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ニワゼキショウ(庭石菖) [山野草]

原産地は北アメリカで、日本へは明治時代に渡来しています。芝生や草地などに野生化群生しています。花期は5~6月で、直径5~6mm程度の小さな花を咲かせます。花弁は6枚に分かれ、花色は白のものと赤紫のものがあり、中央部はどちらも黄色です。花は、受精すると、一日でしぼんでしまいます。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。
葉が石菖(せきしょう)というサトイモ科の植物に似ていて、庭によく生えるところから、庭石菖の名にななりました。

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撮影:2017年6月2日 京都市内にて

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撮影:2019年5月6日 京都市内にて

名称:ニワゼキショウ(庭石菖)
科:アヤメ科 ニワゼキショウ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~6月
花色:白または紅紫色
その他:


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ユキノシタ(雪の下) [山野草]

湿った半日陰地の岩場などに自生する常緑の多年草です。人家の日陰に栽培されることも多い。葉は円形に近く(腎円形)、裏は赤みを帯びます。本種は種子に因る種子繁殖のみならず、親株の根本から地上茎である走出枝(runner/ランナー)を出して栄養繁殖します。
開花期は5~7月頃で、高さ20~50 cmの花茎を出し、多数の花をつけます。花は5弁で、上の3枚が小さく濃紅色の斑点があり基部に濃黄色の斑点があり、下の2枚は白色で細長いです。
名前は、雪のような白い花をかぶってその下に緑の葉を広げるから。白い舌状の花の形から「雪の舌」、それが転じて「雪の下」、との説もあります。
別名の「虎耳草」とは、まだらで毛のある丸い葉っぱにちなみます。

葉はいろいろ使えます。けがをしたらこの葉を火にあぶって患部に貼ると効き目がある。昔からやけどなどの貼り薬(もんだ葉っぱ)、中耳炎やひきつけの薬(しぼり汁)として重宝されていました。また、天ぷらにしてもおいしい。(花は食べません)

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撮影:2022年5月15日 京都市伏見区にて

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撮影:2019年5月15日 自宅にて


名称:ユキノシタ(雪の下)
科:ユキノシタ科 ユキノシタ属
園芸分類:山野草
形態:常緑多年草
原産地(分布):本州、四国、九州及び中国
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:5~7月
花色:白色
その他:


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エゴノキ [花木]

エゴノキは日本全土に分布する落葉樹です。5~6月にかけて小枝の先に短い総状花序を出し、釣り鐘状の白い花を下向きにつけ、秋には卵形の果実が熟します。樹形は野趣に富むことから、雑木の庭の植栽材料としてよく利用されるようになりました。
花には蜜蜂の仲間が来て花粉を運ぶ。下向きの花のため、ハエ、アブなどの足の力の弱い虫は止まることができないとのことです。
実の味がエグイための名とか?

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撮影:2017年5月9日 自宅にて

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撮影:2018年6月21日 京都府立植物園にて

名称:エゴノキ
科:エゴノキ科 エゴノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉高木
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州、沖縄
品種名:
草丈/樹高:7~8m
開花期:5~6月
花色:白色、ピンク
その他:


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サンショウ(山椒 ) [落葉樹]

葉は互生、奇数羽状複葉。長さ10~15cmほど。5~9対の小葉は1~2cmの楕円形で縁は鋸歯状。裏は表に比べ白っぽい。葉には油点と呼ぶ物があり、つぶすと芳香を放つ。油点は細胞の間に油が溜まったもので、太陽に透かして見ると透明に見えるので明点とも言います。花は、4月~5月頃開花し、直径5mmほどで黄緑色。雄花は「花山椒」として食用にされ、雌花は若い果実、または完熟したものを利用し、果実の直径は5mm程度。はじめ緑色ですが9月~10月ごろに赤く熟し、裂開して中の黒い種子が出てきます。雌花には二本の角のような雌しべが突きだします。
若葉は食材として木の芽の名称があります。雄株と雌株があり、サンショウの実が成るのは雌株のみです。
わが家の山椒の木は実山椒と呼ばれる雌木です。

別名:「椒(はじかみ)」といい、「椒」の字は、古くから辛いものの呼称に使われており、”山の辛いもの”を意味する命名とのことです。

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撮影:2020年4月3日 自宅にて

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新芽と蕾
撮影:2018年3月18日 自宅にて

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撮影:2017年5月9日 自宅にて

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撮影:2017年10月29日 自宅にて

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撮影:2020年11月13日 自京都市伏見区にて

名称:サンショウ(山椒 )
科:ミカン科 サンショウ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):北海道から屋久島までと、朝鮮半島の南部
品種名:
草丈/樹高:3m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:雌雄異株 


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タチツボスミレ(立壷菫) [山野草]

タチツボスミレは、ほぼ日本全土の平地から低山に分布し、日当たりのよい道端や草原、森林、やぶなどに普通に見られる多年草です。数本から10本程度の茎を伸ばして咲きますが、花のころにはまだ短いので、根元から直接出ているように見えます。茎はしだいに長く伸び、最大で高さ20cm前後になります。葉は質が薄く、ハート形です。花は葉のつけ根に1輪ずつつき、直径1~2cmの薄紫色です。

単に「すみれ」と聞いて多くの人が思い起こすのが、このタチツボスミレかスミレとなるのかな。

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撮影:2017年3月19日 京都市伏見区にて

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撮影:2022年3月19日 京都市伏見区にて

名称:タチツボスミレ(立壷菫)
科:スミレ科 スミレ属
園芸分類:山野草,草花
形態:多年草
原産地(分布):東アジアの温帯地域(日本列島、中国大陸、朝鮮半島南部、台湾)
品種名:
草丈/樹高:5~20cm
開花期:3~5月
花色:紫,白,ピンク
その他:


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スミレ(菫) [山野草]

スミレは日当たりのよい草地や田畑のわき、堤防、道端などに生える多年草です。根元から多数の葉や花茎を伸ばし、花茎の先に花径2cm前後の濃紫色の花を1輪つけます。真ん中の下向きの花びら(唇弁)には白い筋があるのがふつうです。
葉は細長く、翼があるのが特徴です。
花の形が、大工道具の”墨入れ”に似ていることから、「すみいれ」の呼びがしだいに「すみれ」になったとのことです。

単に「すみれ」と聞いて多くの人が思い起こすのが、このスミレかタチツボスミレとなるでしょう。

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撮影:2017年4月16日 自宅にて

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撮影:2016年6月28日 自宅にて

名称:スミレ(菫)
科:スミレ科 スミレ属
園芸分類:山野草,草花
形態:多年草
原産地(分布):日本列島、中国東北部から東部、朝鮮半島、ウスリー
品種名:
草丈/樹高:10cm前後
開花期:4~5月
花色:紫,ピンク,白
その他:


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クレマチス キロサ ‘ジングル ベル’ [つる性]

原種は地中海沿岸地域から小アジアに分布し、花は純白で和紙のように繊細な印象ですが、耐寒性が強く冬期も咲き続けます。
広鐘形~盃状の下垂した花が冬から早春にかけて次々に咲きます。クリスマスローズの花と雰囲気が似ています。花はクリーム色で径5cmほどです。
冬咲きクレマチスとして人気です。
花の少ないこの季節に楽しませてくれくれる貴重な花ですね。

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撮影:2017年12月19日 京都府立植物園にて

名称:クレマチス キロサ ‘ジングル ベル’
科:キンポウゲ科 クレマチス属
園芸分類:
形態:常緑ツル性低木
原産地(分布):南欧、地中海地方
品種名:
草丈/樹高:
開花期:11~3月
花色:クリーム色
その他:


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カミヤツデ(紙八手) [常緑樹]

中国、台湾原産の常緑低木となります。日本では植栽すると落葉することが多いとのことですが、暖地では常緑で生育し、野生化しているところもあります。葉はヤツデと同様に大柄な掌状深裂の形で、葉質は遙かに薄く、つやはありません。
花期は11~12月頃で、普通のヤツデと同様に淡黄白色の丸い小花の塊があり、その塊の集団が円錐形になり、球状の散形花序を円錐状につけます。葉は70cmくらいと大型です。
また茎の髄から通草紙(つうそうし)という造花や書画で使う紙の一種をつくり、これが「紙八手」という名前の由来となっています。


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撮影:2018年11月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年12月19日 京都府立植物園にて

名称:カミヤツデ(紙八手)
科:ウコギ科 カミヤツデ属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):台湾、中国南部原産。
品種名:
草丈/樹高:
開花期:11~12月
花色:淡黄白色
その他:


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ハゴロモジャスミン [つる性]

中国原産のつる性低木で、常緑性(低温で落葉することがあります)でつるは1~3mの長さに伸びます。平地や暖地では露地で越冬できるため、フェンスなどに絡ませて育てることもあります。
花の内側は白色、外側は薄いピンク紅色で、4月から5月ごろに開花し、花に強い香りがあることから人気があります。
ジャスミンは、モクセイ科ソケイ属の総称です。ソケイ属には、ハゴロモジャスミンのほか、ジャスミンティーの原料とする香りのよいマツリカなど、約200種が含まれます。
ジャスミンは鑑賞用以外だと、主に香水やお茶に用いられます。ジャスミンの精油(アロマオイル)は甘美な香りがし、リラックス効果があるといわれており、マッサージや寝室の香りづけなどに用いられます。また、ジャスミンティーは精神安定効果以外にも、美肌効果や女性ホルモンのバランスを整える効果などもあり、女性に人気の高い飲み物です。他に、化粧品の香りづけに利用されることもあります。

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撮影:2017年5月9日 京都市伏見区にて

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撮影:2020年5月1日 京都市伏見区にて

名称:ハゴロモジャスミン
科:モクセイ科 ソケイ属
園芸分類:庭木・花木
形態:つる植物
原産地(分布):中国雲南省
品種名:
草丈/樹高:1~3m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別名 素馨(ソケイ)、茉莉花(マツリカ)


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ナツグミ(夏茱萸) [落葉樹]

グミの仲間は、アジアからヨーロッパ、北アメリカに60種ほどが自生する、落葉または常緑の木本で、多くの種類で果実を食用にすることができます。日本には約15種が自生します
関東地方に分布し、夏に長楕円形の赤い果実をつけます。日本に自生する植物なので、暑さ寒さに強く、また根もよく張り、枝の伸びもよいため、栽培は容易です。
「茱萸」の名前は、「含む実(くくむみ)」(実を口に含み皮を出す意味)が変化して「ぐみ」に、また、渋みがあるため「えぐみ」から「ぐみ」になったという説もあるようです。

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撮影:2021年3月25日 京都市伏見区にて

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撮影:2018年3月18日 京都市伏見区にて

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撮影:2017年5月9日 京都市伏見区にて

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撮影:2020年5月14日 京都市伏見区にて

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撮影:2017年6月13日 京都市伏見区にて

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撮影:2017年6月18日 京都市伏見区にて

名称:ナツグミ(夏茱萸)
科:グミ科 グミ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉性低木
原産地(分布):アジア、ヨーロッパ、北米
品種名:
草丈/樹高:1~3m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:6~7月頃赤い実がなります


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