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アワブキ(泡吹) [花木]

本州から九州までの山地や林でもっとも普通に観察される樹木の一つと言われています。
若枝の先に円錐形の花序を出し、広三角形の有毛で多数の花を咲かせます。花は淡黄緑白色で、花弁は円形で5個となります。
秋には直径5mmほどの球形の果実ができ、葉が緑色のうちから赤くなるのが特徴的です。また、葉が透けて見えるような黄葉も美しい。
晩春から初夏にかけて咲く白い花を泡に見立てて「アワブキ」と名付けられたという説と、燃やすと切り口から勢いよく泡が吹き出すために名付けられたという説があります。

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撮影:2019年5月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年5月31日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月18日 京都府立植物園にて

名称:アワブキ(泡吹)
科:アワブキ科 アワブキ属
園芸分類:樹に咲く花
形態:落葉広葉低木
原産地(分布):本州、四国、九州、朝鮮
品種名:
草丈/樹高:10~15m
開花期:6~7月
花色:淡黄緑白色
その他:果実成熟期 9~10月


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ナンテンハギ(南天萩) [山野草]

 ナンテンハギは、高さ30~60cm程度になる多年草。北海道から九州の草原や林縁部など、比較的日当たりのよい場所に生えます。
茎は稜があって、斜めに立ち上がり、上部はわずかにジグザグに曲がる。葉は2小葉の複葉。花は6~10月に咲き、淡紫色~紅紫色。
葉がナンテンの葉に似ていることからナンテンハギ(南天萩)と和名では呼ばれます。ハギのような木ではなく草類に属するのかも?。
別名のフタバハギは、葉が2枚ずつ付くことから。また山菜として食べられる若葉の頃はアズキナと呼ばれます。

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撮影:2019年5月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年10月1日 京都府立植物園にて

名称:ナンテンハギ(南天萩)
科: マメ科 ソラマメ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア
品種名:
草丈/樹高:30~60cm
開花期:6~11月
花色:淡紫色~紅紫色
その他:別名 フタバハギ、アズキナ



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