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フユボダイジュ(冬菩提樹) [花木]

フユボダイジュは、ヨーロッパから中央アジアのコーカサス地方などの北半球の温帯から亜寒帯にかけてに分布している落葉樹で、見た目も良く、ヨーロッパでは、街路樹として利用されています。
落葉高木で高さ30mに達します。葉はナツボダイジュのような有毛は少なくざらつきはなく、 葉は長さ5cm程度と小さく、葉や花はハーブとして用いられるほか、茶の代用品としても利用されます。
フユボダイジュの花は、ボダイジュ花茶(リンデンフラワーティー)と呼ばれ、不眠症、不安神経症、風邪などの初期症状などの緩和剤として、利用されており、そのリラックス効果から、日本でもハーブティーとして飲まれているようです。

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撮影:2023年6月1日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年9月2日 京都府立植物園にて

名称:フユボダイジュ(冬菩提樹)
科:シナノキ科 シナノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉高木
原産地(分布):ヨーロッパから中央アジア
品種名:
草丈/樹高:20~30m
開花期:6~8月
花色:淡黄色
その他:


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ムラサキ(紫) [山野草]

日本では古くから万葉集や古今和歌集に多く詠まれるとともに、アカネ(茜)、ベニバナ(紅花)を合わせ、「三草」と呼ばれ、生薬の紫根(シコン)や紫色の染料として利用されてきた多年草となります。5~6月ごろに白い可憐な花を咲かせます。今日では絶滅が心配されるほど自生の株が激減しているようです。
 根は紫根と呼ばれそのエキスは消炎・殺菌・止血などの作用を有することから痔疾、火傷、傷の治療などにもいいられたようです。
花は白色で、根にはシコニンという色素を含み、かつては紫色の染料として使われていたようです。名はここからきているのでしょうね。

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年10月28日 京都府立植物園にて

名称:ムラサキ(紫)
科:ムラサキ科 ムラサキ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):日本 中国
品種名:
草丈/樹高:60~70cm
開花期:6~8月
花色:白色
その他:


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マツモトセンノウ(松本仙翁) [山野草]

マツモトセンノウ(松本仙翁)は、自生地がはっきりしない植物のようで、長野県の松本地方が原産という説、阿蘇に自生するツクシセンノウが元となっているという説や中国が原産地という説があってはっきりしないようです。
草丈は30~60cmで、株元からたくさんの茎を出しますが基本的に枝分かれはしません。センノウやフシグロセンノウと同じナデシコ科の仲間。名前は花の形が歌舞伎の松本幸四郎の紋所に似ていることから。

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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

名称:マツモトセンノウ(松本仙翁)
科:ナデシコ科 センノウ属
園芸分類:山野草,草花
形態:落葉多年草
原産地(分布):中国東部から中部、南西部 (センノウの原産地)
品種名:
草丈/樹高:30~60cm
開花期:5~6月
花色:朱色
その他:


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オカトラノオ(丘虎の尾) [山野草]

オカトラノオは平地から低い山地の日当たりのよい草地や道端に見られる多年草です。冬は地上部が枯れます。茎はまっすぐに立ち上がり、多数の卵形の葉をつけます。
花期は6~7月で、白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がります。これが名前の由来ですね。
地下に細長い地下茎が多数あり、これを伸ばしてふえていきます。そのため群生しているのが普通です。

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撮影:2018年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年6月20日 京都府立植物園にて

名称:オカトラノオ(丘虎の尾)
科:サクラソウ科 オカトラノオ属
園芸分類:草花,山野草
形態:落葉多年草
原産地(分布):ロシア東部から朝鮮半島、日本列島、中国東部から南部、台湾
品種名:
草丈/樹高:40~100cm
開花期:6~7月
花色:白色
その他:


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