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コロラドトウヒ [常緑樹]

トウヒの仲間は北半球に広く分布し、日本にもエゾマツ、アカエゾマツ、ハリモミ、マツハダほか、7種が自生しています。常緑性の針葉高木で、自然樹形でも整った円錐形になります。品種により葉色の違いや、生育速度の遅いもの、矮性のもの、ほふく性のものなど観賞価値の高い園芸品種も数多くあります。
枝が黄褐色、幹は灰色のうろこ状の樹皮で覆われいます。葉は、長さ3cm程度の針状で、枝に対して全周性-放射状に付き、表面に青い粉上のワックスを伴っいます。
クリスマスに飾るモミの木(モミ属)とよく似ていますが、トウヒ属は熟した球果が枝から下垂し、モミ属の球果は枝の上に立ち上がります。ちなみに、日本でクリスマスツリ-としてよく利用されているのはトウヒ属のヨーロッパトウヒ(ドイツトウヒ)です。

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撮影:2017年10月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年10月9日 

名称:コロラドトウヒ
科:マツ科トウヒ属
園芸分類:庭木・花木,コニファー
形態:常緑針葉種
原産地(分布):アメリカのコロラド州からワイオミング州一帯のロッキー山脈
品種名:
草丈/樹高:30m
開花期:
花色:
その他:


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ツメレンゲ(爪蓮華) [多肉植物]

葉は常緑性、多肉質で披針形で、先端は針状です。
株は根出葉が密生してロゼット状にまとまり、その径は最大12cmほど。季節により変化し、冬には若干小さくなります。根元からは盛んに腋芽を出し、群落を形成します。
10~11月に伸長したロゼットの中央軸が伸び上がって高さ10~30cmの花穂を塔状に立て、多数の花を円錐状に群生させます。花弁5枚では披針形で白色、葯は赤く、花弁に映えます。短日性で、花序の下方から順に咲き上がります。種子は微小で軽く、風によって散布されます。

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撮影:2022年11月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年11月4日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年11月9日 京都府立植物園にて

名称:ツメレンゲ(爪蓮華)
科:ベンケイソウ科イワレンゲ属
園芸分類:
形態:多年生の多肉植物
原産地(分布):日本国内は関東以西の本州、四国、九州に、日本国外では朝鮮半島、中国
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:10~11月
花色:白色
その他:


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ノキシノブ(軒忍) [シダ類]

和名は家の軒先に生育し、土が無くても堪え忍ぶという意味です。大樹の樹皮や崖、傾斜が急な場所の地表などに生育します(着生植物)。長期間乾燥すると葉は内側に巻いて細くなってよれてしまいますが乾燥への対応です。葉は長さ12~30cm。先端側も基部へ向かっても細くなります。胞子嚢群は中肋と辺縁の中間に付きます。
葉は茎から出て、全体に細長い単葉で、一般のシダの葉とは大きく異なります。
庭木や石垣などに着いたものは風流と捉えられることが多い反面、ほとんどの場合勝手に生えてくるので、積極的に栽培されるということもないようです。

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撮影:2017年11月4日 京都府大学にて

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撮影:植物園にて

名称:ノキシノブ(軒忍)
科:ウラボシ科ノキシノブ属
園芸分類:
形態:常緑性のシダ植物
原産地(分布):北海道南部以南の日本全土、朝鮮南部、中国、インドシナからフィリピンまで
品種名:
草丈/樹高:12~30cm
開花期:
花色:
その他:


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ペニセタム ヴィロサム [草本]

夏から秋に咲く柔らかな白い穂が涼しげでとても美しい。
別名は、銀狐(ギンギツネ) というようです。その白いキツネのしっぽというネーミングも納得の美しい穂です。大株に育つと無数の穂が見事
とのことです。

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撮影:2017年11月4日 京都府立植物園にて

名称:ペニセタム ヴィロサム
科:イネ科
園芸分類:
形態:耐寒性多年草 半常緑~落葉性
原産地(分布):アフリカ
品種名:
草丈/樹高:50cm程度
開花期:
花色:
その他:


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