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ルリカラクサ(瑠璃唐草) [草花]

耐寒性一年草。草丈10~25cm 、茎は匍匐性(ほふくせい)で横に広がります。葉には羽状の深い切れ込みがあり、茎と葉に柔毛があります。
花は4~5月に開花し、花径2cmくらいで、白に空色または青紫色の深い覆輪で、中心部に黒い点が5つあります。白色花もあるようです。
和名は花が瑠璃色、葉が唐草模様に見えることから。


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撮影:2018年5月16日 京都府立植物園にて

名称:ルリカラクサ(瑠璃唐草)
科:ムラサキ科 ルリカラクサ属
園芸分類:
形態:耐寒性一年草。
原産地(分布):アメリカのオレゴン州中部~カリフォルニア州南部
品種名:
草丈/樹高:10~25cm
開花期:4~5月
花色:
その他:別名ネモフィラ・メンジージー、ネモフィラ・インシグニス


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シンジュギク(春寿菊) [山野草]

ミヤマヨメナの変種で全体に小さく花弁も少なく、花はミヤマヨメナより少し遅く咲きます。花茎の高さは約10㎝。根生葉は長い柄があり、葉身は楕円形で2~3個の粗い鋸歯があり、やや硬くて深緑色です。茎上葉は小さくて目立たちません。5~7月ころに茎の先に径2㎝ほどの頭花をつけます。頭花は少数の白色の舌状花と黄色の筒状花からなります。

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撮影:2018年5月15日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年5月10日 京都府立植物園にて

名称:シンジュギク(春寿菊)
科:キク科 シオン属
園芸分類:
形態:
原産地(分布):本州(近畿地方以西)、四国
品種名:
草丈/樹高:10cm位
開花期:5~7月
花色:白色
その他:別名シュンジュギク(真珠菊)


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ストランバエシア [花木]

葉は濃緑色の革質で先の尖った長楕円形で、やや波打ち、互生です。常緑ですが、秋に部分的に赤く紅葉します。5~6月頃に散房花序を出し、白色の5弁花を咲かせます。果実は球形の梨状果で、秋~冬頃、光沢のない赤色に熟します。果実の先端に萼片が残ります。

撮影した木の横に、このような立札がありました。
どうやら、ストランバエシアの別名が「ニイタカカマツカ」のようで、その解説に以下のように説明されておりました。
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「ニイタカカマツカ(バラ科) 中国名:紅果樹

中国中部、西部に自生する常緑低木または小高木。花は白色で6月頃開花。
上原啓二著【樹木大図説】には「日本には昭和初年に入り、基本種と共に
京都植物園に有り。」と記載されています。
 ここの植栽の個体は当時の原木である確証はありませんが、
我が国に初導入された樹種ということで京都府立植物園の歴史を知る
貴重な植物です。
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撮影:2018年5月16日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年8月22日 京都府立植物園にて


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撮影:2020年11月10日 京都府立植物園にて

名称:ストランバエシア
科: バラ科 ストランバエシア属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):中国西部
品種名:ダビディアーナ
草丈/樹高:1.5~2m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:別名 コウカジュ(紅果樹)


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ウンリュウナツメ(雲龍夏芽) [落葉樹]

雲竜ナツメは、幹が、クネクネと曲がったナツメの園芸品種となります。
詳しくは「ナツメ(夏芽)」←でご確認ください。

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撮影:2018年5月16日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月17日 京都府立植物園にて

名称:ウンリュウナツメ(雲龍夏芽)
科:クロウメモドキ科 ナツメ属
園芸分類:園芸種
形態:落葉小高木
原産地(分布):園芸種
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4~5月
花色:黄色
その他:


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ソテツ(蘇鉄) [常緑樹]

裸子植物ソテツ科の常緑低木で、ソテツ類の中で日本に自生がある唯一の種となります。
株元や幹の途中から芽を吹きますが枝分かれはほとんどありません。幹の先には束状になって長さ1mほどの厚くて艶のある羽状の葉をつけ、幹肌には葉が落ちた跡が模様となって残ります。雌雄異株で生長は極めて遅く、春に新葉を展開してわずか1年に2~4cm幹をのばします。雌花は幹の先につき長さ4cmほどの赤い種子ができます。雄花は葉の上に抜き出て50~70cmほど伸び、花粉をまき散らした後に枯れて倒れます。
ソテツは漢字で蘇鉄と書きます。これは中国で木が弱った時に株元に釘を打ち込んだり根に金くずをやると樹勢が回復する、という言い伝えから名づけられました。

◇雄株
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撮影:2020年7月8日 京都・伏見にて

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◇雌株
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◇葉と幹
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撮影:2018年7月31日 京都・伏見にて

◇結実
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撮影:2018年12月2日 京都・伏見にて

◇役目が済んだ雄花
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撮影:2018年12月2日 京都・伏見にて

◇雌株の大胞子葉(だいほうしよう)
ソテツの種子は、オレンジ色で雌株の大胞子葉(だいほうしよう)の根元に付きます。種子の成熟前は胚珠(はいしゅ)と呼ばれます。
オレンジ色の種子と共に写っている鳥の羽ようなものが、大胞子葉と呼ばれるものです。色は黄色から淡褐色で、褐色毛が密生してビロード状です。
大胞子葉は、心皮(しんぴ)とも呼ばれるものです。
心皮とは、種子植物で、雌しべを構成する特殊な葉。 胚珠 (はいしゅ) をつける葉の変形したもの。 被子植物では合わさって子房を形成します。
今まで、あの黄色から淡褐色の鳥の羽のようなものは何かなと思っていましたが、調べて納得でした。
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これが大胞子葉
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撮影:2024年2月1日 京都府立植物園にて


名称:ソテツ(蘇鉄)
科:ソテツ科 ソテツ属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):日本(沖縄、南西諸島)、東南アジア
品種名:
草丈/樹高:3~10m
開花期:6~8月
花色:
その他:


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