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エケベリア [多肉植物]

エケベリアは、メキシコ・中米などを原産とする春秋型種の多肉植物で、数多くの園芸交配種が存在する。葉が重なって形成された美しいロゼット型の姿は、バラの花のような華やかな印象がある。
葉色は緑、赤、黒、白、青色など豊富で、5cmほどの小型種から、40cm近くにもなる大型種まで、葉の形も豊富。
エケベリアは初春から夏にかけて、葉っぱの間から花茎をのばし、オレンジや赤などの小さい花を咲かせる。

確定はできませんが、品種名は白牡丹ではと・・・

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撮影:2023年5月5日 京都市伏見区にて

名称:エケベリア
科:ベンケイソウ科 エケベリア属
園芸分類:多肉植物
形態:多年草
原産地(分布):中央アメリカ(主にメキシコ)、北アメリカ南西部、南アメリカ
品種名:
草丈/樹高:
開花期:2~8月 (種類による)
花色:赤,ピンク,オレンジ,黄,茶,複色
その他:


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ソフォラ テトラプテラ [花木]

ソフォラ テトラプテラは、マメ科の常緑樹または落葉樹で、ニュージーランドに自生。その花は黄色で、4枚の翼状の花弁が特徴的。ソフォラ属は世界中に約50種類が分布しており、日本にもハナズオウやハナイバラなどの種類がある。
ソフォラ テトラプテラの木材は、非常に硬くて重く、耐久性が高いため、家具や楽器などの製作に用いられる。特にクラリネットやオーボエなどの木管楽器に適しており、音色や音質を向上させると言われている。また、この木材は黒色や紫色などの美しい色合いをしており、装飾品や彫刻などの芸術作品にも利用される。
果実は、垂れ下がったマメ科植物で、その中には卵形の種子がある。その種子は、ニュージーランドの先住民であるマオリ族にとって重要な食料源。しかし、その種子は生食すると毒性があるため、煮沸や発酵などの処理が必要とのこと。

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撮影:2022年6月7日 京都府立植物園にて

名称:ソフォラ テトラプテラ
科:マメ科 ソフォラ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉樹
原産地(分布):ニュージーランド
品種名:
草丈/樹高:10m
開花期:春から初夏
花色:黄色
その他:別名「メルヘンの木」


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メリアンサス・マヨール [花木]

メリアンサスはシルバーブルーがかった鳥の羽根のような大きな葉が印象的なアフリカの常緑小低木。
成長するにつれ、根元から子株が出てブッシュ状の樹形となります。
茎は柔らかな木質、中空、気生根がある。葉は長さ50㎝以下、青緑色、下面は粉白を帯び、触ると悪臭がある。
花柄は長さ1~2.5㎝、暗赤色、短い腺毛がある。苞は卵形~狭卵形、長さ4㎝以下、赤褐色、短い尖鋭形。暗赤褐色の穂状の花を春に咲かせる。

メリアンサス・マヨールはエキゾチックで南国的な雰囲気を演出する植物だが、全体に毒性があるので注意が必要。
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撮影:2022年5月12日 京都府立植物園にて

名称:メリアンサス・マヨール
科:メリアンタ科 マヨール属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑低木
原産地(分布):南アフリカ原産
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:4~6月
花色:濃赤色
その他:別名 ハニーブッシュ


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オオキンレイカ(大金鈴花) [草花]

オオキンレイカは、オミナエシ科の多年草で、京都府舞鶴市と福井県大飯郡高浜町境にそびえる青葉山(693m)にのみ自生する。舞鶴市の天然記念物に指定されている。
茎の高さは50~100cmほど。葉の形は広卵形で、掌状に中裂し、幅は7~16cm。花期は8~9月、1cm弱の小さな黄色いオミナエシに似た花を密集して咲かせる。
和名は、花が大きく金色の鈴に似ていることから、牧野富太郎博士によって名付けられた。

オオキンレイカは、絶滅危惧IB類 (EN) に指定されている。

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撮影:2023年7月20日 京都府立植物園にて

名称:オオキンレイカ(大金鈴花)
科:オミナエシ科 オミナエシ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):本州(福井県、京都府特産)
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:8~9月
花色:黄色
その他:


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ツルバギア ウィオラケア [草花]

地際から扁平な紐状の葉を叢生させる。
花茎がよく伸び、その先にかわいらしい星型の花を数輪咲かせる。花は筒状で、先端は6裂して平開する。花と同色の副花冠があり、3個の披針形の突起が突き出る。果実は蒴果。葉や茎は、傷をつけるとニンニクのような刺激臭がある。
花色は赤紫やピンクがポピュラーですが白もある。

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撮影:2023年8月28日 京都府立植物園にて

名称:ツルバギア ウィオラケア
科:ヒガンバナ科 ツルバギア属
園芸分類:草花(球根植物)
形態:多年草
原産地(分布):南アフリカ
品種名:
草丈/樹高:25~50cm
開花期:6~9月
花色:ピンク色
その他:


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カツラウリ(桂うり) [野菜]

京都の伝統野菜である桂うりは、越うりの一種で、大越(おおしろ)うりを栽培している中から、品質の優れた特に大型のものを選抜して栽培していたといわれる。古くから奈良漬の材料として用いられてきた。
肉質は緻密で皮が薄く、完熟すると甘みや芳香が増し、その香りは「メロンのよう」とも言われる不思議なうり。
戦前は京都市の桂地区を中心に約30haの規模で栽培されていたが、戦後は市街地の広がりによる
農地の減少等により栽培が縮小され、一時は栽培農家が一戸にまで減少。
そんな中、京都府と京都市では、平成25年度より、『桂うり復活プロジェクト』を立ち上げ、地域の農家らとともに桂うりの生産振興に取り組んでいるとのこと。
元和3年(1617)には智仁親王が川遊びやうり見に現在の西京区桂に訪れたと文献にあり、それ以前から栽培されていたと考えられているとのこと。

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撮影:2023年8月18日 京都府立植物園にて

名称:カツラウリ(桂うり)
科:ウリ科 キュウリ属
園芸分類:野菜
形態:つる植物
原産地(分布):京の伝統野菜
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:
花色:
その他:


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ヤマグワ(山桑) [果樹]

北海道から九州まで日本全国の丘陵や山地に広く自生するクワ科の落葉樹。かつては中国産のマグワと共に養蚕のための重要な飼料として栽培され、最も普通に見られるクワの一種で、単にクワという場合は本種を示すことが多い。
葉は長さ7~20cm、幅5~12cmほどで、枝から互い違いに生じる。葉の形は多様だが、いづれも付け根付近から3本に分かれる葉脈が目立つ。
若い木の葉は裂け目が多く、成木になると楕円や卵形になりやすい。ヤマグワの葉はマグワと異なって先端が細く尖り、縁にはギザギザがある。
ヤマグワの開花は4~5月頃。その年に伸びた枝葉の脇に花が咲く。雌雄異株(稀に同株。その場合は枝により雌雄が分かれている)で、花弁はなく、雄花には4本の雄しべ、雌花には長さ2~3cmの雌しべが1本あり、その先端(柱頭)は二つに裂ける。
雌の木に咲く雌花の後には長さ5~14cmほどの果実ができる。でき始めの実は白っぽく、次第に赤、紫、黒へと変化しながら6~8月頃に熟していく。甘く美味しい。正しくは果肉の部分は花被片の成熟したもので、中の種子が果実(痩果)にあたる。

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:ヤマグワ(山桑)
科:クワ科 クワ属
園芸分類:果樹
形態: 落葉低木
原産地(分布):北海道~九州。南樺太、朝鮮、中国、ベトナム、ビルマ、ヒマラヤ
品種名:
草丈/樹高:3~12m
開花期:4~5月
花色:淡黄色
その他:


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キヌタソウ(砧草) [山野草]

キヌタソウは、丘陵地~山地の林下、林縁に生える多年草。茎は無毛で4稜があり、ほとんど分枝せずに直立して高さ30~50cmになる。
葉は4個輪生し、長さ3~5㎝の卵状披針形、3脈が目立ち、葉先が長く尖り、柄はない。
茎の上部の円錐状の集散花序に多数の花をつける。花冠は白色、直径2~3mmで4裂する。雄しべは4個。萼は鐘形で裂片はほとんどない。
果実は球形の2分果で分果は無毛で平滑。これが砧(キヌタ)に似ているとのこと。

和名は、柄のついた果実を砧(キヌタ)に見立てたものという。砧とは衣類やワラをたたいて柔らかくする木槌のこと。

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撮影:2023年7月21日 京都府立植物園にて

名称:キヌタソウ(砧草)
科:アカネ科  ヤエムグラ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):本州、四国、九州、朝鮮、中国
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:7~9月
花色:白色
その他:


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ナンキョウ(南薑) [草本]

ナンキョウは、ショウガ科の多年草で、根茎から生長し、たくさんの葉と赤い実を付ける。草丈は2m前後程度。葉身は両端が尖る広披針形で、長さは15~40cm程度。茎頂に穂状花序を出し、直径2cm程度の花をつける。一見してラン科の花に良く似ているが、構造はランとはかなり異なる。唇弁状に見えるのは花弁ではなく6個の雄しべの内の2個が合着したものである。花には芳香がある。
この植物の根茎がほとんどの場合料理で使われる「ガランガル」である。食材や伝統医学での利用で重んじられ、ショウガよりも優れていると見なされている。根茎は黒コショウや松葉を思わせる鼻にツンとくる匂いと強い味を持つ。
中国南部~東南アジアにかけて広く栽培されている。

我が国では、タイ料理の「トム・ヤム・クン」に必ず用いられているとのこと。

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撮影:2023年7月27日 京都府立植物園にて

名称:ナンキョウ(南薑)
科:ショウガ科 ハナミョウガ属
園芸分類:草本
形態:多年生草本
原産地(分布):東南アジア原産
品種名:
草丈/樹高:2m
開花期:4~6月
花色:基本、白色
その他:別名 タイ生姜


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シマカノコユリ(島鹿の子百合) [球根]

シマカノコユリは、ユリ科ユリ属の多年草で、日本の九州に自生する希少な植物。花は白色で、内面に紅色の斑点がある。花被片は強く反り返り、花粉は赤褐色で、横向きまたはややうつむきに咲かせる。この斑点を「鹿の子絞り」に見立てたのが和名。
花には芳香がある。
シマカノコユリは、鹿児島県の甑島(こしきじま)で発見されたことから「島(シマ)」の名前がついたといわれる。

シマカノコユリは、絶滅危惧II類に指定されている日本固有種。

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撮影:2023年8月4日 京都府立植物園にて

名称:シマカノコユリ(島鹿の子百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):鹿児島県の甑島(こしきじま)
品種名:
草丈/樹高:100~150cm
開花期:7~8月
花色:ベースが白色
その他:


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シロガネセンノウ(白銀仙翁) [山野草]

シロガネセンノウは、フシグロセンノウの白花品種のことで、山地の林内・林縁などにごく稀に生える 高さ40~100cmの多年草。
1964年、長野県の佐藤邦雄氏が、軽井 沢の山中で発見した。フシグロセンノウは朱橙色の花をつけるが、 シロガネセンノウはこれとは対称的 に清楚な白色をしている。
花期は7~9月で、白い花を茎の先端にまとめて咲かせる。花弁の先端は細かく切れ込んでいる。シロガネセンノウは、山野草や茶花として栽培されることもある。

仙翁の名称は、昔、京都嵯峨にあった仙翁寺にあったことに由来するといわれている。

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撮影:2023年7月26日 京都府立植物園にて

名称:シロガネセンノウ(白銀仙翁)
科:ナデシコ科 センノウ属
園芸分類:山野草,草花
形態:多年草
原産地(分布):中国東部から中部、南西部
品種名:
草丈/樹高:40~100cm
開花期:7~9月
花色:白色
その他:別名 白花フシグロセンノウ


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ハッカクオクラ(八角オクラ) [野菜]

「八角オクラ」と呼ばれるこのオクラは、イスラエル原産の「ダビデの星」というオクラ。
八角オクラは、一般的なオクラとは異なり、角が8つ以上あることが特徴のオクラ。普通のオクラとは果実に形がかなり異なっているが、同じように調理して食べることができる。肉厚で粘りが強く、13cmの大きさになっても筋張らず、柔らかいので、生食にも適している。

オクラはアフリカ北東部が原産のアオイ科の植物で、原産地では多年草として生育できるが、寒さの厳しい日本では一年草扱いされる。オクラの花は、中心が赤紫色で、花びらがクリーム色。コントラストが美しく、野菜の花の中では特別華やか。同じアオイ科のハイビスカスやムクゲ、フヨウの花に雰囲気が似ている。
花は、ハイビスカスと同じく一日花で、咲いた花は一日でしぼんで落ちてしまう。オクラの花は7月~9月頃に咲く。
一般的なオクラに比べ、太くてどっしりした感じで、断面が綺麗な切れ込みが入った星形になっている。イスラエル国旗などの使われるマークに似ていることからダビデの星とも呼ばれる。

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断面
撮影:2023年7月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年8月18日 京都府立植物園にて

名称:八角オクラ
科:アオイ科 トロロアオイ属
園芸分類:野菜
形態:日本では越冬できないため一年草
原産地(分布):アフリカ北東部が原産
品種名:
草丈/樹高:1.5~2m
開花期:7~9月
花色:クリーム色
その他:別名 ダビデの星


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ゼニアオイ(銭葵) [草花]

ゼニアオイは、アオイ科・ゼニアオイ属に分類される多年草。
ヨーロッパ原産.。江戸時代に渡来し、観賞用によく植えられているほか、野生化しているものもある。全体にほぼ無毛で、丸い葉っぱを互い違いに生やし、花は淡紫色で濃紫色のすじがあり、直径約3.5cmほど。花期は5~8月。
花の大きさが一文銭と同じくらいであったことから、名付けられたとされている。
マロウブルーというハーブティーとして知られるウスベニアオイの変種で、ゼニアオイもハーブティーに利用されることもある。
よく似た花にウスベニアオイがあるが、見分けが難しく、ゼニアオイは茎が一般的に無毛で、葉が大きくほぼ円形で切れ込みが浅い。ウスベニアオイは茎にまばらに長毛がある。

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:ゼニアオイ(銭葵)
科:アオイ科 ゼニアオイ属
園芸分類:草花
形態:多年生
原産地(分布):ヨーロッパ
品種名:
草丈/樹高:60~120cm
開花期:5~7月
花色:淡紫色
その他:


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キクニガナ(菊苦菜) [草花]

キクニガナは、キク科キクニガナ属の多年草で、ヨーロッパや地中海沿岸から中央アジアにかけて原産。高さは30~150cmになり、茎や葉を傷つけると白色の乳液を出す。葉は広楕円形から羽状に切れ込むものまで様々で、茎につく葉は互生し、小形である。
花は7~10月にかけて咲き、径2~4cmで淡い青紫色の舌状花のみからなる頭花。花の色には淡い青色や白色、ピンク色のものもある。
日本には江戸時代後期から明治初期に観賞用、食用、薬用として入ってきたが、今では各地に野生化している帰化植物。
名前のように根に苦みがあり、古くから食用や薬用として利用されてきた。日を当てずに暗い場所で栽培した(軟白した)葉はサラダなどに用いられ、独特の苦みがある。根と根茎はコーヒーの代用品や飲料として焼いたり挽いたりされる。また、根から抽出されるイヌリンという成分は、甘味料や食物繊維源として食品製造に使用される。

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撮影:2023年7月24日 京都府立植物園にて

名称:キクニガナ(菊苦菜)
科:キク科 キクニガナ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):帰化種 ヨーロッパ、西アジア、インド、パキスタン、アフリカ(チュニジア)原産
品種名:
草丈/樹高:30~150cm
開花期:4~10月
花色:紫色
その他:別名 チコリー



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グラジオラス・コミュニス [球根]

グラジオラス・コミュニスは、アヤメ科グラジオラス属の球根植物。
地中海沿岸地方に原産し、4~6月にかけて、花茎を伸ばして、穂状花序を作り、淡紅色から紅色の漏斗型の花を穂状に咲かせ、花被片には白い筋が入る。英名はByzantine gladiolusで、ビザンチングラジオラスとも呼ばれる。
葉は剣形で、根生し、付け根付近で互生して重なる。
耐寒性と耐暑性が強く、丈夫で病害虫にも強い。地下茎で増えていくが、繁殖力は強すぎず、庭に植えっぱなしでも管理しやすい。
グラジオラス・コミュニスは、他のグラジオラスと違って春に咲くので、季節感を楽しめる。

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撮影:2022年5月10日 京都府立植物園にて

名称:グラジオラス・コミュニス
科:アヤメ科 グラジオラス属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):地中海沿岸地方
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:4~6月
花色:淡紅から紅色
その他:別名 ビザンチングラジオラス


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ナツフジ(夏藤) [つる性]

ナツフジは、マメ科 ナツフジ属(またはフジ属)のつる性の落葉木本で、日本固有種。夏に淡黄白色の蝶形花を垂れ下がる総状花序に咲かせる。
関東南部以西の本州の丘陵から低い山地の林縁や明るい樹林内に生える。つるの巻き上がる方向は左巻き(左肩上がりS字巻き)。褐色~赤褐色で皮目が多い。若い枝にははじめ毛があるが、のちに無毛。高木に巻きついて樹冠に達する。
葉は互生。長さ10~25cmの奇数羽状複葉で、小葉は4~8対mの卵形又は挟卵形で、両面ともほとんど無毛。托葉は針形で宿存する。新枝の脇から長さ10~20cmの総状花序が垂れ下がり、淡黄白色の蝶形花を多数つける。旗弁と翼弁はともに長さ1.2~1.3cm。萼は広鐘形、萼片は5個。
果実は豆果で広線形で、表面は無毛。10~11月に熟すと2裂して種子を飛ばす。

ナツフジの名前は、夏に花を咲かせることから来ている。ドヨウフジ(土用藤)とも呼ばれる。

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撮影:2023年7月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年8月14日 京都府立植物園にて

名称:ナツフジ(夏藤)
科:マメ科 ナツフジ属
園芸分類:樹に咲く花
形態:つる性落葉木本
原産地(分布):日本固有種
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:7~8月
花色:淡黄白色
その他:別名 ドヨウフジ(土用藤)


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ジュウロクササゲ(十六大角豆)・紅鞘 [野菜]

ジュウロクササゲとは、ササゲの一亜種で、非常に長いさやを持つマメ科の植物。アフリカが原産で、東南アジアや日本でも栽培されている。日本では愛知県や岐阜県、奈良県や鹿児島県などで主に生産されている。
ジュウロクササゲの花の咲く時期は、種まきから約1か月後になる。つまり、7月下旬から8月上旬にかけてとなる。花は紫色または白色の蝶型花。花が咲いた後は、さやが伸び始め、さやは50cm以上にもなることもある。
さやは柔らかくて火が通りやすく、茹でておひたしや炒め物などにして食べらる。豆は熟すと赤褐色になり、小豆の代用にもなる。
日本では江戸時代には既に食用として広く栽培されていたようである。

 「ジュウロクササゲ」という名称は、サヤの中に十六粒程の豆が入っているからこの名前が付けられたという説がありますが、実際にはもっと沢山の豆が出来る事も多く、定かではない。このほかにも地方によって「三尺ささげ」、「十八ささげ」という名称も。

今回撮影した、ジュウロクササゲ(十六大角豆)・紅鞘は園芸種

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撮影:2023年7月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年7月24日 京都府立植物園にて

名称:ジュウロクササゲ(十六大角豆)・紅鞘
科:マメ科 ササゲ属
園芸分類:野菜
形態:つる性
原産地(分布):アフリカが原産
品種名:
草丈/樹高:
開花期:7~8月
花色:紫色または白色
その他:別名:三尺ささげ、十八ささげ


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ルドベキア フルギダ ・ゴールドストラム [宿根草]

ルドベキア フルギダ ・ゴールドストラムは、キク科の宿根草で、黄色い花と黒い花芯が特徴的。
北アメリカ原産で、日本では初夏から秋にかけて咲く。耐寒性と耐暑性が強く、日向を好む。
ルドベキア属には約20種の多年草や一年草がある。

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撮影:2023年7月18日 京都府立植物園にて

名称:ルドベキア フルギダ ・ゴールドストラム
科:キク科 ルドベキア属
園芸分類: 宿根草
形態:多年草
原産地(分布):北アメリカ
品種名:ゴールドストラム
草丈/樹高:50~70cm
開花期:初夏~秋
花色:黄色(中心はこげ茶) 
その他:


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ムラサキナツフジ (紫夏藤) [つる性]

ムラサキナツフジは、常緑つる性木本で、つるは太く、よく枝分かれし、10mほどのびる。
花序は頂生し円錐花序で長さは15~20cmくらい。花は紅紫色~暗紫色の蝶形花で、旗弁に黄色い斑紋がある。
果実は長さ15cm、幅1~1.5cmの長楕円形で扁平な豆果で、熟しても裂開しない。
豆果には3~6個の扁平な長楕円形の種子がはいる。
花1つは直径2cm程度でフジと比べると小さいが、下部は分岐して多数の花を付け豪華に見える。
果期は6~11月。
ムラサキナツフジには、種子や根には毒性が含まれており、殺虫剤として使用されることがある。

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撮影:2023年7月17日 京都府立植物園にて

名称:ムラサキナツフジ (紫夏藤)
科:マメ科 ムラサキナツフジ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑つる性木本
原産地(分布):中国南部、台湾
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:4~8月
花色:紫色
その他:別名 サッコウフジ (醋甲藤) 、サツマサッコウフジ (薩摩醋甲藤)


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ヒメウツギ(姫空木) [花木]

関東以西の本州、四国及び九州に分布するユキノシタ科の落葉低木。名前のとおり小型のウツギであり、日当たりの良い川岸に多い。
開花は5~6月で、ウツギよりもやや早い時期に咲く。花は直径1.5cm程度で、雄しべの花糸と呼ばれる部分が他のウツギより角ばり、人間が両手を挙げたような形になるのが本種の特徴で、他のウツギ類と見分けるポイントになる。
・葉は細長く、縁には細かなギザギザがある。背が高くならないほふく性のウツギの仲間。

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撮影:2022年5月7日 京都府立植物園にて

名称:ヒメウツギ(姫空木)
科:ユキノシタ科 ウツギ属 
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):日本
品種名:
草丈/樹高:20~60cm
開花期:4~6月
花色:白色
その他:


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ヒッペアストルム・ペティオラッム [球根]

ヒッペアストルムは、中南米原産で、ヒガンバナ科ヒッペアストラム属の半耐寒性球根植物(多年草)。
緑色の太い花茎先端に豪華な漏斗状の大輪の花を数輪横向きに咲かせる。花茎の両側から剣状で幅広の緑色の葉が出す。
多数の園芸品種が栽培されている。
流通名はアマリリス

*アマリリスという名称は、かつてアマリリス属に分類されていたことからきてる。現在はヒッペアストラム属に変更されているが、ヒッペアストラムという名前が言いづらいことと、アマリリスという名前が定着しているため、現在でもアマリリスという名で販売されることがほとんど。

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:ヒッペアストルム・ペティオラッム
科:ヒガンバナ科 ヒッペアストルム属
園芸分類:球根植物
形態:多年草
原産地(分布):中南米原産
品種名:ペティオラッム
草丈/樹高:30~50cm
開花期:5~6月
花色:朱色
その他:


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テリハノイバラ(照葉野茨) [花木]

テリハノイバラ(照葉野茨)は、チベット原産でバラ科の落葉蔓性低木。6~7月に、山地や海岸で枝先から伸ばした円錐花序に芳香のある白い5弁花を集合させて咲かせる。
茎に棘があり直立せず地を這うように伸びる。
葉は光沢のある濃緑色。葉表と葉裏には毛が無く、葉縁に細かい鋸歯がある。花後に赤い球形の実が成ります。
果実は楕円形~球形で、赤く熟して、秋遅くまで残る。
和名の由来はノイバラに似て、葉に光沢があることから。

類似したノイバラ(野茨)には光沢が無く、葉表と葉裏に毛が生えていることで見分ける。

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:テリハノイバラ(照葉野茨)
科:バラ科 バラ属
園芸分類:樹に咲く花
形態:つる性落葉低木
原産地(分布):チベット、中国、ミャンマー
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:6~7月
花色:白花
その他:別名 ハイイバラ(這い茨)


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ムクゲ・シロギオンマモリ(槿・白祇園守) [花木]

ムクゲ(槿)の品種のひとつが「白祇園守(シロギオンマモリ)」。
白祇園守(シロギオンマモリ)は、花型が「半八重咲き、外弁と内弁との大きさの比が40/100以下で、内弁の数が30個以下のもの」と定義されているとか。
その名前の由来は、中心部の蕊(しべ)が十文字になり、八坂神社で授与される護符の「祇園守」と似ているところから名付けられたとも、五弁の花が八坂神社の神紋と似ているからともいわれる。
祇園守は7月の祇園祭が始まる頃から咲き始めるため、祇園祭の花のひとつとして親しまれている。
ムクゲは一日花で次々に花が入れ替わって咲き、木全体の花季は長くなる。

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撮影:2023年7月12日 京都府立植物園にて

名称:ムクゲ・シロギオンマモリ(槿・白祇園守)
科:アオイ科 フヨウ属
園芸分類:花木
形態:耐寒性落葉樹
原産地(分布):
品種名:白祇園守(シロギオンマモリ)
草丈/樹高:2~5m
開花期:7~8月
花色:白色
その他:


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ショウキウツギ(鐘馗空木) [花木]

中国東部を原産とするスイカズラ科の花木。
ショウキウツギの開花は5~6月で、前年に伸びた枝から出る花序に釣鐘型をした花を二輪ずつ咲かせる。蕾はピンク色で花が進むにつれて白く見えるが、これは花の外側が淡いピンク色で、内側が白いことによる。
花の内側の奥まった部分には黄色い模様が入り、花冠(花弁のようなもの)の先端は五つに裂ける。花のその基部にはツクバネウツギのように明瞭な毛がある。
本種には、剛毛に覆われた果実ができる。果実の様子が鐘馗を連想するためにこの名付けられたとのこと。

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撮影:2022年5月6日 京都府立植物園にて

ショウキウツギ-11(20220520).jpg ショウキウツギ-12(20220520).jpg ショウキウツギ-13(20220520).jpg ショウキウツギ-14(20220520).jpg ショウキウツギ-15(20220520).jpg ショウキウツギ-16(20220520).jpg
撮影:2022年5月20日 京都府立植物園にて

名称:ショウキウツギ(鐘馗空木)
科:スイカズラ科 ショウキウツギ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉/低木
原産地(分布):中国東部原産
品種名:
草丈/樹高:2~3m
開花期:5~6月
花色:淡いピンク色
その他:別名 アケボノウツギ、コルクウィッチア・アマビリス、コルキッツァ、ショウジョウウツギ


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カトレア [ラン]

カトレアは、中央~南アメリカに分布するランの仲間です。分類の仕方によって数は異なるが、野生種は40種~80種もあり、ランの中では最もメジャーなもののひとつ。
木の幹や枝、岩の上に根を下ろして生長する(このようなスタイルを「着生」と)。肥大する茎、厚みのある葉っぱ、太い根、など普通の草花と比べるとやや違った姿をしています。人の手で掛け合わせて作られた品種が膨大にあり、花の大きさや色は多岐にわたります。それもカトレアの魅力のひとつ。
もともと高い木の上に着生して生活する植物なので、雨でぬれたあとに乾くことを好む。

株元の茎(バルブ)は棒状や紡錘形にふくらみ、その先端に肉厚の葉を1枚付ける。バルブ同士は這うように伸びるほふく茎でつながる。根は表面が分厚いスポンジ状の組織で被われていて、非常に太い。根は乾いているときには白銀色に見え、水をやると内側が透けて緑色に見える。草丈は小型種で10cm程度、大型種では1m近くになる。
開花期は種によって異なり、主に冬・春咲き、夏・秋咲きがあるが、不定期に年数回花を咲かせるものも多くある。よい香りを放つ花もある。

色や大きさ、姿、咲く数も様々ですが基本的に3枚のがく片と3枚の花びらで構成されており、中心の一番目立つ花びらはリップと呼ぶ。一部の種を除いて、バルブの先端から花茎を伸ばす。花の咲くタイミングはまちまちで、新芽を生長させながら咲かせる種、新芽が生長を完了してから咲く種がある。多くの種は花芽がシースと呼ばれる鞘に包まれています。花芽は生長するとシースを突き抜けて、花を咲かせる。

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撮影:2022年5月8日 京都府にて

名称:カトレア
科:ラン科 カトレア属
園芸分類:ラン
形態:多年草
原産地(分布):中南米の熱帯・亜熱帯地域
品種名:
草丈/樹高:20~60cm
開花期:3月~4月(春咲き)、5月~7月(初夏咲き)、9月~11月(秋咲き)、12月~3月(冬咲き)
花色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,緑,紫,茶,複色
その他:


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キバナクローバー [草花]

キバナクローバーは、マメ科の多年草で、初夏に淡黄色の大輪の花を咲かせる。花は3~4cmとクローバーの仲間では大きく、ジャンボシロツメクサとも呼ばれる。マット状に生長し、日当たりのよい乾燥気味の場所に適している。
シロツメクサとは葉の形が異なる。

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撮影:2022年5月27日 京都府立植物園にて

名称:キバナクローバー
科:マメ科 シャジクソウ属
園芸分類:花草
形態:多年草
原産地(分布):ヨーロッパ
品種名:
草丈/樹高:30~40cm
開花期:6~7月
花色:淡黄色
その他:別名 ジャンボシロツメクサ


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クニフォフィア ルーペリー [草花]

クニフォフィア ルーペリーは、ツルボラン科(ワスレグサ科)のクニフォフィア属(シャグマユリ属)の植物。南アフリカ原産で、常緑の多年草。
夏から秋にかけて、オレンジ色の穂状の花を咲かせる。花は筒状の花が穂状に集まり「ボトルブラシ」や「トーチ(松明)」を連想させる様な個性的な花の形をしている。
花は下から上に向かって開花していき通常赤色(~橙色)から成熟するにつれて黄色(~黄緑色)へと色が変わっていき、そのため多くの場合は花が下と上で2色になる。花茎は60~120cmになる。

別名では「トリトマ・ルーペリー」とも呼ばれる

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撮影:2023年7月4日 京都府立植物園にて

クニフォフィア ルーペリー-5(20230707).jpg クニフォフィア ルーペリー-6(20230707).jpg クニフォフィア ルーペリー-7(20230707).jpg クニフォフィア ルーペリー-8(20230707).jpg
撮影:2023年7月7日 京都府立植物園にて

名称:クニフォフィア ルーペリー
科:ツルボラン科 クニフォフィア属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):南アフリカ原産
品種名:ルーペリー
草丈/樹高:90~120cm
開花期:8~10月
花色:オレンジ色
その他:別名 トリトマ・ルーペリー



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シャシャンボ マウンテンサンゴ [花木]

シャシャンボは、ツツジ科スノキ属の常緑小高木で、日本や朝鮮半島、中国、台湾などに分布。
総状花序に白色の壺形の小さな花を多数、下向きにつける。花冠は長さ5~7㎜、先が5裂し、反り返る。花柱が花冠から少し、突き出る。披針形の苞が花に並んでつくのが特徴である。
白い鐘形の花が7~10月頃に咲き、黒紫色の液果が秋に熟す。果実はブルーベリーに似ており、食用にもなる。

シャシャンボの名前の由来は、古語の「サシブ」(烏草樹)が訛ったものだと言われている。

撮影したこの個体は、花がピンク色のもの。

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撮影:2023年7月6日 京都府立植物園にて

名称:シャシャンボ マウンテンサンゴ
科:ツツジ科 スノキ属
園芸分類:花木
形態:常緑小高木
原産地(分布):日本や朝鮮半島、中国、台湾など
品種名:
草丈/樹高:1~5m
開花期:7~10月
花色:白色、ピンク色
その他:


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キバナノミソハギ(黄花の禊萩) [花木]

キバナミソハギは、ミソハギ科キバナミソハギ属の落葉小低木。
ブラジルやウルグアイが原産で、日本では園芸植物として栽培されている。樹高は約1mで、幹は細く株立ち状になる。葉は対生し、長さ4~6cmの披針形で先端は尖る。花期は6~7月で、葉腋に黄色い小さな花を咲かせる。花弁は6枚で、サクラのような形をしている。
果実は球形で種子は小さい。
キバナミソハギの名前の由来は、ミソハギと似ているが花が黄色いことからきている。
ミソハギは禊萩と書き、水辺で禊(みそぎ)を行う時に使われたという説や、溝に生えることから溝萩という説がある。
アメリカ先住民達により古くから向精神薬として、宗教的儀式等に用いられてきている。

尚、果実成熟期は10月頃

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撮影:2023年6月30日 京都府立植物園にて

名称:キバナノミソハギ(黄花の禊萩)
科: ミソハギ科 キバナミソハギ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):ブラジルやウルグアイ原産
品種名:
草丈/樹高:1mあまり
開花期:6~7月
花色:黄色
その他:キバナミソハギ(黄花禊萩)とも



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ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) [草花]

ヨウシュヤマゴボウは北アメリカ原産の帰化植物。山野や街中、庭や花壇の植え込み、アスファルトの割れ目まで、あらゆるところで力強く生息している。
茎は太くて赤みを帯び、高さ1~2mになる。
花序には長い柄があり、果期には垂れ下がる。花は6月くらいに咲き始め、秋まで咲き続けます。茎の先に房状の小花が集合した花を咲かせます。一つ一つの花は非常に小さく直径3~5mm程度、グリーンがかった白色をしています。
果実は直径約8mmの扁球形で、液果で、黒紫色に熟す。果実をつぶすと紅紫色の汁がでる。

ヨウシュヤマゴボウというと、あの黒ずんだブドウのような実ばかりが印象に残っていて、花は記憶にない、見たことが無いという方も多いかも(私もそうですが)。
ヨウシュヤマゴボウの花は夏、関東では早いと5月くらいから咲き始め、秋まで咲き続けます。茎の先に房状の小花が集合した花を咲かせます。一つ一つの花は非常に小さく直径3~5mm程度、白色でわずかに紅色。

9月頃には一つのヨウシュヤマゴボウの株の中で、黒く熟した実、未熟なグリーンの実、白い花と、すべてが見られるようになる。

ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたって毒があり、毒性は根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。

ヨウシュヤマゴボウの名前の由来は、「西洋から来た山牛蒡」という意味で、ゴボウは仲間ではありませんが、根がゴボウのように長いことから

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撮影:2023年7月2日 京都市伏見区にて

名称:ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
科:ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):北アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:6~9月
花色:白色でわずかに紅色
その他:別名 : アメリカヤマゴボウ



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