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ジシバリ(地縛り) [山野草]

庭、道ばた、畑地、空き地などに普通に生育します。茎は切っても一部が残っていれば、そこからまた芽を出します。
花茎は上部で枝分かれをし、1~3輪の黄色い花をつけます。 タンポポに似ていますが、花びらのように見える舌状花の数はそれより少ない。花の後は花弁が赤味を帯び、萼片が閉じて細長く縮みます。
 根際から生える葉には長い柄があり、円形ないし広い楕円形で、葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はありません。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、綿毛ができます。

名前の由来は、伸びた茎のところどころから根を出して増える様子が地面を縛るようだということから。 別名を岩苦菜(イワニガナ)といいます。 この名は、岩の上などでも少しの土があれば生育できるというところからきているようです。
その他の別名として、センリソウ、チチグサなどとも呼ばれます。
なお、近縁種の大地縛り(オオジシバリ)は全体が大きいほかに、葉の形がへら状であり、生育地もやや湿った場所を好むなどの違いがあります。

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撮影:2022年5月7日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年4月24日 京都府立植物園にて

名称:ジシバリ(地縛り)
科:キク科 ニガナ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州、沖縄。朝鮮、中国。
品種名:
草丈/樹高:10~20cm
開花期:5~7月
花色:黄色
その他: 別名を岩苦菜(イワニガナ)


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京男

タンポポじゃないんだ!
by 京男 (2021-04-25 07:44) 

すー

★京男さん、おはようございます
葉の形は明らかに違います。
遠目ではタンポポに見えますよね!
by すー (2021-04-25 08:00) 

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