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カプシクム・シネンセ(キャロライナ・リーパー) [野菜]

2013年に世界一辛い唐辛子としてギネスに記録されている唐辛子です。
 「キャロライナ・リーパー」は激辛とうがらしで知られる「ハバネロ」をはじめ「ブート・ジョロキア」、スコッチボンネット、「トリニダード・スコーピオン」「アヒ・リモ」などと同じシネンセ種に分類されるトウガラシの一種です。
「キャロライナ・リーパー」の果実は色は赤で表面が細かく縮れた感じになっています。また、先端部分が潰したように横向きにひしゃげているものが多く、この曲がった先端を、大きな鎌を持つ死神、リーパーに見立ててつけられ名前が付けられています。
花は薄緑。果実は、卵形に近いものが多い。
トウガラシ属は多くの種類がありますが、多くは熱帯アメリカが原産地。熱帯では多年草ですが、日本などの温帯では1年草に分類されます。

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撮影:2019年12月11日 京都府立植物園にて

名称:カプシクム・シネンセ(キャロライナ・リーパー)
科:ナス科 トウガラシ属
園芸分類:
形態:多年草、または亜低木 日本では1年草
原産地(分布):熱帯~亜熱帯アメリカ
品種名:キャロライナ・リーパー
草丈/樹高:20~100cm
開花期:6~12月
花色:黄緑
その他:


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ヤクシソウ(薬師草) [山野草]

北海道~九州の山野の日当たりのよいところに生えます。茎は直立して、高さ40~80cmになる2年草、枝は、上部で枝分かれします。葉は、根生葉を長い柄がありさじ形、茎から出る葉は、茎を抱き長楕円形、薄く柔らかく、葉縁には粗い鋸歯があり、全体に無毛、枝を折ると、白い乳液を出します。
花は、8~11月、枝の上部に群がってつき、黄色の舌状花が10~14枚、中央の筒状花も10~14個です。花は、花期を過ぎると下向きになる特徴があるようです。
果実は、痩果で黒褐色、短毛があり、冠毛は白色となります。
枝を折ると白い乳液が出ることから、別名でチチクサ(乳草)とも呼ばれます。
若菜は食べられるようです。

和名の由来は、葉の形が薬師如来の光背(後光)に似ているというのが名前の有力説のようです。
別名には、ニガミグサは苦みが強い、チチクサは茎葉を折ると白い乳液が出ることから、ウマゴヤシは馬が好んで食べることからついたと言われています。

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撮影:2019年11月20日 京都府立植物園にて

名称:ヤクシソウ(薬師草)
科:キク科 アゼトウナ属(オニタビラコ属)
園芸分類:野に咲く花
形態:二年草
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州の山野
品種名:
草丈/樹高:40~80cm
開花期:8~11月
花色:黄色
その他:


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トウガラシ「タカノツメ(鷹の爪)」 [野菜]

「鷹の爪」とは、「唐辛子」の一品種で、日本における「唐辛子」の代表的な品種で、強い辛みが特徴です。
実は小さく、先がとがってやや曲がった紡錘形です。長さはおよそ6cmほど。この形が鷹の鉤爪を連想させることからこの名があります。熟すと鮮やかな赤色になります。乾燥させた実を丸ごと、あるいは輪切りや粉末にして香辛料としてつかいます。
実は、辛味が強く、特に種子が非常に辛いと言われますが、実際に辛いのは胎座の部分です。生の鷹の爪から胎座を取り除いた種子や果肉には辛いと感じるほどの辛味成分カプサイシンはほとんど含まれていないそうです。しかしながら一般的に売られている鷹の爪は収穫後に乾燥させた物である場合がほとんどで、乾燥させることにより辛味は胎座から種子や果実に広がるそうです。それで、乾燥させて粉末にしたものは辛いということになります。

鷹の爪はナス科のトウガラシ属の中に含まれている、品種の名前です。
ナス科のトウガラシ属に属する植物から取れる果実を一般に唐辛子と呼び、トウガラシには「鷹の爪」「ハラペーニョ」「ハバネロ」「しし唐」「キャロライナリーパー」「ブート・ジョロキア」などといった数千種類の品種が存在します。
つまり「鷹の爪はトウガラシである」というのは正しいですが、「トウガラシは鷹の爪である」というのは正しくありません。「トウガラシの1種に鷹の爪という品種がある」というのが正しいことになります。

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撮影:2019年12月11日 京都府立植物園にて

名称:トウガラシ「タカノツメ(鷹の爪)」
科:ナス科 トウガラシ属
園芸分類:野菜
形態:一年草
原産地(分布):中南米
品種名:鷹の爪
草丈/樹高:40~60cm
開花期:7~9月
花色:白色
その他:


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オオシロショウジョウバカマ(大白猩々袴) [山野草]

ショウジョウバカマの白花種のシロバナショウジョウバカマと同じく花が白色で、徳之島から琉球列島、西表島にかけて分布。絶滅の危険が増大している種で絶滅危惧II類に指定されています。
 草丈7~27cmの多年草です。葉は常緑で、8~17個が根元にロゼット状につき、へら状倒披針形で長さ10~25cmほどです。幅は1.5~3.5cmほどです。
花は茎頂に総状に7~20個つきます。花冠は白色で長さ15~20mmと大きい。花被片は6個です。

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撮影:2019年12月20日 京都府立植物園にて

名称:オオシロショウジョウバカマ(大白猩々袴)
科:シュロソウ科 ショウジョウバカマ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):沖縄(沖縄島北部、石垣島、西表島)
品種名:
草丈/樹高:7~27cm
開花期:1~2月
花色:白色
その他:ユリ科に分類されることもあるようです


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ハマウド(浜独活) [山野草]

関東地方以西~沖縄の海岸に生えます。高さ1~1.5m。茎は太くて暗紫色を帯び、赤色の筋があり、上部で枝分かれしています。葉は大型の1~2回3出羽状複葉で、葉柄の基部はふくらんで鞘状です。小葉は卵状楕円形で厚くて強い光沢があり、ふちには細かい鋸歯があります。枝先から複散形花序を出し、白色の小さな花を密につけます。花柄の基部につく総苞片、小花柄の基部の小総苞片はいずれも細長い。果実は扁平な広楕円形、2個の扁平な分果がくっいています。分果は長楕円形で、両側の隆起線が広く翼状にはりだして軍配のように見えます。
和名は「浜に生えるウド」の意で名付けられました。薬草のようです。

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撮影:2019年12月17日 京都府立植物園にて

名称:ハマウド(浜独活)
科:セリ科 シシウド属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):在来種  本州(関東以西)、四国、九州、沖縄
品種名:
草丈/樹高:100~150㎝
開花期:4~6月
花色:白色
その他:別名 オニウド


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オキナワハグマ(沖縄白熊) [草花]

山地に生える多年草で、高さは35~75cmほどになります。葉は茎の中ほどにやや輪状に集まり、長柄があり、卵形、不揃いな鋸歯があります。
頭花は総状又は複総状に付き、小花は3個。花冠は白色で、長さ11mmほど、筒部は4.5mmほど。花期は11~2月。トカラ列島以南~沖縄に分布します。
果実には冠毛があり、風によって種子散布されます。
マルバハグマ、オキナワテイショウソウの名を持ちます。

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撮影:2019年12月16日 京都府立植物園にて

名称:オキナワハグマ(沖縄白熊)
科:キク科 モミジハグマ属
園芸分類:
形態:多年生草本
原産地(分布):九州(トカラ列島以南)~沖縄
品種名:
草丈/樹高:35~75cm
開花期:11~2月
花色:白色
その他:別名マルバハグマ


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クニフォフィア・クリスマス チェアー [草花]

トリトマは、熱帯アフリカ、南アフリカに約70種が分布するツルボラン科の常緑性多年草です。
南アフリカ原産の植物ですが、自生種の多くは標高1000m以上の高地に分布しいるため、耐寒性が高いのが特徴です。
かつてはユリ科に分類されていましたが、近年になってツボラン科に変更され、それに伴い属名もトリトマ属からシャグマユリ属に変更されました。
トリトマの名前は、旧属名がそのまま流通名として定着したものです。
日本へは明治時代中期に渡来しています。

花期になると、真っ直ぐに伸ばした花茎の先に総状花序を出し、多数の花を下向きに咲かせます。
花は先が浅く6裂した細長い筒状で、蕾の段階では鮮やかなオレンジ色をしており、咲き進むと黄色に変化します。
花序は下から上へと咲き進むため、オレンジ色から黄色へと変化する美しいグラデーションを見ることが出来ます。
和名の「シャグマユリ(赤熊百合)」の名前は、この花穂を帽子などの装飾に使うシャグマ(赤熊)に見立てたものです。

掲載の品種は園芸種となります。

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撮影:2021年12月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年12月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年12月14日 京都府立植物園にて

名称:クニフォフィア
科:ツルボラン科 シャグマユリ属(クニフォフィア属)
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):南アフリカ 
品種名:クリスマス チェアー
草丈/樹高:60~120cm
開花期:5月~11月
花色:黄、オレンジ
その他:和名:シャグマユリ(赤熊百合)


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オオモクゲンジ(大木欒子) [花木]

中国及び朝鮮半島の南部を原産とするムクロジ科の高木です。モクゲンジよりも葉が大きいため名付けられました。
樹皮は茶褐色で、若いときは滑らかで皮目が目立ますが、後に不規則に割れ、剥がれ落ちます。
葉は互生し、奇数二回羽状複葉です。
9月ごろにモクゲンジよりやや小さい花を咲かせます。
その後10~11月に、枝先の円錐花序に、袋状の淡紅色の実がたくさんつけます。実は特徴的な形状で、別名のフクロミ(袋実)モクゲンジのとおり袋状になり、遠目からもよく目立ちます。

【モクゲンジとの見分け方】
・モクゲンジは夏(7~8月上旬)に開花、オオモクゲンジは初秋(9月)に開花。
・モクゲンジの葉はギザギザがあったり複雑な形になったりしますが、オオモクゲンジは別名(マルバモクゲンジ)のとおり、基本的には丸に近い葉を持つ(幼樹は除く)。


今回の撮影は、時期が遅く、綺麗な袋状の淡紅色の実の姿を見逃してしまいましたが・・・

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撮影:2019年12月13日 京都府立植物園にて

名称:オオモクゲンジ(大木欒子)
科:ムクロジ科 モクゲンジ属
園芸分類:
形態:落葉広葉 高木
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:10~20m
開花期:9月ごろ
花色:黄色
その他:別名 マルバノモクゲンジ、フクロミモクゲンジ


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タイワンモクゲンジ(台湾木欒子) [花木]

台湾では大きくなると樹高が20m前後にも達するそうですが、日本では高くてもせいぜい5~7mほど。花期は9~10月ごろで、枝先に長さ30~60cmの長い円錐花序を付け、小さい黄色の5弁花をいっぱい付けます。ただし、黄色い花火のような花の期間は非常に短いようです。その様子を金色の雨にたとえ、欧米では「ゴールデン・レイン・ツリー(金雨の木)」と呼ばれるとのことです。
花の後、果実が大きくなるにつれてピンク色の果皮が目立つようになります(私もそれを見て気がつきました)。ブーゲンビリアの花びら(苞)に似た紙質の袋状で、鈴なりになって紅葉のように樹冠を覆います。葉が落ちた後も樹上に長く付いたままで、それを花と間違えそうです。
果皮の中には、直径5mm程で真っ黒の種子が2、3個入っていて、固い。この種子の固い性質を利用して、数珠やネックレスが作られます。

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撮影:2019年11月22日 京都府立植物園にて

名称:タイワンモクゲンジ(台湾木欒子)
科:ムクロジ科 モクゲンジ属
園芸分類:花木
形態:落葉高木
原産地(分布):台湾、ジャワ島に分布
品種名:
草丈/樹高:日本では5~7m
開花期:9~10月
花色:黄色
その他:別名「センダンバノボダイジュ(栴檀葉の菩提樹)」


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「エレガンスみゆき」サクラ [花木]

 エレガンスみゆきは、埼玉県の育種家が開発した新しい桜です。花は、八重咲きで鮮やかなピンク色の非常に美しい桜です。
 桜というと一般には吉野桜のように4月ごろに開花するものが多い中、エレガンみゆきはまだ冬もやってきていない晩秋から花を楽しむことができます。地域によっては10月にはポツポツと咲き始めることもあり、季節の移ろいに関わらず、4月ごろまで咲き続けます。
成長がゆっくりでコンパクトな樹形で20年くらいで高さ、葉張りとも5mくらいまでと庭植えの他、鉢植えや盆栽にも適していると言われています。

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撮影:2019年12月12日 京都府立植物園にて

名称:サクラ「エレガンスみゆき」
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:
形態:耐寒性落葉中低木
原産地(分布):園芸種
品種名:エレガンスみゆき
草丈/樹高:1.5~2m
開花期:11~4月頃
花色:ピンク色
その他:


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