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シュンラン(春蘭) [山野草]

シュンランは、北海道から九州に広く分布し、日本を代表する野生ランです。シンビジウムの仲間で、主に里山や人里に近い山地の雑木林などに自生し、古くより季節の花や祝いの花として親しまれてきました。
葉は細く、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があります。地下には数個のバルブが連なり、太い根がたくさん伸びています。春に緑色の花を1茎に1花を咲かせます。花は葉と同じような色なのであまり目立たちません。花後には花茎が伸びて果実がつきます。堅い果肉の中には、粉のようなタネが無数に入っています。秋も深まるころには地下に翌年の花芽を抱き、そのまま寒い冬を落ち葉の中でじっと過ごし、春を待ちます。
名称の由来は「春蘭」で、春に咲くことからです。

シュンラン-1(20180226).jpg シュンラン-2(20180226).jpg シュンラン-3(20180226).jpg シュンラン-4(20180226).jpg
撮影:2018年2月26日 京都府立植物園にて

名称:シュンラン(春蘭)
科:ラン科 シュンラン属
園芸分類:山野草,ラン
形態:多年草
原産地(分布):北海道~九州
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:3~4月
花色:緑色
その他:


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