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ナンテン(南天) [花木]

ナンテンは、茎が直立して、先端に大型の数回にわたって分岐する羽状複葉の葉を互生につけています。和名のナンテンは漢名「南天燭」の略とされています。ナンテンは難を転ずることにも通じるため、縁起木、厄よけ、魔よけとして古くから庭に植えられてきました。漢方では、乾燥させた果実を南天実(なんてんじつ)といい、咳止め剤(鎮咳剤)として利用されています。
先端の葉の間から、花序を上に伸ばし、初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。

「のど飴」のイメージからも分かるように、「ナンテニン」(アルカロイド)を含む実は、漢方薬として咳などの症状に効くとされます。
ナンテンの葉が赤飯などの料理に添えられるのは、防腐作用があるためとのことです。また、強壮剤としても利用されます。

日本、中国及びインドに分布する1属1種の低木。

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撮影:2019年1月8日 京都府立植物園にて

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撮影:2016年5月30日 京都市内にて

名称:ナンテン(南天)
科:メギ科 ナンテン属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑低木
原産地(分布):日本、中国、東南アジア
品種名:
草丈/樹高:2~3m
開花期:6~7月
花色:白色
その他:


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