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エノコログサ(狗尾草) [山野草]

エノコログサ(狗尾草)は、イネ科エノコログサ属の植物で、一年生草本。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草となります。
草丈は40~70 cm。茎は細く、基部は少し地表を這い、節から根を下ろす。夏には茎が立ち上がって伸び、先端に穂をつけます。
葉は匍匐茎にも花茎にも多数ついており、イネ科としてはやや幅広く、細長い楕円形、薄く、緑色でつやがありません。
花序は円柱形で、一面に花がつき、多数の毛が突き出すので、外見はブラシ状になります。
エノコログサ最大の特徴である穂の形が犬の尻尾みたいに見えたことから「犬ころ草」からエノコログサになったと言われていて、エノコログサを漢字で書くと狗尾草となり、穂が狐の尻尾のようにも見えることから英語では「Foxtail Grass」とも呼ばれていています。また特徴的な穂を猫の前で動かすとよくじゃれつくことから「猫じゃらし」とも呼ばれている草です。


イヌビエなどの穂から出る毛は、小穂を包む鱗片(穎)の先端から伸びる芒ですが、エノコログサの場合、この毛は芒ではなく、小穂の柄から生じる長い突起となります。

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撮影:2021年8月29日 京都市伏見区にて

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撮影:2020年8月26日 京都市伏見区にて

名称:エノコログサ(狗尾草)
科:イネ科 エノコログサ属
園芸分類:
形態:1年草
原産地(分布):全世界の温帯に分布
品種名:
草丈/樹高:40~70cm
開花期:7~9月
花色:淡黄緑色
その他:


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