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セイヨウリンゴ(西洋林檎) [果樹]

 栽培種の食用リンゴは学名がMalus pumila、標準和名をセイヨウリンゴといい、熱帯を除く世界で広く栽培されています。リンゴの栽培品種は世界で9000種以上あるといわれています。ヨーロッパでは16~17世紀頃、栽培が盛んになり、日本には幕末以降にアメリカから導入され、紅玉、国光が戦前の代表的な品種ちなります。日本でも昭和30年代以降に多くの品種が作られ、日本で作られた「ふじ」(中国名は富士)は現在、世界で最も生産量の多い品種になります。

樹皮は、黒紫色から灰褐色となります。葉は、互生、広楕円形または卵形、両端は尖り鈍鋸歯です。
花は、4~5月に白または淡紅色の花を枝先に数個咲かせます。
果実は、球形で両端は深くくぼみ、紅色または紅黄色に熟します。

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撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月27日 京都府立植物園にて

名称:セイヨウリンゴ(西洋林檎)
科:バラ科 リンゴ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):ヨーロッパ原産
品種名:
草丈/樹高:10~15m
開花期:4~5月
花色:白色~淡紅色
その他:


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シロバナタンポポ (白花蒲公英) [草花]

本種は日本在来種であり、本州関東以西、四国、九州に分布し、西の方ほど多い。
2~5月にかけて白い花をつけます。頭花(花に見える部分全体)のサイズは直径3.5 ~ 4.5cmほどになります。白く見える部分は舌状花(頭花を作る1つ1つの小さな花)の花冠(「花びら」に見える部分)で、中央の花柱部は黄色となります。
舌状花は1つの頭花におよそ100個ほどで、他種と比べて比較的少く、そのため結実する種子も比較的少ないとのことです。
地際に切れ込みのある葉をロゼット状に広げます。

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撮影:2018年3月25日 京都市内にて

名称:シロバナタンポポ (白花蒲公英)
科:キク科 タンポポ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):日本固有種 本州の関東地方から九州にかけて分布
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:2~5月
花色:白色
その他:


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クレマチス クラルケアナ [つる性]

冬咲きクレマチスとなります。
中国原産の、冬に花を楽しめる冬咲きのクレマチスです。開花期は12月~1月で、耐寒性も強く丈夫です。
4~5cmほどの大きさの白い花で、質感はフランネルフラワーのようなお花が咲きます。釣鐘状の形をしているところから、”ウィンターベル” とも呼ばれています。下向きに咲き、蕾も実のようでかわいらしいです。
つる性なので、アーチやフェンスに這わせたり、鉢であんどん仕立てにしても可愛いです。

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撮影:2019年1月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年1月18日 京都府立植物園にて

名称:クレマチス クラルケアナ
科:キンポウゲ科
園芸分類:冬に咲く花
形態:ツル性
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:
開花期:12~1月
花色:白色
その他:


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シロバナオンツツジ(白花雄躑躅) [花木]

オンツツジは、ツツジの落葉低木~小高木となります。本種は、オンツツジの白花品種として分類されます。樹高は2~8m程度となります。若枝には褐色毛が多く見られ、葉は広卵円形で先は尖ります。長さは5~8cm程度となります。4~5月頃に白色で径4~5cmの花を咲かせます。

和名は、フジツツジをメンツツジ(雌躑躅)と呼ぶのに対して、本種は樹形が壮大なためオンツツジと命名されオンツツジの白花品種となります。

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撮影:2022年4月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月25日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年4月17日 京都府立植物園にて

名称:シロバナオンツツジ(白花雄躑躅
科:ツツジ科 ツツジ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木~小高木
原産地(分布):在来種 本州(近畿地方南部)、四国、九州、朝鮮(済州島)に分布
品種名:
草丈/樹高:2~8m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


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ナンテン(南天) [花木]

ナンテンは、茎が直立して、先端に大型の数回にわたって分岐する羽状複葉の葉を互生につけています。和名のナンテンは漢名「南天燭」の略とされています。ナンテンは難を転ずることにも通じるため、縁起木、厄よけ、魔よけとして古くから庭に植えられてきました。漢方では、乾燥させた果実を南天実(なんてんじつ)といい、咳止め剤(鎮咳剤)として利用されています。
先端の葉の間から、花序を上に伸ばし、初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。

「のど飴」のイメージからも分かるように、「ナンテニン」(アルカロイド)を含む実は、漢方薬として咳などの症状に効くとされます。
ナンテンの葉が赤飯などの料理に添えられるのは、防腐作用があるためとのことです。また、強壮剤としても利用されます。

日本、中国及びインドに分布する1属1種の低木。

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撮影:2019年1月8日 京都府立植物園にて

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撮影:2016年5月30日 京都市内にて

名称:ナンテン(南天)
科:メギ科 ナンテン属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑低木
原産地(分布):日本、中国、東南アジア
品種名:
草丈/樹高:2~3m
開花期:6~7月
花色:白色
その他:


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ウンナンロウバイ(雲南蝋梅) [花木]

ウンナンロウバイは、ロウバイ科の落葉樹です。樹高は2~5mほどです。葉は卵形で、枝に対生となります。冬場の1~2月頃に、葉が展開する前に径2cm程度の花を咲かせます。
花は、ロウバイのように中心部は赤紫ですが、花びらは淡いクリーム色です。花被片(かひへん)は薄く、幾分半透明です。
果実は蒴果です。

雲南蝋梅の花びらは蝋梅より白っぽく薄いのが違いのようです。
蒴果(さくか):複数の子房が発達した果実が熟すと、タネを覆う果皮が裂けてタネが飛び散ること。

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撮影:2019年1月7日 京都府立植物園にて

名称:ウンナンロウバイ(雲南蝋梅)
科:ロウバイ科 ロウバイ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):中国・雲南省
品種名:
草丈/樹高:2~5m
開花期:1~2月
花色:
その他:


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シロバナマンサク(白花万作) [花木]

シロバナマンサクは、北アメリカに分布する小型の落葉低木です。春に白いブラシのような形で、甘く香る花を咲かせます。花のように見えるのは、じつは多数の雄しべで、花弁はありません。葉は、菱形状の楕円形または扁倒卵形、表面は濃い緑色で裏面は青灰色で枝に互生します。
4月頃に、葉が展開したあとに、小さな香りがある花弁のないブラシ状の白色の花を咲かせます。花の色は、白く目立つ雄しべが密集するためです。
葉は秋、黄色や橙色、赤紫色に紅葉し綺麗です。

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撮影:2019年4月26日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年4月19日 京都府立植物園にて

名称:シロバナマンサク(白花万作)
科:マンサク科  ハンノキモドキ属(シロバナマンサク属)
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):北アメリカ東部
品種名:
草丈/樹高:1~1.5m
開花期:5月
花色:白色
その他:別名 フォザギラ・マヨール


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シモツケ(下野) [花木]

シモツケ属は約70種が北半球の温帯に分布し、シジミバナ、ユキヤナギ、コデマリなど、多くの種が栽培されています。
シモツケは日本、朝鮮半島、中国に分布する落葉低木です。和名は下野(しもつけ)の国(現在の栃木県)にちなみます。
枝先に複数の散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、小さな花5弁花を半球形状に密生させます。
花の色は、薄い紅色や濃い紅色のものがあり、萼片は5枚です。
雄しべは5本で、雄しべのほうが花弁よりもいちじるしく長いのも特徴となります。


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撮影:2018年6月25日 京都府立植物園にて

名称:シモツケ(下野)
科:バラ科 シモツケ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉性低木
原産地(分布):日本、朝鮮半島、中国
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:5~6月
花色:赤,白,ピンク
その他:


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シュンラン(春蘭) [山野草]

シュンランは、北海道から九州に広く分布し、日本を代表する野生ランです。シンビジウムの仲間で、主に里山や人里に近い山地の雑木林などに自生し、古くより季節の花や祝いの花として親しまれてきました。
葉は細く、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があります。地下には数個のバルブが連なり、太い根がたくさん伸びています。春に緑色の花を1茎に1花を咲かせます。花は葉と同じような色なのであまり目立たちません。花後には花茎が伸びて果実がつきます。堅い果肉の中には、粉のようなタネが無数に入っています。秋も深まるころには地下に翌年の花芽を抱き、そのまま寒い冬を落ち葉の中でじっと過ごし、春を待ちます。
名称の由来は「春蘭」で、春に咲くことからです。

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撮影:2018年2月26日 京都府立植物園にて

名称:シュンラン(春蘭)
科:ラン科 シュンラン属
園芸分類:山野草,ラン
形態:多年草
原産地(分布):北海道~九州
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:3~4月
花色:緑色
その他:


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ササクサ(笹草) [山野草]

葉は笹の葉形に似て、先が次第に尖り、基部は丸く、長さ5~7mmの葉柄があります。葉の縁は細かい鋸歯があり、ざらつきます。葉舌は切形。茎を長く上に伸ばした先に長さ20~30cmの円錐花序を付けます。小穂は片側に並んで付き、小穂は長さ7~8mmの長披針形、5~7個の小花をつけます。第1小花だけが完全で大きく、他は不完全です。護頴の先端には芒があり、芒には下向きの刺があります。衣類にくっつく、いわゆる「ひっつき虫」
花期は8~9月で、果実は光沢があり、長楕円形となります。
和名は、葉がササ(笹)の葉に似ているためです。

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撮影:2018年9月28日 京都府立植物園にて

名称:ササクサ(笹草)
科:イネ科 ササクサ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):関東以西~沖縄の林地
品種名:
草丈/樹高:40~90cm
開花期:8~9月
花色:淡いピンク(?)
その他:


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