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ハナニラ(花韮) [球根植物]

ハナニラは、道端や花壇に植えっぱなしにしておいても、春に藤青色からピンク、白の星形の花をよく咲かせる、非常に丈夫で手間いらずな植物です。日本では、明治時代に園芸植物(観賞用)として導入され、逸出し帰化しています。
葉や球根を傷つけると、その名のとおりネギやニラのようなにおいがします。
球根植物ですが、繁殖が旺盛で植えたままでも広がります。鱗茎から10~25cmのニラに似た葉を数枚出し、さらに数本の花茎を出します。開花期は春で、花径約3cmの白から淡紫色の6弁の花を花茎の頂上に1つ付けます。地上部が見られるのは開花期を含め春だけです。
撮影したのは、「ウィズレーブルー」と呼ばれる、花色が青みの強い品種です。

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撮影:2018年3月2日 京都府立植物園にて

名称:ハナニラ(花韮)
科:ネギ科 ハナニラ属
園芸分類:球根,草花
形態:多年草
原産地(分布):南アメリカ
品種名:
草丈/樹高:15~25cm
開花期:3~4月
花色:白,ピンク,黄,青
その他:ユリ科に分類されることも


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