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ミブナ(壬生菜) [野菜]

京都府京都市で生産される葉物野菜。漬け菜の一種で同じ京都原産の「水菜」に似ていますが、葉は切れ込みがなく丸いスプーン状の形状となるのが特徴です。葉はやわらかで、漬物、煮物料理などに用いられます。水菜の変異種からの自然交雑で生まれた種と考えられており、1800年代初頭にはすでに栽培の記録があるとのことです。名称は発祥地の地名(中京区壬生)に由来。京都府により「京の伝統野菜」に認定されています。
花は萌黄色で直径1cm程度、4枚の花弁は十字花ではなく2枚ずつが近寄り矩形に近いです。 ミズナとの違いは、葉が狭長楕円形あるいは狭長倒卵形で欠刻がないことだけでとのことです。

普通は、花が咲く前に収穫してしまうので、花を見ることは少ないですよね。

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撮影:2019年3月23日 京都府立植物園にて

名称:ミブナ(壬生菜)
科:アブラナ科 アブラナ属
園芸分類:野菜
形態:一年草
原産地(分布):京都府原産
品種名:
草丈/樹高:
開花期:春
花色:萌黄色
その他:


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カテンソウ(花点草) [山野草]

山の木陰で地面に広がるように群生している多年草。
春の早い時期に淡い紫色をおびた細かい花を咲かせますが、顔を近づけて見ないと、咲いているのかどうかわからないくらい、小さく目立たない花です。
植物の多くは昆虫に花粉を運んでもらうために、より目立つようにと、さまざまな花を咲かせます。
その点カテンソウの場合は、昆虫に頼らずに、花粉を風で飛ばして運ばせるため、わざわざ目立つ花を咲かせる必要がないと考えられています。
花は雄花と雌花があり、茎の上部に雄花がかたまって咲き、雌花は葉のつけねにつきます。
葉の大きさは約3cmで、三角形に近い卵形。光沢があり、ふちに大きめの鋸歯(きょし:葉のふちにあるノコギリの歯のようなギザギザ)があります。

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撮影:2019年3月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年3月28日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年4月11日 京都府立植物園にて

名称:カンテンソウ(花点草)
科:イラクサ科
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):本州~九州、中国、朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:3~4月
花色:淡い紫色
その他:


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