SSブログ

ミズナ・ベニホウシ(水菜紅法師)

越冬して栽培する一年生植物で、根はあまり肥大せず、細い根葉を多数生じます。形は狭い長形で多数の細かい鋭片に分裂した葉をつけます。
花は萌黄色で直径1cm程度、4枚の花弁は十字花ではなく2枚ずつが近寄り矩形に近いのが特徴です。

ミズナベニボウシ-1(20190323).jpg ミズナベニボウシ-2(20190323).jpg ミズナベニボウシ-3(20190323).jpg ミズナベニボウシ-4(20190323).jpg ミズナベニボウシ-5(20190323).jpg ミズナベニボウシ-6(20190323).jpg
撮影:2019年3月23日 京都府立植物園にて

名称:ミズナ(水菜)・紅法師(ベニホウシ)
科:アブラナ科 アブラナ属
園芸分類:野菜
形態:越年草
原産地(分布):園芸品種
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:黄色
その他:


nice!(2)  コメント(0) 

ショウゴインカブラ(聖護院蕪) [野菜]

カブの一品種。京野菜の一種で、京の伝統野菜およびブランド京野菜に指定されています。
享保年間に京都左京区聖護院の篤農家・伊勢屋利八が近江かぶの種子を持ち帰り栽培し、京都の風土に合うように改良したことで生まれました。
収穫時期は11月~2月ごろとなります。
成長すると2~5kgにもなり、日本最大級のカブとのことです。千枚漬けの材料とされることが最も多いとのことです。
ふくよかな丸みと、白く艶やか表皮が目を引き、その美しさは「畑の宝石」ともいわれているようです。
そんな、ショウゴインカブラの地上部分を撮影です。
ショウゴインカブラ-1(20190323).jpg ショウゴインカブラ-2(20190323).jpg ショウゴインカブラ-3(20190323).jpg ショウゴインカブラ-4(20190323).jpg ショウゴインカブラ-5(20190323).jpg



◇聖護院蕪
ショウゴインカブラ-6(20190323).jpg



聖護院蕪と聖護院大根の見分け方
似ているようで違うこの二つの野菜の見分け方は葉を見ればわかります。聖護院蕪の葉っぱは、小松菜のような丸みを帯びた葉が生えます。一方の聖護院大根はギザギザ切れ込みが入っている葉がたくさん生えます。
花の色も違いますね。
ショウゴインダイコンは←こちらで



撮影:2019年3月23日 京都府立植物園にて

名称:ショウゴインカブラ(聖護院蕪)
科:アブラナ科 アブラナ属
園芸分類:野菜
形態:
原産地(分布):園芸品種 原産地は京都の聖護院
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:黄色
その他:


nice!(2)  コメント(0) 

ショウゴインダイコン(聖護院大根) [野菜]

聖護院(しょうごいん)大根は京都で生まれた丸い大根で、京都の伝統野菜に指定されています。

江戸時代後期に、尾張の国から京都聖護院の東、金戒光明寺に普通の長大根が奉納されたのですが、この大根を付近の農家がもらいうけて長年栽培しているうちに丸くなったといわれています。おそらくは京都のその地は耕土が浅く土中深く根を伸ばせないため、その環境に適した形に変わってきたのかもしれません。今では京都南部の淀地区を中心に栽培されるようになった事から「淀丸大根」や「淀大根」とも呼ばれたりしています。

煮崩れしにくく甘くて苦味が少ないため、主に煮物の材料となり、おでんにも使われます。千本釈迦堂では、冬の大根焚きの材料となります。
今回は、地上部分の様子です。

ショウゴインダイコン-1(20190323).jpg ショウゴインダイコン-2(20190323).jpg ショウゴインダイコン-3(20190323).jpg ショウゴインダイコン-4(20190323).jpg ショウゴインダイコン-5(20190323).jpg
撮影:2019年3月23日 京都府立植物園にて

◇聖護院大根
ショウゴインダイコン-6(20190323).jpg


聖護院蕪と聖護院大根の見分け方
似ているようで違うこの二つの野菜の見分け方は葉を見ればわかります。聖護院蕪の葉っぱは、小松菜のような丸みを帯びた葉が生えます。一方の聖護院大根はギザギザ切れ込みが入っている葉がたくさん生えます。
花の色も違いますね。
ショウゴインカブラは←こちらで

名称:ショウゴインダイコン(聖護院大根)
科:アブラナ科 ダイコン属
園芸分類:野菜
形態:越年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:白色
その他:


nice!(2)  コメント(0) 

キバナスズシロ(黄花蘿蔔) [野菜]

畑や庭に栽培され、葉をサラダ用に利用する1年草。
草丈は40~80cm程度で、葉には厚味があります、形状はダイコンの葉に良く似ています。葉には、軽やかなゴマの香りがし、味はピリリとした辛味があります。葉は、長い葉柄を持った楕円形です。2~4月ごろに、長い花径を立ち上げ白色~クリーム色の4弁花をつけます。花弁には、不規則な線状紋が入ります。萼筒は紅紫いろで、棘状の突起に覆われています。わが国ではルッコラやロケットの名で親しまれているハーブの一種です。

和名は、葉がダイコンに似ていて、しかも花が淡黄色のためであるからのようです。

キバナスズシロ-11(20240209).jpg キバナスズシロ-12(20240209).jpg キバナスズシロ-13(20240209).jpg キバナスズシロ-14(20240209).jpg キバナスズシロ-15(20240209).jpg キバナスズシロ-16(20240209).jpg キバナスズシロ-17(20240209).jpg
撮影:2024年2月9日 京都府立植物園にて

キバナスズシロ-1(20190323).jpg キバナスズシロ-2(20190323).jpg キバナスズシロ-3(20190323).jpg キバナスズシロ-4(20190323).jpg キバナスズシロ-5(20190323).jpg
撮影:2019年3月23日 京都府立植物園にて

名称:キバナスズシロ(黄花蘿蔔)
科:アブラナ科 キバナスズシロ属
園芸分類:野菜
形態:一年生草本
原産地(分布):地中海沿岸地方
品種名:
草丈/樹高:50~80cm
開花期:2~4月
花色:淡黄白色
その他:別名・ルッコラ


nice!(2)  コメント(0) 

ヒメウラシマソウ(姫浦島草) [山野草]

ウラシマソウは本州、四国を中心に、北海道や九州の一部にも分布する球根植物で、主に海岸付近の林床や人里近い林に多く見られます。
 葉は1個で、鳥足状に7~13個の小葉からなります。小葉は狭卵形~卵形で、頂小葉は10~20cm、幅2~5cmとなります。
 花は葉の基部から短い花柄を出し、葉よりも下に着きます。仏炎苞(ぶつえんほう)は濃紫色で白条があり、内面にはT字形の白紋があります。付属体は糸状に長く、15~20cmで、仏炎苞の外に飛び出ます。
苞の中に伸びた付属体の先端部が細く糸状に伸び、その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて、この和名があるとされています。

ヒメウラシマソウ-1(20190329).jpg ヒメウラシマソウ-2(20190329).jpg ヒメウラシマソウ-3(20190329).jpg ヒメウラシマソウ-4(20190329).jpg
撮影:2019年3月29日 京都府立植物園にて

名称:ヒメウラシマソウ(姫浦島草)
科:サトイモ科 テンナンショウ属
園芸分類:山野草,球根
形態:多年草
原産地(分布):本州(山口県)~九州 
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:4~5月
花色:赤褐色
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

オカメザクラ [花木]

イギリスで作出された早咲きの品種で、カンヒザクラの血を濃く受け継ぎ、淡い紅色の一重咲きです。花が下を向いているのが特徴で、花期は2月下旬から3月上旬ごろ。地域によりますがソメイヨシノより早くに開花します。

なお、京都の大報恩寺(千本釈迦堂)の阿亀桜(おかめざくら)は単独木に対する愛称です。品種としてはシダレザクラであり、本品種とは無関係とのことです。

オカメ-1(20190323).jpg オカメ-2(20190323).jpg オカメ-3(20190323).jpg オカメ-4(20190323).jpg オカメ-5(20190323).jpg
撮影:2019年3月23日 京都府立植物園にて

名称:オカメザクラ
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉小低木
原産地(分布):園芸品種
品種名:
草丈/樹高:
開花期:2~3月
花色:淡い紅色
その他:


nice!(2)  コメント(0) 

ヒメウズ(姫烏頭) [山野草]

繊細な多年草で、地下に塊状の地下茎(塊茎)を作ります。塊茎は楕円っぽい不定形でその先端から根出葉と花茎を出します。よく育つと枝分かれして増えます。
花は、5~6mmで5枚の花びらに見えるのはがく片で、本当の花びらは、黄色い筒状になっている部分です。常に花は下向きに咲きます。
ウズとは鳥の頭と書くが、中国名のトリカブトのこと。 ヤマトリカブト などの葉と似ているからだが、これはトリカブトの仲間ではなくヤマオダマキ と同じキンポウゲ科となります。

ヒメウズ-11(20230324).jpg ヒメウズ-12(20230324).jpg ヒメウズ-13(20230324).jpg ヒメウズ-14(20230324).jpg ヒメウズ-15(20230324).jpg ヒメウズ-16(20230324).jpg
撮影:2023年3月24日 京都府立植物園にて

ヒメウズ-21(20230416).jpg ヒメウズ-22(20230416).jpg ヒメウズ-23(20230416).jpg
撮影:2023年4月16日 京都府立植物園にて

ヒメウズ-31(20230506).jpg ヒメウズ-32(20230506).jpg ヒメウズ-33(20230506).jpg ヒメウズ-34(20230506).jpg
撮影:2023年5月6日 京都府立植物園にて

ヒメウズ-1(20190328).jpg ヒメウズ-2(20190328).jpg ヒメウズ-3(20190328).jpg ヒメウズ-4(20190328).jpg
撮影:2019年3月28日 京都府立植物園にて

名称:ヒメウズ(姫烏頭)
科:キンポウゲ科 ヒメウズ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):関東地方~九州、中国、朝鮮南部
品種名:
草丈/樹高:20~35cm
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

ミブナ(壬生菜) [野菜]

京都府京都市で生産される葉物野菜。漬け菜の一種で同じ京都原産の「水菜」に似ていますが、葉は切れ込みがなく丸いスプーン状の形状となるのが特徴です。葉はやわらかで、漬物、煮物料理などに用いられます。水菜の変異種からの自然交雑で生まれた種と考えられており、1800年代初頭にはすでに栽培の記録があるとのことです。名称は発祥地の地名(中京区壬生)に由来。京都府により「京の伝統野菜」に認定されています。
花は萌黄色で直径1cm程度、4枚の花弁は十字花ではなく2枚ずつが近寄り矩形に近いです。 ミズナとの違いは、葉が狭長楕円形あるいは狭長倒卵形で欠刻がないことだけでとのことです。

普通は、花が咲く前に収穫してしまうので、花を見ることは少ないですよね。

ミブナ-1(20190323).jpg ミブナ-2(20190323).jpg ミブナ-3(20190323).jpg
撮影:2019年3月23日 京都府立植物園にて

名称:ミブナ(壬生菜)
科:アブラナ科 アブラナ属
園芸分類:野菜
形態:一年草
原産地(分布):京都府原産
品種名:
草丈/樹高:
開花期:春
花色:萌黄色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

カテンソウ(花点草) [山野草]

山の木陰で地面に広がるように群生している多年草。
春の早い時期に淡い紫色をおびた細かい花を咲かせますが、顔を近づけて見ないと、咲いているのかどうかわからないくらい、小さく目立たない花です。
植物の多くは昆虫に花粉を運んでもらうために、より目立つようにと、さまざまな花を咲かせます。
その点カテンソウの場合は、昆虫に頼らずに、花粉を風で飛ばして運ばせるため、わざわざ目立つ花を咲かせる必要がないと考えられています。
花は雄花と雌花があり、茎の上部に雄花がかたまって咲き、雌花は葉のつけねにつきます。
葉の大きさは約3cmで、三角形に近い卵形。光沢があり、ふちに大きめの鋸歯(きょし:葉のふちにあるノコギリの歯のようなギザギザ)があります。

カンテンソウ-1(20190327).jpg カンテンソウ-2(20190327).jpg カンテンソウ-3(20190327).jpg カンテンソウ-4(20190327).jpg カンテンソウ-5(20190327).jpg
撮影:2019年3月27日 京都府立植物園にて

カンテンソウ-6(20190328).jpg カンテンソウ-7(20190328).jpg カンテンソウ-8(20190328).jpg カンテンソウ-9(20190328).jpg
撮影:2019年3月28日 京都府立植物園にて

カテンソウ-11(20220411).jpg
撮影:2022年4月11日 京都府立植物園にて

名称:カンテンソウ(花点草)
科:イラクサ科
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):本州~九州、中国、朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:3~4月
花色:淡い紫色
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

ニワトコ(接骨木) [花木]

本州~九州の山野の林縁に生え、樹形は下部からよく分枝し、枝は独特な弧形を描き、高さは2~6mになります。幹の古い樹皮は黒褐色で厚いコルク質があり、深いひび割れが入ります。枝は褐灰色で皮目があり、若い枝は緑色。枝に太い髄があり褐色になります。
花期は3~5月で、今年枝の先端に長さ幅とも3~10cmになる円錐花序をだし、小さい花を多数つけます。花冠は5深裂し、黄白色で、かすかに匂いがあります。雄蘂は5個で花弁より短く、子房は鐘状で3室からなります。果実は長さ3~4mmになる球卵形の核果となり、6~8月に暗赤色に熟します。中に3個の種子が入ります。

利用としては、若葉を食用としたり、その葉と若い茎を利尿剤に用いたり、また材を細工物にするなど、多くの効用があるため、昔から庭の周辺にも植えられたようです。魔除けにするところも多く、日本でも小正月の飾りや、アイヌのイナウ(御幣)などの材料にされました。樹皮や木部を風呂に入れ、入浴剤にしたり、花を黒焼にしたものや、全草を煎じて飲む伝統風習が日本や世界各地にあります。

 日本の漢字表記である接骨木(ニワトコ/せっこつぼく)は、枝や幹を煎じて水あめ状になったものを、骨折の治療の際の湿布剤に用いたたが由来となります。

ニワトコ-21(20210317).jpg ニワトコ-22(20210317).jpg ニワトコ-23(20210317).jpg ニワトコ-24(20210317).jpg ニワトコ-25(20210317).jpg ニワトコ-26(20210317).jpg ニワトコ-27(20210317).jpg
撮影:2021年3月17日 京都府立植物園にて

ニワトコ-1(20190326).jpg ニワトコ-2(20190326).jpg ニワトコ-3(20190326).jpg ニワトコ-4(20190326).jpg ニワトコ-5(20190326).jpg
撮影:2019年3月26日 京都府立植物園にて

ニワトコ-6(20190326).jpg ニワトコ-7(20190326).jpg
撮影:2019年3月27日 京都府立植物園にて

ニワトコ-31(20210424).jpg ニワトコ-32(20210424).jpg
撮影:2021年4月24日 京都府立植物園にて

ニワトコ-8(20190623).jpg ニワトコ-9(20190623).jpg ニワトコ-10(20190623).jpg
撮影:2019年5月23日 京都府立植物園にて

ニワトコ-11(20200129).jpg
撮影:2020年1月29日 京都府立植物園にて

名称:ニワトコ(接骨木)
科:レンプクソウ科 ニワトコ属
園芸分類:樹に咲く花
形態:落葉低木~小高木
原産地(分布):本州~九州、朝鮮南部、中国
品種名:
草丈/樹高:2~6m
開花期:3~5月
花色:黄白色
その他:


nice!(1)  コメント(0)