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レンゲソウ(蓮華草) [山野草]

東アジアから中国が原産の「二年草」です。わが国へは17世紀ごろに渡来し、明治以後になって急速に広まりました。「げんげ(紫雲英)」というのが標準和名ですが、ふつうには「れんげ(蓮華)」、「れんげそう(蓮華草)」と呼ばれています。以前は、どこの田んぼでも種を播いて緑肥としていましたが、今ではほとんど見られなくなりました。花期は4~5月ごろ。
葉の長さは5~10cmの奇数羽状複葉で、花茎は葉腋から出てまっすぐに立ち、葉より突き出して可愛い花をつけます。花は先端に輪生状にひとまとまりにつきます。花色は紅紫色となります。
蓮華草の根にはバクテリアが付いていてこれが稲にとっていい肥料になるため、稲を植える前の水田に植えておき、花のあとですきこんで(土でならして)肥料として使われていました。
和名は、「蓮(はす)」の花に似た草、というのが名の由来です。

*二年草とは、秋に種をまいて、翌年の春に花を咲かせる植物のことです。

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撮影:2019年5月5日 京都市伏見区にて

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撮影:2019年5月5日 京都市伏見区にて

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撮影:2023年4月19日 京都市伏見区にて

名称:レンゲソウ(蓮華草)
科:マメ科 ゲンゲ属
園芸分類:
形態:二年草
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:10~20cm
開花期:4~5月
花色:紅紫色
その他:


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