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ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡) [山野草]

 ヒレタゴボウは熱帯アメリカ原産の帰化植物。8~10月に4弁で黄色い花を咲かせます。花弁には葉脈状の筋があります。河原、放棄水田、水田の畦などの水湿地に生育します。
果実は長さ1~2cmほどの蒴果で、4稜があり四角柱状となり、上端に4枚の萼が残ります。
和名は茎に鰭(ひれ)がある田牛蒡(ごぼう)が由来です。葉はチョウジタデに似ていますが、花は大きく、茎にはより顕著な稜(あるいは翼)があります。植物体は直立して高さ1mを超えます。

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撮影:2020年10月5日 京都府立植物園にて

名称:ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)
科:アカバナ科 チョウジタデ属
園芸分類:
形態:1年草
原産地(分布):帰化種  北アメリカ、南アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:80~150cm
開花期:8~10月
花色:黄色
その他:[別名] アメリカミズキンバイ


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シマタニワタリノキ(縞谷渡りの木 [花木]

タニワタリノキ(谷渡りの木)の近縁種となります。
200個以上の小さな花が集まって1つの、直径1センチ前後の球状の花序をつくります。
小さくて確認は難しいのですが、萼片5、花弁5、雄しべ5本が花の底のほうにあるとのことです。

●タニワタリノキとシマタニワタリノキの違い
 ◇タニワタリノキは茎が無毛であるが、シマタニワタリノキには微毛がある。
 ◇葉脈の支脈と主脈の角度が、葉の先端方向に向く。タニワタリノキは直角に近い。
 ◇葉の長さは3cm強。タニワタリノキは6-9cm。
 ◇花期はシマタニワタリノキが7~8月。タニワタリノキは8~9月。
等の点から区別できます。

タニワタリノキ(谷渡りの木)】←はここで確認できます。

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撮影:2020年10月5日 京都府立植物園にて

名称:シマタニワタリノキ(縞谷渡りの木)
科:アカネ科 タニワタリノキ属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):朝鮮半島、中国
品種名:
草丈/樹高:
開花期:7~8月
花色:白色
その他:


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ハリツルマサキ(針蔓柾、針蔓正木) [常緑樹]

茎はよく分枝し、枝は時に匍匐しながら成長します。葉は楕円形~倒卵形で、浅い鋸歯があり、互生。葉腋から長さ2~3cmの鋭い棘が出ますが、棘の無いものもあるとのことです。
6~10月頃、葉腋から短い集散花序を出し、白く小さい花を付けます。果実はハート形の蒴果で赤く熟します。

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撮影:2020年10月6日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年10月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年12月2日 京都府立植物園にて

名称:ハリツルマサキ(針蔓柾、針蔓正木)
科:ニシキギ科 ハリツルマサキ属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):高知県、九州南部、沖縄、台湾、中国、フィリピン
品種名:
草丈/樹高:1~5m
開花期:6~10月
花色:白色
その他:


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エノコログサ(狗尾草) [山野草]

エノコログサ(狗尾草)は、イネ科エノコログサ属の植物で、一年生草本。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草となります。
草丈は40~70 cm。茎は細く、基部は少し地表を這い、節から根を下ろす。夏には茎が立ち上がって伸び、先端に穂をつけます。
葉は匍匐茎にも花茎にも多数ついており、イネ科としてはやや幅広く、細長い楕円形、薄く、緑色でつやがありません。
花序は円柱形で、一面に花がつき、多数の毛が突き出すので、外見はブラシ状になります。
エノコログサ最大の特徴である穂の形が犬の尻尾みたいに見えたことから「犬ころ草」からエノコログサになったと言われていて、エノコログサを漢字で書くと狗尾草となり、穂が狐の尻尾のようにも見えることから英語では「Foxtail Grass」とも呼ばれていています。また特徴的な穂を猫の前で動かすとよくじゃれつくことから「猫じゃらし」とも呼ばれている草です。


イヌビエなどの穂から出る毛は、小穂を包む鱗片(穎)の先端から伸びる芒ですが、エノコログサの場合、この毛は芒ではなく、小穂の柄から生じる長い突起となります。

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撮影:2021年8月29日 京都市伏見区にて

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撮影:2020年8月26日 京都市伏見区にて

名称:エノコログサ(狗尾草)
科:イネ科 エノコログサ属
園芸分類:
形態:1年草
原産地(分布):全世界の温帯に分布
品種名:
草丈/樹高:40~70cm
開花期:7~9月
花色:淡黄緑色
その他:


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