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アカバナオガタマ [花木]

近年日本に導入されたもので中国名を「紫花含笑(ズーホアハンシャオ)」とのことです。枝葉はカラタネオガタマに似ていますが、葉は濃緑色で光沢があります。花は濃い帯紫色で、花色には濃淡があります。香りはありますが、カラタネオガタマほど強くないとのことです。

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撮影:2022年5月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月28日 京都府立植物園にて

名称:アカバナオガタマ
科:モクレン科 オガタマノキ属
園芸分類:花木
形態:常緑低木
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:4m
開花期:4~6月
花色:紫色
その他:


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ウイキョウ(茴香) [山野草]

原産地は地中海沿岸、セリ科の植物です。高さが2mに達する大型の多年草です。葉は羽状に細かく分かれ、5~6月頃になると黄色の傘状の小さい花を多数つけます。植物全体が香り高く、そのため料理などにもよく用いられています。生薬としては、セリ科ウイキョウの果実を乾燥したものを用います。
古くはローマ時代から栽培されてきた野草で、胃薬、香料などに使用されます。「魚のハーブ(fish herb)」ともいわれ、 魚料理にもよく使われるとのことです。

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撮影:2019年6月26日 京都府立植物園にて

名称:ウイキョウ(茴香)
科:セリ科 ウイキョウ属
園芸分類:野草
形態:多年草
原産地(分布):地中海沿岸原産
品種名:
草丈/樹高:2mほど
開花期:5~6月
花色:黄色
その他:別名 「フェンネル」、 「呉の母(くれのおも)」(古名)


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オオハンゲ(大半夏) [山野草]

林縁や日陰の沢沿いに見られます。
葉は根茎から20~30cmの柄を1~2本出して上部に大型の葉を1枚つけます。葉は緑色で10~20cm、掌状に3深裂して葉片は広卵形、先端は尖り、水平に開き葉縁は波うちます。
花は、5~7月に葉茎を1本高さ20~50cmに出してカラスビシャクに似た肉穂状花序の仏炎包をつけるます(見た目には殆どそっくり)。
緑色の仏炎包の中の下部には雌花、中部から出る中軸の基部には雄花を多数つけ、10~25cmの長く伸びてむちのように立ちます。

サトイモ科ハンゲ属のオオハンゲとカラスビシャクとの違いは、オオハンゲは大型で、葉柄にムカゴが出来きません。葉が1枚の葉が3深裂となります。
カラスビシャクは小型、葉柄にムカゴができ、葉が3枚の小葉になっています。

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撮影:2020年6月22日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月28日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年12月1日 京都府立植物園にて

名称:オオハンゲ(大半夏)
科:サトイモ科 ハンゲ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):本州(関東以西)、四国、九州、奄美大島、沖縄県。
品種名:
草丈/樹高:20~60cm
開花期:5~7月
花色:緑色
その他:


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アメリカタニワタリノキ(アメリカ谷渡りの木) [花木]

湿地や湿り気のある林に生育し、7~8月ごろ、枝先に径2~3.5cm程度の球状花序を出し、白色の筒状小花を多数つける。各花の花冠は4裂する。
頭状花は、淡黄白色の5mm程度の小さな花が集合したもので丸い花から四方に広がる人工衛星を思う花姿から別名では「人工衛星の木」とも言われる。
雄しべは4個あり、花冠とほぼ同じ長さ、雌しべは花の外に長く突き出して柱頭が棍棒状(こんぼうじょう)になる。
果実は、8~11月頃、暗褐色に熟するが有毒で食べることは出来ない。
葉は対生または3輪生する単葉で、楕円形~卵形、表面には光沢があり、全縁。
よく似たものに「タニワタリノキ」がある。タニワタリノキの花期は8~10月ですが、こちらは7~8月で、タニワタリノキよりも一輪の花のロートが長く、葉の表面には照りがない。

タニワタリノキ、シマタニワタリノキ、タマガサノキはいずれも球状の美しい集合花を持ち、区別が難しいが、タマガサノキのみが落葉樹である。もう一つの特徴は、集合花の中の小さな花の花冠が4裂していることである。他の2つでは花冠は5裂する。葉は全縁で対生する。


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撮影:2022年7月5日 京都府立植物園にて


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撮影:2019年6月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年10月12日 京都府立植物園にて

タニワタリノキ(谷渡りの木)はこちらで確認できます。
その違いがよく分からない私でした。


名称:アメリカタニワタリノキ(アメリカ谷渡りの木)
科:アカネ科 タニワタリノキ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):北アメリカ東部~キューバ
品種名:
草丈/樹高:5~7m
開花期:6~7月
花色:淡黄白色
その他:別名「人工衛星の木」 タマガサノキ(玉傘木)


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ゴボウ(牛蒡) [野菜]

日本で自生はしていませんが、縄文時代の遺跡からは植物遺存体として確認されており、縄文時代か平安時代に日本に伝わったともいわれます。日本人が食すようになったのは江戸時代から明治にかけてであり、根や葉を食用とします。茎の高さは1mほど、主根の長さは品種にも寄りますが50cm~1mほどになります。花期は6~7月。紫色のアザミに似た総苞にトゲのある花を咲かせます。そう、私たちが普段、食べる野菜のゴボウです。
葉は根際から生え、長い柄のある心臓形で、葉の裏には柔らかい綿毛が密生しています。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)です。
根を野菜として食用にするのは日本と台湾、朝鮮半島だけだそうで、中国では漢方・西洋ではハーブとして用いられています。
2年以上の株を干したものを生薬の牛蒡根(ごぼうこん)といい、食欲増進、発汗利尿などの薬効があります。
種子を干したものを生薬の悪実(あくじつ)といい、抗菌、血糖降下、血管拡張などの薬効があります。

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撮影:2023年7月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月20日 京都府立植物園にて

名称:ゴボウ(牛蒡)
科:キク科 ゴボウ属
園芸分類:野菜
形態:多年草
原産地(分布):北部ヨーロッパ、シベリア、中国東北部
品種名:
草丈/樹高:40~150cm
開花期:6~8月
花色:紫
その他:


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ハナアオイ(花葵) [草花]

ハナアオイは、タチアオイと混同されることがありますが、ハナアオイ属(ラバテラ属)の秋(春)播き一年草です。アオイ科の特有のフヨウやムクゲに似た花が一面に咲きます。
茎は直立し、よく分枝します。葉は心形でごく浅く切れ込みが入り、長い葉柄があり、互生となります。7~10月頃、葉腋に5弁花を咲かせます。花はピンクや白などがあります。

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撮影:2019年6月20日 京都府立植物園にて

名称:ハナアオイ(花葵)
科:アオイ科 ハナアオイ属
園芸分類:春(秋)播き一年草
形態:
原産地(分布):南ヨーロッパ、地中海沿岸地方
品種名:クールホワイト
草丈/樹高:80~100cm
開花期:5~10月
花色:ピンクや白色
その他:


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ヒメフウロ(姫風露) [山野草]

本州や四国の一部の石灰岩地に自生し、葉は向かい合って生える(対生)で、深く3つに裂け、小葉はさらに1、2回羽状に深く裂けます。
葉の脇から細長い柄を出し、先に紅色の小さな花1、2輪ずつつけます。花径は15~20mmくらいで、花びらは5枚となります。花びらには濃い紫色の筋が2本入り、花の柄や萼片には毛が生え、雄しべは5本、雌しべは1本となります。
別名を塩焼草(シオヤキソウ)で、この名は、全体に特有の匂いがあり、この匂いが塩を焼いたときの匂いに似ているところからきているとのことです。

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撮影:2020年6月21日 京都府立植物園にて


名称:ヒメフウロ(姫風露)
科:フウロソウ科 フウロソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:越年草
原産地(分布):滋賀県の伊吹山、岐阜県、三重県、徳島県剣山 北半球の温帯や南アメリカに広く分布
品種名:
草丈/樹高:20~40cm
開花期:5~8月
花色:赤色
その他:別名を塩焼草(シオヤキソウ)


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ウツボグサ(靫草) [山野草]

ウツボグサは、海岸近くから高原の日当たりのよい草原や道端で見られる植物です。
 花期は、5~8月までで、茎の頂きに唇形花を密集して穂状につけます。花が終わると地面に接した部分が枝を分岐して拡がり、その先端が翌年の苗になり叢生します。花が終わると花穂は褐色になり、枯れたかに見えます。褐色になって毛ばだった花穂には、たくさんの種子がついているので、こぼれ種でもよく増えます。
その花穂は、日本薬局方に入っていて生薬では夏枯草(カゴソウ)と呼ばれ、漢方では夜に悪くなる眼球の痛みや、涙のう炎などに処方されています。民間療法では、煎液を口内炎や扁桃炎に、うがい薬として、また膀胱炎、腎臓炎などに利尿薬として用いられています。

ウツボとつけば、魚や、食虫植物のウツボカズラと似ているからなのかと思いますが、名前の由来は、弓を入れる矢筒を靫(うつぼ)に由来します。その靫を保護する毛皮に、毛羽だった花穂が似ていることに依るとのことです。

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撮影:2019年6月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月22日 京都府立植物園にて

名称:ウツボグサ(靫草)
科:シソ科 ウツボグサ属
園芸分類:山野草,草花,ハーブ
形態:多年草
原産地(分布):中国東北部~朝鮮半島、日本列島
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:5~8月
花色:紫色
その他:別名 夏枯草(かこそう)


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トキワレンゲ(常磐蓮華) [花木]

トキワレンゲはモクレン科の常緑となります。樹高は、2m程度小型です。葉は大型の楕円形で短い葉柄を持ち枝に互生となります。葉質は膜質で、表面には光沢があります。3~10月頃、葉腋に径5cm程度の白い丸い餅のような花を下向きに咲かせます。
開花時に夜間になると強いメロン(バナナという意見も)のような芳香を放つとのことです。花は一日花です。
花の形から別名をシラタマモクレンとも言われます。

花が咲くのを待っているのですが、花が一日花とのことなのでタイミングが合うかどうか?
何とか花を見つけました(^_^)ニコニコ

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撮影:2019年5月31日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月24日 京都府立植物園にて

名称:トキワレンゲ(常磐蓮華)
科:モクレン科 モクレン属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):中国広東省
品種名:
草丈/樹高:
開花期:3~11月
花色:白色
その他:別名 シラタマモクレン(白玉木蓮)、マグノリア・ココ



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ヒメユリ(姫百合) [球根植物]

中国北部、朝鮮半島、アムール、日本に分布するユリの仲間です。
他のユリ類と比べると小さな花になります。また、花が星形に開くので『スター・リリー』の英名があります。日本の自生地では群生せずに、まばらに生えることが多いです。
分布する地域によって開花時期、球根の形状や性質、草丈などが大きく異なり、いくつかの種類(変種)に分けられます。草丈は30~100cmで、茎は直立します。主な開花時期は6~7月です。大きさは径5~8cmほどで、星形に開いた花が上向きに付きます。色は緋色~橙赤色で、多いものでは1本の茎から10数輪を咲かせます。球根は分球する(増える)ものとしないものがあるようです。
花びら、花粉、雄しべが同色というのが特徴かな?

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撮影:2022年5月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年6月17日 京都府立植物園にて

名称:ヒメユリ(姫百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:野に咲く花
形態:球根
原産地(分布):中国 朝鮮半島 日本
品種名:
草丈/樹高:30~100cm
開花期:6~7月
花色:緋色~橙赤色
その他:




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