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トバタアヤメ(戸畑菖蒲) [草本]

トバタアヤメは、アヤメ科の多年草となります。自生状態では見られなくなった幻の花と言われています。草丈は10~15cmよ非常に低いです。花色は紫ですが、白花種もあるとか。天然記念物のエヒメアヤメに似ていますが、開花時期や葉脈が浮き出ない等の点で区別されているとのことです。
2009年、日本固有のアヤメの新変種として認定されたとのことです。
トバタアヤメは花茎が短く、葉陰に可憐な花を付けるのが特徴。

和名の「戸畑」とは、明治の末期まで、北九州市戸畑区がまだ原野だった頃に自生していて、その後絶滅したと考えられていたトバタアヤメが、昭和33年に区内の農園で大切に栽培されていたことがわかってから、地域上げて保存と普及の活動されてきた伝説の花とのことで、それが名前の由来です。

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撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて

名称:トバタアヤメ(戸畑菖蒲)
科:アヤメ科 アヤメ属
園芸分類:
形態:多年生草本
原産地(分布):日本
品種名:
草丈/樹高:10~15cm
開花期:5月
花色:紫色
その他:


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