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ハマゴウ(浜栲) [花木]

本州~沖縄の海岸の砂地に生え、茎は砂の上をはい、枝は立ち上がって高さ30~70cmになります。葉の裏面には灰白色の毛が密生しています。7~9月に美しい唇形の花を咲かせます。花冠は長さ1~1.5cmで青紫色。おしべは4本。砂質の海岸に生育し、砂質海岸と周辺森林との境界部分に群落を形成していることが多いです。
果皮がコルク質であり、海流に運ばれて分布します。
果実は蔓荊子(マンケイシ)と呼ばれる生薬で鎮痛、鎮静、消炎作用があります。蔓荊子散などの漢方薬に配合されるそうです。

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撮影:2020年10月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年8月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年2月25日 京都府立植物園にて

名称:ハマゴウ(浜栲)
科:シソ科 ハマゴウ属
園芸分類:
形態:匍匐性落葉小低木
原産地(分布):本州・四国・九州からアジア東南部から南大西洋、オーストラリア
品種名:
草丈/樹高:30~70cm
開花期:7~9月
花色:淡青紫色
その他:


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ノブキ(野蕗) [山野草]

横に這う地下茎のある多年生草本となります。茎は立ち上がって高さ60~100cmで、北海道~四国の山地の木陰や谷間などに生えます。
葉は長い葉柄があり、葉身は三角状腎形で裏面には白い綿毛が密生します。フキの葉にやや似ていますが、葉の先がややとがり葉柄に狭い翼があるので見分けがちきます。頭花はまわりに雌花、中心部に両性花があり、両性花は結実しません。そう果は放射状に並び独特なというよりも異様な姿にも見えます。種はカギ状のとげを動物の毛や人の衣服にひっかけ、種を運ばせるいわゆるひっつきむしです。
花期は8~10月となります。
次は種を撮影してみたいと思います。

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撮影:2018年8月20日 京都府立植物園にて

名称:ノブキ(野蕗)
科:キク科ノブキ属
園芸分類:
形態:
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州。朝鮮、中国、ヒマラヤ。
品種名:
草丈/樹高:60~100cm
開花期:8~10月
花色:白色
その他:


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