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カトレア [ラン]

カトレアは、中央~南アメリカに分布するランの仲間です。分類の仕方によって数は異なるが、野生種は40種~80種もあり、ランの中では最もメジャーなもののひとつ。
木の幹や枝、岩の上に根を下ろして生長する(このようなスタイルを「着生」と)。肥大する茎、厚みのある葉っぱ、太い根、など普通の草花と比べるとやや違った姿をしています。人の手で掛け合わせて作られた品種が膨大にあり、花の大きさや色は多岐にわたります。それもカトレアの魅力のひとつ。
もともと高い木の上に着生して生活する植物なので、雨でぬれたあとに乾くことを好む。

株元の茎(バルブ)は棒状や紡錘形にふくらみ、その先端に肉厚の葉を1枚付ける。バルブ同士は這うように伸びるほふく茎でつながる。根は表面が分厚いスポンジ状の組織で被われていて、非常に太い。根は乾いているときには白銀色に見え、水をやると内側が透けて緑色に見える。草丈は小型種で10cm程度、大型種では1m近くになる。
開花期は種によって異なり、主に冬・春咲き、夏・秋咲きがあるが、不定期に年数回花を咲かせるものも多くある。よい香りを放つ花もある。

色や大きさ、姿、咲く数も様々ですが基本的に3枚のがく片と3枚の花びらで構成されており、中心の一番目立つ花びらはリップと呼ぶ。一部の種を除いて、バルブの先端から花茎を伸ばす。花の咲くタイミングはまちまちで、新芽を生長させながら咲かせる種、新芽が生長を完了してから咲く種がある。多くの種は花芽がシースと呼ばれる鞘に包まれています。花芽は生長するとシースを突き抜けて、花を咲かせる。

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撮影:2022年5月8日 京都府にて

名称:カトレア
科:ラン科 カトレア属
園芸分類:ラン
形態:多年草
原産地(分布):中南米の熱帯・亜熱帯地域
品種名:
草丈/樹高:20~60cm
開花期:3月~4月(春咲き)、5月~7月(初夏咲き)、9月~11月(秋咲き)、12月~3月(冬咲き)
花色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,緑,紫,茶,複色
その他:


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