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スイカズラ(吸葛) [つる性]

スイカズラは、つるは右巻きで、まわりの木などに絡み付いて、よく延び若枝には褐色の毛がびっしりと生えていますが、後で毛はなくなります。
葉は対生、形は長楕円形で先は鈍頭、基の方は円形あるいはくさび形をしています。
花は枝の上部の葉腋から短枝をだし、2個の花をつけます。大きさは3~4cmで花冠の外面には軟毛が生えています。下の方から中頃までは筒状で、その先は上片1、下2片の唇状となっています。色は始めは白で後に黄色となります。甘い香りがあります。
「水を吸う葛」の意から「吸葛」となった。また、昔は、花の奥の方にある蜜(みつ)を子どもが吸って遊んだことから「吸葛」となった、との説もあります。
冬にも葉が落ちないことから、忍冬(ニンドウ)の名があります。
蕾は、金銀花(きんぎんか)という生薬、秋から冬の間の茎葉は、忍冬(にんどう)という生薬で、ともに抗菌作用や解熱作用があるとされます。漢方薬としても利用されます。
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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年5月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年5月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年11月3日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年11月27日 京都府立植物園にて

名称:スイカズラ(吸葛)
科:スイカズラ科 スイカズラ属
園芸分類:山野草
形態:常緑つる性木本
原産地(分布):日本、東アジア
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:5~6月
花色:白から黄色
その他:


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