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モミジチャルメルソウ(紅葉哨吶草) [山野草]

モミジチャルメルソウはユキノシタ科の多年草です。概して渓流沿いの水の滴り落ちるような場所に自生が見られます。草丈は20~40cm程度。根出葉は広卵形で5~7裂します。葉には葉柄があり、葉の縁には鋸歯があり、先端は尖っています。
4~6月ごろ、茎頂に総状花序を出し、赤褐色で5弁の小花を多数咲かせます。花弁は3~5細裂となります。雄蕊は5個で、雌蕊の柱頭は2裂となります。果実は蒴果となります。

チャルメルソウ 、コチャルメルソウの仲間で、モミジのような葉をしています。京都府、滋賀県、福井県の渓流沿いなど限られた場所に自生。チャルメルの名は、花や果実がラッパ状で、屋台のラーメン屋でおなじみのチャルメラに似ることから。

<蒴果(さくか)とは>
複数の子房が発達した果実が熟すと、タネを覆う果皮が裂けてタネが飛び散ること。
アサガオ、ホウセンカなどに見られます。

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撮影:2019年3月4日 京都府立植物園にて

名称:モミジチャルメルソウ(紅葉哨吶草)
科:ユキノシタ科 チャルメルソウ属
園芸分類:野草
形態:多年草
原産地(分布):滋賀・京都・福井の日本海側
品種名:
草丈/樹高:20~40cm
開花期:4~6月
花色:赤褐色
その他:


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