SSブログ

ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲) [草花]

高原の湿原などに生え、都会ではあまり見かけないようです。
茎先で枝分かれしてて花径8cmくらいの紫色の花をつけ、外花被片は3枚あり、円形ないし心形で大きい。
文目(アヤメ)と同様の網目模様が入り、内花被片は文目(アヤメ)よりも短く、目立ちません。
雌しべの花柱は三つに分かれ、花びら状に見えます。花は一日花で、朝開き夕方にはしぼんでしまいます。
和名は、葉の出方が檜扇(ヒオウギ=ヒノキの薄板を重ねた扇で、古くに宮中などで用いたもの)に似ることに由来します。


ヒオウギアヤメ-1(20190520).jpg ヒオウギアヤメ-2(20190520).jpg ヒオウギアヤメ-3(20190520).jpg ヒオウギアヤメ-4(20190520).jpg ヒオウギアヤメ-5(20190520).jpg ヒオウギアヤメ-6(20190520).jpg ヒオウギアヤメ-7(20190520).jpg
撮影:2019年5月20日 京都府立植物園にて

名称:ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)
科:アヤメ科 アヤメ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州の中部以北、中国東北部、東シベリア、北アメリカにも分布
品種名:
草丈/樹高:60~70cm
開花期:5~7月
花色:紫色
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

タカネナデシコ(高嶺撫子) [山野草]

エゾカワラナデシコの高山型の変種(又は亜種)となります。
 葉は対生し、線状披針形。花は茎頂に1~3個つき、直径4~5㎝、やや濃い淡紅色となります。開花時期は6-8月で、花弁は5個で先端が細かく裂けます。雄しべは10個。萼の基部に2対の苞があり、エゾカワラナデシコと同じように十字対生し、苞の先が芒状に鋭く尖ります。
花弁は5個、花弁の爪部(萼筒の中の花弁の細い部分 claw)は長さ1.5~3㎝。花弁の舷部(花弁の広がった部分 limb)は長さ約3㎝の広倒卵形。花弁の先は細かく深裂し、舷部の基部に紫褐色の毛が生えるのが特徴。苞は2対が、エゾカワラナデシコと同じように十字対生し、苞の先が芒状に鋭く尖る。雄しべ10個。
カワラナデシコ が平地、エゾカワラナデシコが高原なら、このタカネナデシコは名前のように亜高山~高山に生育する高山植物です。

タカネナデシコ-1(20190520).jpg タカネナデシコ-3(20190520).jpg タカネナデシコ-4(20190520).jpg タカネナデシコ-2(20190520).jpg タカネナデシコ-5(20190520).jpg
撮影:2019年5月20日 京都府立植物園にて

名称:タカネナデシコ(高嶺撫子)
科:ナデシコ科 ナデシコ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):在来種 北海道、本州(中部地方以北)、中国、アジア及びヨーロッパの高山帯
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:6~8月
花色:やや濃い淡紅色
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

シロウマアサツキ(白馬浅葱) [山野草]

海岸や山地の草地や岩上、河川敷などに生育する多年草で、茎の高さは20~60cmで円筒形となります。茎頂の直径3~4cmの散形花序に、紅紫色の花を多数つけます。花被片は6個で長さ6~8mmで先がとがります。葉は円筒形で、根際につきます。
よく似たアサツキは雄しべの長さが花被片の1/2~2/3と短いとのことです。
シロウマは、長野県の白馬岳のことで、シロウマアサツキの群生が見られるという。

シロウマアサツキ-1(20190520).jpg シロウマアサツキ-2(20190520).jpg シロウマアサツキ-3(20190520).jpg シロウマアサツキ-4(20190520).jpg シロウマアサツキ-5(20190520).jpg
撮影:2019年5月20日 京都府立植物園にて

名称:シロウマアサツキ(白馬浅葱)
科:ヒガンバナ科 ネギ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州(北から山口県まで)、サハリン(樺太)、北朝鮮、アジア東北部、東シベリア
品種名:
草丈/樹高:20~60cm
開花期:6~7月
花色:淡紅紫色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

ウリノキ(瓜の木) [花木]

花は5~6月に、葉腋の集散花序に数個の白い花が咲きます。花の形は、蕾の時は、細長い円柱形で、開くと6~8本の花弁が、外側にくるくると巻き上がります。雄しべは6~8本、雌しべは雄しべより少し長く突き出ます。
葉は単葉で互生で、3~5浅裂し、各裂片は全縁で、先端が尾状に尖ります。質薄く、表面はまばらに毛があり、裏面はやや密に毛があります。
和名は、葉の形態がウリに似ていることに由来します。私は花の蕾の形がキュウリににているからかと(-_-メ)

ウリノキ-1(20190511).jpg ウリノキ-2(20190511).jpg ウリノキ-3(20190511).jpg
撮影:2019年5月11日 京都府立植物園にて

ウリノキ-4(20190520).jpg ウリノキ-5(20190520).jpg ウリノキ-6(20190520).jpg
撮影:2019年5月20日 京都府立植物園にて

ウリノキ-7(201907023).jpg ウリノキ-8(201907023).jpg
撮影:2019年7月23日 京都府立植物園にて

名称:ウリノキ(瓜の木)
科:ミズキ科 ウリノキ属
園芸分類:
形態:落葉小高木
原産地(分布):中国の中部と東北部、朝鮮半島と日本
品種名:
草丈/樹高:2~4m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:


nice!(0)  コメント(0)