SSブログ

ハマクサギ(浜臭木) [落葉樹]

ハマクサギは市ぞ科の落葉樹です。名前の通り、海岸地帯に自生する灌木となります。樹皮は灰褐色で表面には顕著な縦筋があります。
この葉を揉むと臭いことから名前の由来となりました。浜にあるキサキということですね。
5~6月頃に枝先に円錐花序を出し、長さ5~10mm程度の筒状花をつけます。開花時には芳香を放ちます。
花あとには径4mm程度で、ほぼ球形の核菓をつけ、黒紫色に熟します。
クサギの毒々しい赤のガクに包まれた実と比べたら、ふつうの実です。

ハマクサギ-11(20220530).jpg ハマクサギ-12(20220530).jpg ハマクサギ-13(20220530).jpg ハマクサギ-14(20220530).jpg ハマクサギ-15(20220530).jpg ハマクサギ-16(20220530).jpg ハマクサギ-17(20220530).jpg
撮影:2022年5月30日 京都府立植物園にて

ハマクサギ-1(20180514).jpg ハマクサギ-2(20180514).jpg ハマクサギ-3(20180514).jpg ハマクサギ-4(20180514).jpg ハマクサギ-5(20180514).jpg ハマクサギ-6(20180514).jpg
撮影:2018年5月14日 京都府立植物園にて

名称:ハマクサギ(浜臭木)
科:シソ科 ハマクサギ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):日本(本州:近畿以西・四国・九州・琉球列島)、台湾
品種名:
草丈/樹高:2~10m
開花期:5~6月
花色:黄色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

ガンピ(雁皮) [落葉樹]

生育する東限は静岡の伊豆、北限は石川の加賀市付近まで、四国、九州、静岡、兵庫などに多く、暖地を好みます。
枝は褐色、葉は卵型で互生し、初夏に枝端に黄色の小花を頭状に密生します。花には花弁がなく、先端が四裂して黄色、下部が筒状で白色のガクを持ち、花後はガクを伴ったそう果を結びます。
和紙の原料として重要な樹木のひとつ。山中に自生しているものの樹皮をはいで使用します。この皮の繊維から作られた和紙は雁皮紙と呼ばれ、とても品質のよいものです。

ガンピ-1(20180517).jpg ガンピ-2(20180517).jpg ガンピ-3(20180517).jpg ガンピ-4(20180517).jpg ガンピ-5(20180517).jpg
撮影:2018年5月17日 京都府立植物園にて

名称:ガンピ(雁皮)
科:ジンチョウゲ科 ガンピ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):本州中部以南~九州
品種名:
草丈/樹高:1~3m
開花期:5~6月
花色:黄色
その他:


nice!(0)  コメント(0)