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キヌタソウ(砧草) [山野草]

キヌタソウは、丘陵地~山地の林下、林縁に生える多年草。茎は無毛で4稜があり、ほとんど分枝せずに直立して高さ30~50cmになる。
葉は4個輪生し、長さ3~5㎝の卵状披針形、3脈が目立ち、葉先が長く尖り、柄はない。
茎の上部の円錐状の集散花序に多数の花をつける。花冠は白色、直径2~3mmで4裂する。雄しべは4個。萼は鐘形で裂片はほとんどない。
果実は球形の2分果で分果は無毛で平滑。これが砧(キヌタ)に似ているとのこと。

和名は、柄のついた果実を砧(キヌタ)に見立てたものという。砧とは衣類やワラをたたいて柔らかくする木槌のこと。

キヌタソウ-1(20230721).jpg キヌタソウ-2(20230721).jpg キヌタソウ-3(20230721).jpg キヌタソウ-4(20230721).jpg
撮影:2023年7月21日 京都府立植物園にて

名称:キヌタソウ(砧草)
科:アカネ科  ヤエムグラ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):本州、四国、九州、朝鮮、中国
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:7~9月
花色:白色
その他:


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