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イロハモミジ(似呂波紅葉) [落葉樹]

 福島県以南の主に太平洋側に分布。高さは10~15m、大きいものは30mになると言われています。葉は、掌状に深く5~7裂します。秋を真っ赤に彩る紅葉の代表的な樹木で、モミジと言えば本種のことを指します。公園や庭園、寺院、庭木によく植えられているものです。
秋には黄褐色から紅色に紅葉して散ります。 葉はオオモミジやヤマモミジなどに似ていますが、本種の葉は一回り小さく、鋸葉が粗く不揃いなところで区別されます。
花は直径 5~6mmで春に咲きます。暗紫色で 5個の萼片と、黄緑色もしくは紫色を帯びる萼片より小さい 5個の花弁をもつ風媒花です。
果実は翼果、長さ 1.5cm 程度の翼があり、夏から初秋にかけて熟すと風で飛ばされます。
名前の由来・・・葉が7つに裂けているので、「イロハニホヘト」と数えたことが和名の由来とのことです。
別名は
イロハカエデ(いろは楓)
タカオカエデ(高雄楓)
コハモミジ(小葉紅葉)

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撮影:2018年5月22日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月11日 京都府立植物園にて

名称:イロハモミジ(似呂波紅葉)
科:カエデ科 カエデ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):日本、朝鮮半島、中国、台湾
品種名:
草丈/樹高:10~15m
開花期:4~5月
花色:
その他:


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ソヨゴ(冬青) [花木]

ソヨゴは美しい緑色の葉で、葉の周囲に鋸歯はなく少し波打ちます。乾いたような質感の葉は風に揺れると周囲の葉とこすれ、かさかさと独特の音を立てます。春から芽吹いた新梢の葉のつけ根から花序が伸び、5~6月に目立たない白い花が咲きます。10~11月に果実が赤く熟しますが、雌雄異株なので果実がつくのは雌株だけです。ただし、近くに雄株がなく雌株だけの場合は、実がならないこともあります。
名前の由来は、波状の葉がそよそよと風に揺れることから命名されたとのことです。

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撮影:2019年5月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年5月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年10月29日 京都府立植物園にて

名称:ソヨゴ(冬青)
科:モチノキ科 モチノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑高木
原産地(分布):日本(関東地方以西)、中国、台湾
品種名:
草丈/樹高:10m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:



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