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シモツケ(下野) [花木]

シモツケ属は約70種が北半球の温帯に分布し、シジミバナ、ユキヤナギ、コデマリなど、多くの種が栽培されています。
シモツケは日本、朝鮮半島、中国に分布する落葉低木です。和名は下野(しもつけ)の国(現在の栃木県)にちなみます。
枝先に複数の散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、小さな花5弁花を半球形状に密生させます。
花の色は、薄い紅色や濃い紅色のものがあり、萼片は5枚です。
雄しべは5本で、雄しべのほうが花弁よりもいちじるしく長いのも特徴となります。


シモツケ-1(201806025).jpg シモツケ-2(201806025).jpg シモツケ-3(201806025).jpg シモツケ-4(201806025).jpg
撮影:2018年6月25日 京都府立植物園にて

名称:シモツケ(下野)
科:バラ科 シモツケ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉性低木
原産地(分布):日本、朝鮮半島、中国
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:5~6月
花色:赤,白,ピンク
その他:


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シュンラン(春蘭) [山野草]

シュンランは、北海道から九州に広く分布し、日本を代表する野生ランです。シンビジウムの仲間で、主に里山や人里に近い山地の雑木林などに自生し、古くより季節の花や祝いの花として親しまれてきました。
葉は細く、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があります。地下には数個のバルブが連なり、太い根がたくさん伸びています。春に緑色の花を1茎に1花を咲かせます。花は葉と同じような色なのであまり目立たちません。花後には花茎が伸びて果実がつきます。堅い果肉の中には、粉のようなタネが無数に入っています。秋も深まるころには地下に翌年の花芽を抱き、そのまま寒い冬を落ち葉の中でじっと過ごし、春を待ちます。
名称の由来は「春蘭」で、春に咲くことからです。

シュンラン-1(20180226).jpg シュンラン-2(20180226).jpg シュンラン-3(20180226).jpg シュンラン-4(20180226).jpg
撮影:2018年2月26日 京都府立植物園にて

名称:シュンラン(春蘭)
科:ラン科 シュンラン属
園芸分類:山野草,ラン
形態:多年草
原産地(分布):北海道~九州
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:3~4月
花色:緑色
その他:


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