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マキエハギ(蒔絵萩) [山野草]

丘陵~低山の日当たりのよい乾いた草地に生える落葉半低木で、高さ30~60cmになる。半低木といっても見かけは草で、茎はほぼ無毛で硬く、細い。
花は淡紅紫色で白色を帯び、ごく短い柄の先に数個ずつ総状花序に付く。花期は8~9月。閉鎖花は葉腋に束生。果実は広卵形でわずかに短毛があり長さ約4mm、網脈が目立つ。
名前の由来は、まっすぐに伸びた細い花柄が、蒔絵の優雅な筆の運びを思わせることからついたもの

全国22府県で絶滅危惧または準絶滅危惧種

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撮影:2022年8月8日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年8月20日 京都府立植物園にて

名称:マキエハギ(蒔絵萩)
科:マメ科 ハギ属
園芸分類:
形態:小低木または多年草
原産地(分布):本州(中南部)、四国、九州
品種名:
草丈/樹高:30~60cm
開花期:8~9月
花色:白色
その他:


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ハナゼキショウ(花石菖) [草本]

関東以西の山地の岩場に育ち、清楚な穂状の白い花をつけます。名前はセキショウに似ることからですが、似るのは花ではなく葉の姿です。なお「セキショウ」の名前は、岩や石に着生して生長することからとのことです。
花茎は高さ10~30cmで、2~3個の小型の茎葉があります。花期は7~8月。白色の花が総状花序に付きます。花被片は線状長楕円形。雄しべは花被片と同長か少し長く、葯は淡紫色です。
京都府では絶滅危惧種に指定されています。

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撮影:2018年8月20日 京都府立植物園にて

名称:ハナゼキショウ(花石菖)
科:チシマゼキショウ科 チシマゼキショウ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):本州(関東以西)、九州
品種名:
草丈/樹高:10~30㎝
開花期:7~8月
花色:白色
その他:イワゼキショウ(岩石菖)


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