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キクニガナ(菊苦菜) [草花]

キクニガナは、キク科キクニガナ属の多年草で、ヨーロッパや地中海沿岸から中央アジアにかけて原産。高さは30~150cmになり、茎や葉を傷つけると白色の乳液を出す。葉は広楕円形から羽状に切れ込むものまで様々で、茎につく葉は互生し、小形である。
花は7~10月にかけて咲き、径2~4cmで淡い青紫色の舌状花のみからなる頭花。花の色には淡い青色や白色、ピンク色のものもある。
日本には江戸時代後期から明治初期に観賞用、食用、薬用として入ってきたが、今では各地に野生化している帰化植物。
名前のように根に苦みがあり、古くから食用や薬用として利用されてきた。日を当てずに暗い場所で栽培した(軟白した)葉はサラダなどに用いられ、独特の苦みがある。根と根茎はコーヒーの代用品や飲料として焼いたり挽いたりされる。また、根から抽出されるイヌリンという成分は、甘味料や食物繊維源として食品製造に使用される。

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撮影:2023年7月24日 京都府立植物園にて

名称:キクニガナ(菊苦菜)
科:キク科 キクニガナ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):帰化種 ヨーロッパ、西アジア、インド、パキスタン、アフリカ(チュニジア)原産
品種名:
草丈/樹高:30~150cm
開花期:4~10月
花色:紫色
その他:別名 チコリー



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