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ムラサキ(紫) [山野草]

日本では古くから万葉集や古今和歌集に多く詠まれるとともに、アカネ(茜)、ベニバナ(紅花)を合わせ、「三草」と呼ばれ、生薬の紫根(シコン)や紫色の染料として利用されてきた多年草となります。5~6月ごろに白い可憐な花を咲かせます。今日では絶滅が心配されるほど自生の株が激減しているようです。
 根は紫根と呼ばれそのエキスは消炎・殺菌・止血などの作用を有することから痔疾、火傷、傷の治療などにもいいられたようです。
花は白色で、根にはシコニンという色素を含み、かつては紫色の染料として使われていたようです。名はここからきているのでしょうね。

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年10月28日 京都府立植物園にて

名称:ムラサキ(紫)
科:ムラサキ科 ムラサキ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):日本 中国
品種名:
草丈/樹高:60~70cm
開花期:6~8月
花色:白色
その他:


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