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ホシザキユキノシタ(星咲雪ノ下) [山野草]

ホシザキユキノシタが一般に見られるユキノシタと違う点は花の形です。通常のユキノシタは下側の2枚の花弁が長くなりますが、ホシザキユキノシタは長くならず、上側の3枚の花弁と同じくらいの長さで花弁の幅が狭い。極端なものでは下の花弁が退化して、雄しべとなっており、通常の雄しべと共に特徴的な星形の花となります。花弁の色は白色から淡紅色をしています。花は5月下旬から6月に咲き、花が咲かないと普通のユキノシタと区別することができません。
ユキノシタの変種と言われ、茨城県の筑波山で発見され、筑波山のみに生育する固有種とのことです。このためつくば市の花に選ばれ、同市の天然記念物となっています。
ユキノシタやハルユキノシタと比べ、下側の花弁2枚が短くなり、線香花火や星のような花になることからこの名前がつけられています。

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撮影:2020年6月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年5月15日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月18日 京都府立植物園にて

名称:ホシザキユキノシタ(星咲雪ノ下)
科:ユキノシタ科ユキノシタ属
園芸分類:山野草
形態:多年生植物
原産地(分布):日本
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:5~6月
花色:白色
その他:


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