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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草) [山野草]

イブキジャコウソウは、北海道、本州、九州、朝鮮半島に分布します。比較的涼しい環境を好む植物で、緯度により高山帯から海岸線まで広く分布しますが、基本は高山植物です。細い枝に小さな葉を四方に茂らせて地を這うさまは、一見草のように見えますが、ごく小型の木です。
和名は、伊吹山に多く産し、芳香があることから付けられたようです。

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

名称:イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
科:シソ科 イブキジャコウソウ属
園芸分類:山野草
形態:常緑低木
原産地(分布):北海道、本州、九州、朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:3~10cm
開花期:5~7月
花色:桃紫,ピンク,白
その他:


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ニュートンのリンゴの木 [果樹]

イギリスの物理学者・ニュートンが、りんごの実が落ちるのを見て「万有引力の法則」を発見したことは有名です。そのりんごの木は、ニュートンの出生地であるイギリス中東部・ウールソープ村にありましたが、その後ミドルセックス国立物理研究所に移植され、接木法によって代を重ね今日に至っています。その分身がこのりんごの木との説明がありました。
ま~ニュートンの“リンゴが落ちるのを見て重力を発見した”って言うのは、物理の知識がない一般人に説明するために用いられた比喩であるとも言われますが!

林檎 (りんご)は、植物学上はセイヨウリンゴと呼びます。春、白または薄紅の5弁花を咲かせます。果実は食用にされ、球形で甘酸っぱい。
リンゴは7500以上の品種が栽培されており、亜寒帯、亜熱帯および温帯で栽培可能ですが、暑さに弱いため熱帯での栽培は難しいとのことです。

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撮影:2022年4月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年4月16日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

名称:ニュートンのリンゴの木
科:バラ科 リンゴ属
園芸分類:
形態:落葉高木樹
原産地(分布):ヨーロッパ中部から 南東部が原産地
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4~5月
花色:白色、ピンク
その他:



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フユボダイジュ(冬菩提樹) [花木]

フユボダイジュは、ヨーロッパから中央アジアのコーカサス地方などの北半球の温帯から亜寒帯にかけてに分布している落葉樹で、見た目も良く、ヨーロッパでは、街路樹として利用されています。
落葉高木で高さ30mに達します。葉はナツボダイジュのような有毛は少なくざらつきはなく、 葉は長さ5cm程度と小さく、葉や花はハーブとして用いられるほか、茶の代用品としても利用されます。
フユボダイジュの花は、ボダイジュ花茶(リンデンフラワーティー)と呼ばれ、不眠症、不安神経症、風邪などの初期症状などの緩和剤として、利用されており、そのリラックス効果から、日本でもハーブティーとして飲まれているようです。

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撮影:2023年6月1日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年9月2日 京都府立植物園にて

名称:フユボダイジュ(冬菩提樹)
科:シナノキ科 シナノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉高木
原産地(分布):ヨーロッパから中央アジア
品種名:
草丈/樹高:20~30m
開花期:6~8月
花色:淡黄色
その他:


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ムラサキ(紫) [山野草]

日本では古くから万葉集や古今和歌集に多く詠まれるとともに、アカネ(茜)、ベニバナ(紅花)を合わせ、「三草」と呼ばれ、生薬の紫根(シコン)や紫色の染料として利用されてきた多年草となります。5~6月ごろに白い可憐な花を咲かせます。今日では絶滅が心配されるほど自生の株が激減しているようです。
 根は紫根と呼ばれそのエキスは消炎・殺菌・止血などの作用を有することから痔疾、火傷、傷の治療などにもいいられたようです。
花は白色で、根にはシコニンという色素を含み、かつては紫色の染料として使われていたようです。名はここからきているのでしょうね。

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年10月28日 京都府立植物園にて

名称:ムラサキ(紫)
科:ムラサキ科 ムラサキ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):日本 中国
品種名:
草丈/樹高:60~70cm
開花期:6~8月
花色:白色
その他:


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マツモトセンノウ(松本仙翁) [山野草]

マツモトセンノウ(松本仙翁)は、自生地がはっきりしない植物のようで、長野県の松本地方が原産という説、阿蘇に自生するツクシセンノウが元となっているという説や中国が原産地という説があってはっきりしないようです。
草丈は30~60cmで、株元からたくさんの茎を出しますが基本的に枝分かれはしません。センノウやフシグロセンノウと同じナデシコ科の仲間。名前は花の形が歌舞伎の松本幸四郎の紋所に似ていることから。

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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

名称:マツモトセンノウ(松本仙翁)
科:ナデシコ科 センノウ属
園芸分類:山野草,草花
形態:落葉多年草
原産地(分布):中国東部から中部、南西部 (センノウの原産地)
品種名:
草丈/樹高:30~60cm
開花期:5~6月
花色:朱色
その他:


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オカトラノオ(丘虎の尾) [山野草]

オカトラノオは平地から低い山地の日当たりのよい草地や道端に見られる多年草です。冬は地上部が枯れます。茎はまっすぐに立ち上がり、多数の卵形の葉をつけます。
花期は6~7月で、白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がります。これが名前の由来ですね。
地下に細長い地下茎が多数あり、これを伸ばしてふえていきます。そのため群生しているのが普通です。

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年6月20日 京都府立植物園にて

名称:オカトラノオ(丘虎の尾)
科:サクラソウ科 オカトラノオ属
園芸分類:草花,山野草
形態:落葉多年草
原産地(分布):ロシア東部から朝鮮半島、日本列島、中国東部から南部、台湾
品種名:
草丈/樹高:40~100cm
開花期:6~7月
花色:白色
その他:


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スモークツリー [花木]

花が咲いた後、綿毛のような穂が木全体を包み込むスモークツリー。煙が立ちのぼっているように見えることから名付けられた花木です。初夏に咲く花木の代表で、ヨーロッパから中国に分布します。
枝先に円錐状の花序を形成し、花径5~10㎜程度の小さな花を咲かせ、花は5枚の花弁を持ち、淡い黄色をしていますが、目立つものではありません。
スモークツリーは雌雄異株で、雌花と雄花が別々の木に付き、花後に煙のようになるのは雌株の方です。
煙状に見えることから和名では「ケムリノキ(煙の木)」とも呼ばれています。

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撮影:2020年12月2日 京都府立植物園にて

◇花
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撮影:2018年5月11日 京都府立植物園にて

◇花の後
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撮影:2018年6月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月12日 京都府立植物園にて


名称:スモークツリー
科:ウルシ科 ハグマノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉高木
原産地(分布):ヨーロッパ、ヒマラヤ地域、中国
品種名:
草丈/樹高:3~4m
開花期:6~8月
花色:緑,赤
その他:


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シュクコンスイートピー(宿根スイートピー) [草花]

一年草ではなく、「宿根」タイプのスイートピー。「宿根草」は、冬に一旦枯れても翌年また花が咲き、実がなります。
ですので、上手く根を出させて土に植えれば、毎年楽しめるようです。
6~10月にかけて開花します。暑い時期に咲くため花は早くしおれますが、次々と咲くようです。


スイートピーはこちらで確認ください



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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

名称:シュクコンスイートピー(宿根スイートピー)
科:マメ科 レンリソウ属
園芸分類:草花
形態:宿根草
原産地(分布):イタリア・シチリア島
品種名:
草丈/樹高:
開花期:6~8月
花色:白,赤,ピンク,紫,オレンジ,複色
その他:


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ホンコンエンシ [花木]

ホンコンエンシスは常緑山法師となります。
葉は細長く、ヤマボウシとはかなり違いますが、花はヤマボウシです。幅が広く、深い緑で厚みがあります。常緑樹で、6月頃白い花を咲かせます。
 常緑ヤマボウシと呼ばれているものは、大きく2つの品種に分かれます。それが、ヒマラヤヤマボウシとホンコンエンシスです。また、ホンコンエンシス種は、ホンコンエンシス、ホンコンエンシス月光、ホンコンエンシスメラノトリカ(通称:ガビサンヤマボウシ)に分類されます。
花のつき方を見ると、もしかしたら「ホンコンエンシス月光」かも知れません。


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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月15日 京都府立植物園にて

名称:ホンコンエンシ
科:ミズキ科 ミズキ属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:2~5m
開花期:6月頃 【果実 11月頃】
花色:白色
その他:


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タテヤマウツボグサ(立山靫草) [山野草]

日本固有種。本州(中部地方以北の日本海側)に分布し、亜高山帯~高山帯の草地に生える多年草です。
茎は直立し、高さ20~40cmほどです。葉は対生し、卵形でごく短い葉柄があり、6~8月、ウツボグサより大きい紫色花を咲かせます。
ウツボグサ の高山種となります。立山の名が付きますが、立山ばかりでなく、各地の亜高山、高山に育ちます。

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撮影:2023年5月31日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月8日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年5月30日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月31日 京都府立植物園にて

名称:タテヤマウツボグサ(立山靫草)
科:シソ科 ウツボグサ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):日本固有種
品種名:
草丈/樹高:20~40㎝
開花期:6~8月
花色:紫色
その他:


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