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カツラウリ(桂うり) [野菜]

京都の伝統野菜である桂うりは、越うりの一種で、大越(おおしろ)うりを栽培している中から、品質の優れた特に大型のものを選抜して栽培していたといわれる。古くから奈良漬の材料として用いられてきた。
肉質は緻密で皮が薄く、完熟すると甘みや芳香が増し、その香りは「メロンのよう」とも言われる不思議なうり。
戦前は京都市の桂地区を中心に約30haの規模で栽培されていたが、戦後は市街地の広がりによる
農地の減少等により栽培が縮小され、一時は栽培農家が一戸にまで減少。
そんな中、京都府と京都市では、平成25年度より、『桂うり復活プロジェクト』を立ち上げ、地域の農家らとともに桂うりの生産振興に取り組んでいるとのこと。
元和3年(1617)には智仁親王が川遊びやうり見に現在の西京区桂に訪れたと文献にあり、それ以前から栽培されていたと考えられているとのこと。

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撮影:2023年8月18日 京都府立植物園にて

名称:カツラウリ(桂うり)
科:ウリ科 キュウリ属
園芸分類:野菜
形態:つる植物
原産地(分布):京の伝統野菜
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:
花色:
その他:


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