ科メロトリア属のつる性一年草です。名前にきゅうりやメロンとありますが、きゅうりやメロンはキュウリ属のため、植物分類的にはきゅうりやメロンとは違います。
夏に小さな黄色い花が咲いた後、2cmほどの実をつけます(果実はブドウほどの大きさ)。
葉や花の形状、育て方はきゅうりと同じですが、実は夏だけでなく、晩秋まで収穫で、サラダやピクルスなどに利用されます。
メロトリア属というのは和名ではスズメウリ属といい、近縁種の「スズメウリ」は国内にも自生しています。
 日本で知られるようになったのもまだ浅いこともあり、和名は定まっておらず、クカメロン、ガーキンメロトリアなど色々な名前が付けられています。


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撮影:2022年7月15日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年7月22日 京都府立植物園にて

名称:キュウリメロン
科:ウリ科 メロトリア属
園芸分類:野菜
形態:つる性一年草
原産地(分布):メキシコ
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~11月
花色:黄色
その他:別名 マイクロきゅうり、クカメロン、ガーキンメロトリアなど


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ビャクブ(百部) [薬用植物]

イワギボウシ-17(20220926).jpgビャクブは、根茎は肥大して塊状となり、そこから茎が何本も立ち上がる。 茎の上の方がつる状となり、他のものに巻き付く。
花は緑色の4弁で萼も4枚ある。 花の中心部は赤紫色をしている。花柄の下部が葉柄と合着しているので、葉の主脈 から花柄が1本出ているように見える。
葉は先のとがった長さ5~10センチの卵形で、はっきりした数本の葉脈があり、 やや厚く、3~4枚が輪生する。
花の後には、先のとがった楕円形の蒴果ができ、 2つに割れると中から長さ約4ミリの黒褐色の種子が出る。
 中国原産で、日本には江戸時代に薬草として渡来。根が百部根という生薬になる。根茎にはアルカロイドがあり、 鎮咳や殺虫に用いられる。

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撮影:2022年7月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年10月4日 京都府立植物園にて

名称:ビャクブ(百部)
科:ビャクブ科 ビャクブ属
園芸分類:
形態:多年草つる性
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:5~7月
花色:緑色
その他:別名:ツルビャクブ、リキュウソウ(利休草)


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タイリンレッドクローバー(大輪レッドクローバー) [草本]

タイリンレッドクローバーはマメ科でヨーロッパ原産、耐寒性多年草の野草。茎は直立し、草丈は20~60cm程度。
茎頂に長さ3~7cmほどの穂状花序を出し、長さ2~3cm、直径2~3cmの円筒形は花序をつける。花は、ピンク、淡い紅、赤紫の蝶形花をつける。
葉は3出複葉で、狭楕円状となり、縁部には鋸歯である。茎は無毛。
名前の由来は、大輪で赤い花をつけるクローバの意から。

日本には、明治初期に牧草として輸入され、野生化。

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撮影:2022年5月27日 京都府立植物園にて

名称:タイリンレッドクローバー(大輪レッドクローバー)
科:マメ科  シャジクソウ属
園芸分類:草本
形態:多年草
原産地(分布):中部ヨーロッパ原産
品種名:
草丈/樹高:20~60cm
開花期:6~7月
花色:赤紫色
その他:別名 トリフォリウム・ルーベンス


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エクメア・ヌディカウリス [観葉植物]

エクメアは熱帯アメリカに180種以上が分布している着生植物。花苞のきれいな種類が多い観葉植物。
ロゼット状に広がった葉の中央から開花期には鮮やかな赤い花序をだし、黄色の花を咲かせる。
葉は革質で中央部分は筒状になっており、水分をため込むようにできている。
葉の縁には短いトゲがある。

エクメア・ヌディカウリス-1(20220715).jpg エクメア・ヌディカウリス-2(20220715).jpg エクメア・ヌディカウリス-3(20220715).jpg エクメア・ヌディカウリス-4(20220715).jpg エクメア・ヌディカウリス-5(20220715).jpg エクメア・ヌディカウリス-6(20220715).jpg エクメア・ヌディカウリス-7(20220715).jpg エクメア・ヌディカウリス-8(20220715).jpg
撮影:2022年7月15日 京都府立植物園にて

名称:エクメア・ヌディカウリス
科:パイナップル科 エクメア属
園芸分類:観葉植物,熱帯植物
形態:多年草
原産地(分布):ブラジル、エスピリサント州
品種名:ヌディカウリス
草丈/樹高:20~100cm
開花期:
花色:黄色
その他:


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ウキツリボク(浮釣木) [花木]

ウキツリボクは、南アメリカ南部原産のアオイ科イチビ属(アブチロン属)の半つる性低木。
花期は6月~10月で、伸びた枝の葉腋から花柄を長く伸ばし、1個の花を下向きに咲かせる。
花は4~5㎝の長さで、黄色い5個の花弁を持ち、赤い萼からやや突き出す形で咲く。
萼は大きな袋状となっており、5稜がある。
花弁から突き出して垂れ下がっているのは、雌しべと雄しべが合着した蕊柱(ズイチュウ)。
蕊柱には多数の雄しべと、5個の雌しべがある。
葉は円形ないし三角形に近に、互い違いに生える(互生)。 葉には柄があり、托葉(葉のつけ根にある付属体)を持つ。 葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

和名のウキツリボク(浮釣木)は、細い花柄からぶら下がった花が宙に浮いているように見えることから。園芸植物としてはチロリアンランプの呼称もある。

ウキツリボク-11(20230504).jpg ウキツリボク-12(20230504).jpg ウキツリボク-13(20230504).jpg ウキツリボク-14(20230504).jpg ウキツリボク-15(20230504).jpg ウキツリボク-16(20230504).jpg
撮影:2023年5月4日 京都市伏見区にて

ウキツリボク-1(20220520).jpg ウキツリボク-2(20220520).jpg ウキツリボク-3(20220520).jpg ウキツリボク-4(20220520).jpg ウキツリボク-5(20220520).jpg ウキツリボク-6(20220520).jpg ウキツリボク-7(20220520).jpg 雄蕊と雌蕊.jpg
撮影:2022年5月20日 京都市伏見区にて

名称:ウキツリボク(浮釣木)
科:アオイ科 イチビ属(アブチロン属)
園芸分類:花木
形態:常緑低木
原産地(分布):南アメリカ南部
品種名:
草丈/樹高:1~3m(半つる性)
開花期:6~10月
花色:黄色(萼は赤)
その他:別名 チロリアンランプ


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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) [花木]

カシワバアジサイは、カシワの葉のような形の大きな葉とピラミッド形に咲く花が特徴のあじさいの仲間。葉の形が和名の由来。
5月~7月に真っ白い花を付け咲き始めはグリーン色でそこから徐々に白に花の色が変化する。八重咲きと一重咲きがある。
カシワバアジサイは花も美しいですが、秋の紅葉もとても美しい花木。

カシワバアジサイ-1(20220522).jpg カシワバアジサイ-2(20220522).jpg カシワバアジサイ-3(20220522).jpg カシワバアジサイ-4(20220522).jpg カシワバアジサイ-5(20220522).jpg カシワバアジサイ-6(20220522).jpg カシワバアジサイ-7(20220522).jpg カシワバアジサイ-8(20220522).jpg カシワバアジサイ-9(20220522).jpg
撮影:2022年5月22日 京都府立植物園にて

名称:カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)
科:アジサイ科 アジサイ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):北アメリカ東部
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:5~7月
花色:白色
その他:


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ヒメタイサンボク(姫泰山木)・トムドット [花木]

北米東南部を原産とする半落葉小高木で、昭和初期に日本へ渡来した、ヒメタイサンボクの園芸品種。初夏に咲くクリーム色の花には甘いバニラのような香りがあり、庭木や鉢植えとして利用される。
開花期は5~7月だが、タイサンボクよりやや早く開花することが多い。花の直径は6~12cmほどでタイサンボクよりも小さいが、芳香はタイサンボクのそれと変わらない。花弁は普通9~12枚ある。
葉は長さ12~20cmほどでタイサンボクよりも小さくて薄い。暖地では次の葉が出る翌年の初夏まで葉が残る常緑性となるが、日本では多くの地域で冬季に落葉する(京都では半落葉)。ちなみにタイサンボクは冬でも葉を落とさない。
より広く知られる同属のタイサンボクよりも花や樹高がより小さいことから、ヒメタイサンボクと名付けられた。

ヒメタイサンボク-1(20220630).jpg ヒメタイサンボク-2(20220630).jpg ヒメタイサンボク-3(20220630).jpg ヒメタイサンボク-4(20220630).jpg ヒメタイサンボク-5(20220630).jpg ヒメタイサンボク-6(20220630).jpg ヒメタイサンボク-7(20220630).jpg ヒメタイサンボク-8(20220630).jpg ヒメタイサンボク-9(20220630).jpg
撮影:2022年6月30日 京都府立植物園にて

名称:ヒメタイサンボク(姫泰山木)
科:モクレン科 モクレン属
園芸分類:花木
形態:
原産地(分布):園芸品種
品種名:トムドット
草丈/樹高:
開花期:5~7月
花色:クリーム色
その他:


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