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コマツナギ(駒繋ぎ) [山野草]

コマツナギは、日当たりの良い、原野、道端などに生える草本状の小型の低木です。
夏から秋にかけて葉腋から花柄を出し、長さ3cmばかりの総状花序をつけ、紅紫色の美しいチョウ状の花を咲かせます。
茎や根が丈夫で引っこ抜きにくく、駒(馬)を茎につなげておくこともできることからこの名前になったと言われています。

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撮影:2018年6月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年11月21日 京都府立植物園にて

名称:コマツナギ(駒繋ぎ)
科:マメ科 コマツナギ属
園芸分類:
形態:落葉小低木
原産地(分布):本州から九州、朝鮮半島、中国
品種名:
草丈/樹高:60~90cm
開花期:7~9月
花色:紫色
その他:


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トウサイカチ [落葉樹]

中国原産の落葉樹で樹高は約15m、樹幹から灰褐色で円柱形の刺針があります。刺針は枝分かれし、その先は鋭くとがるとのことですが、ここ京都府立植物園のトウサイカチは刺が少ない種類なのかな?。
花期は5~6月で花弁4枚の白色から淡黄白色の花を総状花序につけます。豆果は長さ12~30cm、幅2~4cm、扁平な披針形、10月ごろに表面黒褐色となり、粉白色におおわれる。
類似のサイカチの花は、ほとんど花柄がないが、トウサイカチは花柄の先につく。 サイカチの豆果は扁平にねじれるが、トウサイカチはねじれません。
名前の由来は、トウは唐で、中国産のことです。サイカチは、古名の西海子(さいかし)に由来しているとのことです。

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撮影:2018年6月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年1月8日 京都府立植物園にて

名称:トウサイカチ
科:マメ科 サイカチ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:15m
開花期:5~6月
花色:淡黄白色
その他:別名 シナサイカチ


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ノラニンジン(野良人参) [山野草]

越年草または2年草。茎が細く分岐し、ニンジンのような形の白色の主根を地中深く伸ばす。1年目は、細かい切れ込みが入った葉をロゼット状に広げ、2年目になると60cm以上の花茎を伸ばします。成植物は茎が中空で、つぶすとニンジンのような匂いがあるとか。
葉は互生で、羽状深裂し裂片は細い線形です。花柄のもとは鞘となって茎を抱きます。主茎または分岐した茎の先端に白い小さな花が密生した、皿状または傘状の複散形花序を咲かせます。
強健で繁殖力が強く、日本全土に帰化しています。田畑、草原、空地などに自生しているそうです。
花は白色と紹介されていますが、咲き始めは白色でその後どんどんと色が変化するように見えます。
「ノラニンジン」の名はもちろん「野良人参」の意で、野良犬、野良猫を持ち出すまでもなく、いかにもたくましそうな印象ですね。

ノラニンジンは栽培種が逃げだして野生化したものとされていますが、素人目にはその逆で、ノラニンジンこそが栽培ニンジンの野生種ではないかと、そんな風に思えるのですが。

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撮影:2018年6月12日 京都府立植物園にて

名称:ノラニンジン(野良人参)
科:セリ科 ニンジン属
園芸分類:
形態:1年草、または2年草
原産地(分布):西アジア、地中海沿岸
品種名:
草丈/樹高:50~150cm
開花期:7~9月
花色:
その他:


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