サンカクイ(三角葦) [水生植物]
池のほとりや川辺の砂質の湿地や休耕田に群生する多年草。
横に這う根茎があり、節から茎が1本ずつ直立し、高さ50~130cmになります。茎の横断面が三角形。茎の基部は葉鞘につつまれ、葉鞘の先端に長さ2-10cmの葉身もあります。
花序は茎に頂生しますが、苞葉が長く茎の延長のように伸びているので、茎の途中から出ているように見えます。
花序の伸びた枝の先端につく小穂は、多数の鱗片からなり、その各腋に両性花が1個ずつつきます。花被片は針状で3~5個あります。
和名の由来は、茎の断面が三角でイグサに似ていることから。
よく似たカンガレイは、株状になり、花序に枝がありません。
撮影:2020年10月4日 京都府立植物園にて
名称:サンカクイ(三角葦)
科:カヤツリグサ科フトイ属
園芸分類:水性植物
形態:多年草
原産地(分布):日本(北海道-琉球)、ユーラシア(全域)
品種名:
草丈/樹高:50~130cm
開花期:7~10月
花色:茶褐色
その他:
横に這う根茎があり、節から茎が1本ずつ直立し、高さ50~130cmになります。茎の横断面が三角形。茎の基部は葉鞘につつまれ、葉鞘の先端に長さ2-10cmの葉身もあります。
花序は茎に頂生しますが、苞葉が長く茎の延長のように伸びているので、茎の途中から出ているように見えます。
花序の伸びた枝の先端につく小穂は、多数の鱗片からなり、その各腋に両性花が1個ずつつきます。花被片は針状で3~5個あります。
和名の由来は、茎の断面が三角でイグサに似ていることから。
よく似たカンガレイは、株状になり、花序に枝がありません。
撮影:2020年10月4日 京都府立植物園にて
名称:サンカクイ(三角葦)
科:カヤツリグサ科フトイ属
園芸分類:水性植物
形態:多年草
原産地(分布):日本(北海道-琉球)、ユーラシア(全域)
品種名:
草丈/樹高:50~130cm
開花期:7~10月
花色:茶褐色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
ヒルムシロ(蛭蓆) [水生生物]
全国の湖沼、池、川、水田などの比較的浅いところに群生する浮葉性の多年草。
水中には線状の水中葉があり、水面にはスマートな光沢のある浮葉が浮かびます。浮葉は水に浮かび、濡れないために水をはじきます。水位が低下した場所では普通の草のように根をはって葉をもたげて生育します(陸生形)。土壌が十分湿ってさえおれば、水陸両用。花期は5~10月。葉腋からやや長い柄が出て、先端に棒状の緑黄色で長さ4~8cmの穂状花序つきます(これは無数の小花の集まり)。開花時には穂は水面から出て直立しますが、花が終わると横向きになって水中に入ります。
秋になると茎の先は膨らんで芋状になり、越冬芽を形成。
名前の由来は、もともとヒルのいる池や田んぼに繁殖していたことから蛭蓆と書くようになったとのことです。
撮影:2020年10月4日 京都府立植物園にて
撮影:2020年9月8日 京都府立植物園にて
名称:ヒルムシロ(蛭蓆)
科:ヒルムシロ科 ヒルムシロ属
園芸分類:水草
形態:多年草
原産地(分布):北海道から琉球列島、朝鮮半島から中国、ミャンマー
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~10月
花色:緑黄色
その他:
水中には線状の水中葉があり、水面にはスマートな光沢のある浮葉が浮かびます。浮葉は水に浮かび、濡れないために水をはじきます。水位が低下した場所では普通の草のように根をはって葉をもたげて生育します(陸生形)。土壌が十分湿ってさえおれば、水陸両用。花期は5~10月。葉腋からやや長い柄が出て、先端に棒状の緑黄色で長さ4~8cmの穂状花序つきます(これは無数の小花の集まり)。開花時には穂は水面から出て直立しますが、花が終わると横向きになって水中に入ります。
秋になると茎の先は膨らんで芋状になり、越冬芽を形成。
名前の由来は、もともとヒルのいる池や田んぼに繁殖していたことから蛭蓆と書くようになったとのことです。
撮影:2020年10月4日 京都府立植物園にて
撮影:2020年9月8日 京都府立植物園にて
名称:ヒルムシロ(蛭蓆)
科:ヒルムシロ科 ヒルムシロ属
園芸分類:水草
形態:多年草
原産地(分布):北海道から琉球列島、朝鮮半島から中国、ミャンマー
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~10月
花色:緑黄色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
カンナ・グラウカ [水生生物]
アメリカ大陸の熱帯原産のカンナ科の植物。浅瀬から湿地にかけて生育。
葉は先が尖った長卵形~長楕円形で、灰色を帯びた青緑色で、基部は茎を抱きます。7~10月頃、茎頂に総状花序を作り、薄黄色の花を咲かせます。果実は表面に柔らかい棘のある球形の蒴果(さくか)(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)。
葉は日本で園芸栽培されているカンナより幅が狭い卵状披針形で長さ30~40cm。
撮影:2020年10月4日 京都府立植物園にて
名称:カンナ・グラウカ
科:カンナ科 カンナ属
園芸分類:抽水植物、水性(湿性~挺水)
形態:多年草
原産地(分布):熱帯アメリカ
品種名:
草丈/樹高:80~150cm
開花期:7~10月
花色:黄色、橙色、赤、ピンク
その他:別名 水生カンナ
葉は先が尖った長卵形~長楕円形で、灰色を帯びた青緑色で、基部は茎を抱きます。7~10月頃、茎頂に総状花序を作り、薄黄色の花を咲かせます。果実は表面に柔らかい棘のある球形の蒴果(さくか)(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)。
葉は日本で園芸栽培されているカンナより幅が狭い卵状披針形で長さ30~40cm。
撮影:2020年10月4日 京都府立植物園にて
名称:カンナ・グラウカ
科:カンナ科 カンナ属
園芸分類:抽水植物、水性(湿性~挺水)
形態:多年草
原産地(分布):熱帯アメリカ
品種名:
草丈/樹高:80~150cm
開花期:7~10月
花色:黄色、橙色、赤、ピンク
その他:別名 水生カンナ
【 掲載植物リスト一覧表】
タカネルビーNeoソバ(高嶺ルビーNeo) [穀物]
高嶺ルビーNeoは、ピンクから赤い花を咲かせる信州そばです。信州大学農学部の氏原暉男名誉教授によりネパールで原種を発見。その後、タカノ株式会社と信州大学農学部が20年もの歳月をかけて日本でも赤い花を咲かせられるよう品種改良し、誕生したのが「高嶺ルビー」です。そこからさらなる鮮やかな赤色を目指し品種改良を行った結果、進化した「高嶺ルビーNeo」が誕生。
荒地や休耕地を赤色の花で美しく!花は切花としても楽しめます。花の後は、茎葉を刈り取って土にすき込み、緑肥とします。また、実を収穫してそばにしたり、そば茶に。
草丈40~50cmの矮性品種で、土地を選ばず栽培でき、やせ地や産地、乾燥地でもよく生育します。
*矮性品種(わいせいひんしゅ):動植物が近縁の生物の一般的な大きさよりも小形なまま成熟する性質の品種
撮影:2020年10月7日 京都府立植物園にて
名称:タカネルビーNeoソバ(高嶺ルビーNeo)
科:タデ科 ソバ属
園芸分類:穀類
形態:一年草
原産地(分布):園芸品種
品種名:
草丈/樹高:40~50cm
開花期:6~10月
花色:赤色
その他:
荒地や休耕地を赤色の花で美しく!花は切花としても楽しめます。花の後は、茎葉を刈り取って土にすき込み、緑肥とします。また、実を収穫してそばにしたり、そば茶に。
草丈40~50cmの矮性品種で、土地を選ばず栽培でき、やせ地や産地、乾燥地でもよく生育します。
*矮性品種(わいせいひんしゅ):動植物が近縁の生物の一般的な大きさよりも小形なまま成熟する性質の品種
撮影:2020年10月7日 京都府立植物園にて
名称:タカネルビーNeoソバ(高嶺ルビーNeo)
科:タデ科 ソバ属
園芸分類:穀類
形態:一年草
原産地(分布):園芸品種
品種名:
草丈/樹高:40~50cm
開花期:6~10月
花色:赤色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
シンシュウオオソバ(信州大そば) [穀物]
営利栽培用の蕎麦です。氏原暉男信州大学教授が育成した、栽培が容易な多収穫品種。種実が大きく(1000粒重は約50g)、増収性に優れています。
吸肥力が強く、大型となり、茎も太く倒伏しにくいです。夏まき、秋収穫に適する品種。
まき時:8月以降(その地区の平均初霜が降りる80~90日前)
生育期:70~90日
収穫期:11月上旬
発芽適温:20~25度
日照:日向むき
撮影:2020年10月1日 京都府立植物園にて
名称:シンシュウオオソバ(信州大そば)
科:タデ科 ソバ属
園芸分類:穀類
形態:一年草
原産地(分布):園芸品種
品種名:
草丈/樹高:60-130cm
開花期:
花色:白色
その他:
吸肥力が強く、大型となり、茎も太く倒伏しにくいです。夏まき、秋収穫に適する品種。
まき時:8月以降(その地区の平均初霜が降りる80~90日前)
生育期:70~90日
収穫期:11月上旬
発芽適温:20~25度
日照:日向むき
撮影:2020年10月1日 京都府立植物園にて
名称:シンシュウオオソバ(信州大そば)
科:タデ科 ソバ属
園芸分類:穀類
形態:一年草
原産地(分布):園芸品種
品種名:
草丈/樹高:60-130cm
開花期:
花色:白色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】