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ハハコグサ(母子草) [山野草]

日本全土の道端や畑などに普通に見られます。古代に朝鮮半島を経て入ってきたと考えられています。
全体に綿毛におおわれ、白っぽく見えます。根生葉は花のころは枯れます。茎の先は短く枝分かれし、枝先に黄色の小さな頭花を多数つけます。両性花のまわりに細い雌花があり、花柱は花冠より短い。総苞は球状鐘形。総苞片は乾膜質で淡黄色。そう果は長楕円形となります。
春の七草の一つ御形(ゴギョウ)はこの花のことです。
若い葉や茎は食べられ、今の草餅の材料は蓬(ヨモギ)ですが、以前は母子草(ハハコグサ)が使われていたということです。

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撮影:2018年3月7日 京都府立植物園にて

名称:ハハコグサ(母子草)
科:キク科 ハハコグサ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):日本各地。海外では、東アジアからインドにかけて分布。
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:4~6月
花色:黄色
その他:


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