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ヒメウラシマソウ(姫浦島草) [山野草]

ウラシマソウは本州、四国を中心に、北海道や九州の一部にも分布する球根植物で、主に海岸付近の林床や人里近い林に多く見られます。
 葉は1個で、鳥足状に7~13個の小葉からなります。小葉は狭卵形~卵形で、頂小葉は10~20cm、幅2~5cmとなります。
 花は葉の基部から短い花柄を出し、葉よりも下に着きます。仏炎苞(ぶつえんほう)は濃紫色で白条があり、内面にはT字形の白紋があります。付属体は糸状に長く、15~20cmで、仏炎苞の外に飛び出ます。
苞の中に伸びた付属体の先端部が細く糸状に伸び、その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて、この和名があるとされています。

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撮影:2019年3月29日 京都府立植物園にて

名称:ヒメウラシマソウ(姫浦島草)
科:サトイモ科 テンナンショウ属
園芸分類:山野草,球根
形態:多年草
原産地(分布):本州(山口県)~九州 
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:4~5月
花色:赤褐色
その他:


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