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チューリップ各種 [球根]

チューリップは花も葉もシンプルで美しく、世界中で人気のある球根植物です。これまでに数えられないほどの品種が誕生し、現在の品種リストには5000を超える品種が登録され、およそ1000品種が世界中で育てられています。品種は、開花期の早生、中生、晩生そして原種の4つに大別され、さらに来歴、花形と草姿などによって15系統に分類されています。例えば、一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、パーロット咲きなどがあります。
球根を秋に植えつけると1月ごろまで芽が出てきませんが、この間に根は伸びています。1月ごろから芽が出て葉が展開し、やがて花茎が伸びて4月ごろに開花します。

和名では、「鬱金香(うこんこう、うっこんこう)」と言います。その名前の由来は、この花の香りがスパイスまたは食品を黄色く染めるのに使われるウコンのような、埃臭いことに由来します。チューリップの花の香りは概してあまりよくありませんが、最近香りのよい品種も増えているとのことです。

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撮影:2018年2月23日 京都府立植物園にて

【サンブッカ】
チューリップ 八重遅咲き系
 八重咲き、ボタン咲きチューリップとも呼ばれる、豪華で、花色も花形も豊富で、人目を惹く花ですね。
 花被片が40枚ほどの大輪で大きな花。
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撮影:2018年2月27日 京都府立植物園にて

名称:チューリップ
科:ユリ科 チューリップ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):中央アジア~北アフリカ
品種名:
草丈/樹高:10~70cm
開花期:3月下旬~5月上旬(開花期間は1~2週間)、原種の開花は3月から。
花色:白,赤,ピンク,オレンジ,黄,緑,紫,黒,複色
その他:


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タカノツメ(鷹の爪) [落葉樹]

幹、小枝はともに灰褐色で、冬芽が鷹の爪を思わせるため、この名が付けられました。材は柔らかく、樹皮は灰色で滑らかです。
葉は三出複葉ですが、単葉、二小葉のものも混じるようです。3枚の小葉からなり長枝に互生し、短枝または枝の先端に束生あるいは集中します。葉の表面は緑色で無毛であり、裏面は灰緑色。葉縁は毛状の微細な鋸歯になっており先端が急に細くなり尖がります。葉柄の長さは4~15cm。小葉は長さ5~15cmの楕円形で質は薄い。
5~6月に中心部の白い淡緑色(黄緑色)の小さな花が集まった散形花序を総状につけます。花弁、雄蕊ともに5個ずつで、花柱は2裂です。果実は球形で直径8mm程度の液果。9~10月が果期で、黒く熟します。
落葉高木で雌雄異株。

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撮影:2018年4月16日 京都府立植物園にて

名称:タカノツメ(鷹の爪)
科:ウコギ科 タカノツメ属
園芸分類:樹に咲く花
形態:落葉高木
原産地(分布):北海道南部、本州、四国、九州の丘陵地帯から山地に多く分布する日本特産種
品種名:
草丈/樹高:5~15m
開花期:5~6月
花色:白い淡緑色
その他:


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セイヨウリンゴ(西洋林檎) [果樹]

 栽培種の食用リンゴは学名がMalus pumila、標準和名をセイヨウリンゴといい、熱帯を除く世界で広く栽培されています。リンゴの栽培品種は世界で9000種以上あるといわれています。ヨーロッパでは16~17世紀頃、栽培が盛んになり、日本には幕末以降にアメリカから導入され、紅玉、国光が戦前の代表的な品種ちなります。日本でも昭和30年代以降に多くの品種が作られ、日本で作られた「ふじ」(中国名は富士)は現在、世界で最も生産量の多い品種になります。

樹皮は、黒紫色から灰褐色となります。葉は、互生、広楕円形または卵形、両端は尖り鈍鋸歯です。
花は、4~5月に白または淡紅色の花を枝先に数個咲かせます。
果実は、球形で両端は深くくぼみ、紅色または紅黄色に熟します。

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撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月27日 京都府立植物園にて

名称:セイヨウリンゴ(西洋林檎)
科:バラ科 リンゴ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):ヨーロッパ原産
品種名:
草丈/樹高:10~15m
開花期:4~5月
花色:白色~淡紅色
その他:


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シロバナタンポポ (白花蒲公英) [草花]

本種は日本在来種であり、本州関東以西、四国、九州に分布し、西の方ほど多い。
2~5月にかけて白い花をつけます。頭花(花に見える部分全体)のサイズは直径3.5 ~ 4.5cmほどになります。白く見える部分は舌状花(頭花を作る1つ1つの小さな花)の花冠(「花びら」に見える部分)で、中央の花柱部は黄色となります。
舌状花は1つの頭花におよそ100個ほどで、他種と比べて比較的少く、そのため結実する種子も比較的少ないとのことです。
地際に切れ込みのある葉をロゼット状に広げます。

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撮影:2018年3月25日 京都市内にて

名称:シロバナタンポポ (白花蒲公英)
科:キク科 タンポポ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):日本固有種 本州の関東地方から九州にかけて分布
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:2~5月
花色:白色
その他:


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