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イボタノキ(水蝋の木) [落葉樹]

雌雄同株、両性花で5~6月に、本年枝の先に、総状花序を付け、白い小さな花を多数付けます。花冠は筒状漏斗型で、先が4裂します。
葉は対生し、葉身は長楕円形。先は鈍頭ですが、わずかに凹み微突起があります。縁は全縁となります。
果実は、約6~7mmの楕円形で、11~12月に熟して黒紫色になります。
面白い名前の語源は、カイガラムシの仲間のイボタロウムシという昆虫が樹皮に寄生し、分泌した白いロウ状物質であるイボタ蝋が取れることからのようです。これは家具の艶出しや織物のつやづけ、薬品にも使われていたとのことです。

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撮影:2018年5月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年5月27日 京都府立植物園にて

名称:イボタノキ(水蝋の木)
科:モクセイ科 イボタノキ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国
品種名:
草丈/樹高:2~4m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:


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