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マメザクラ(豆桜) [花木]

桜の野生種の一つ。富士山近辺やその山麓、箱根近辺等に自生しており、フジザクラやハコネザクラとも呼ばれます。マメ(豆)の名が表すように、この種は樹高が大きくならず、花も小さいのが特徴です。
花の時期は3月下旬から5月上旬で、花弁は五枚一重で色は白から薄紅色。花は1cmから2cmと小ぶりです。他種と違い花を下に向けて開かせます。

樹木としてはさして大きくならず、大きいものでも10m程度であり、樹高1m程でも花をつけるようになります。この特徴は栄養や気候から生育の難しく大きく成長できない亜高山帯でも子孫を残せるように変化したものだと考えられているそうです。
葉は広い楕円形で葉の端の鋸上の部分は切込みが深い(欠刻状重鋸葉)。実は赤黒く熟します。


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撮影:2019年3月23日 京都府立植物園にて

名称:マメザクラ(豆桜)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉樹
原産地(分布):富士や箱根を中心に本州の中部
品種名:
草丈/樹高:
開花期:3~5月
花色:薄紅色
その他:


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